ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

底流

2007年06月08日 | ノンジャンル
なんだか、このところ不思議な感覚を覚える事があって、それを
自分なりに分析しながら、書き記してみたが、かなり長く
なってしまい、それでもまとまらない。

慨すれば、人間の身勝手さと、傲慢さと、馬鹿さ加減に
嫌気がさす反面、その底流を深く辿れば、生命の大きな、大きな
広がりの中で、全てが繋がって関連しあっていて、一つの雄大な
リズムをつくっている。そこには、執着すべき個体も、自我も、
意識も無く、強いて言えば法則的なものがあるに過ぎない。

その底流はもちろんの事、人間だけでなく、ありとあらゆる生命、
万象を包含し、大律動を繰り返していく。

時にその深層の律動が、無意識をさかのぼり、意識と無意識の
境目あたりにまで達する事があるようで、その瞬間に、自分と
いうものを離れた、不思議な感覚に襲われることがある。

もう、自分の一生の終焉にまで目が届く年になってきた。
残り、まともに事を成すことが出来る時間を30年として、
自分が何を成すべきかを真剣に考えながら、行動すべき時期に
来ているのかもしれない。

出来れば、自分はこの為にこそ、今のこの世に生まれて来たのだと
確信できるもの(天命とでも言おうか)を掴みたいと思うのである。