Various Topics 2

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※旧Various Topics(OCN)

日本の武器商人たち-「戦争はビジネスチャンス」と言う元防衛大臣

2016年02月29日 | 武器輸出・TPP・モンサント・農薬

日本の武器輸出を推進派の人達について書いてきましたが、新聞の整理をしていて気が付いた記事を紹介します。 

東京新聞(2016年2月11日朝刊)
変質する「平和」3
殺傷リスク抱え輸出視野 

「10年前には、日本でこういう展示会をするなんて考えられなかった」
国内初の武器展示会に企業の参加を呼び掛けた防衛技術協会の職員は、欧米やアジアなど40カ国の軍人や防衛企業120社の社員らが集まる会場で感慨深げに語った。 

防衛、外務、経済産業の三省が講演する展示会は昨年5月、横浜市のイベントホールで開かれた。テニスコート10面分にも及ぶ会場に無人攻撃機の模型や戦艦の砲塔の実物大模型が並ぶ。サクラをイメージしたディスプレーが目を引く日本ブースでは、潜水艦や護衛艦などのパネルや模型が展示され、自衛官らが海外の軍人にチラシを配って談笑した。自衛官らは横須賀基地の護衛艦見学ツアーも組んだ。 

開催に関わった森本敏・元防衛相は会見で「以前は『日本が武器商人になっていくのか』『リスクを負いたくない』という慎重な会社が多かったが、この分野にビジネスチャンスが開かれていることに多くの企業が気づきはじめている」と誇らしげに語った。 

ほとんどが様子見 

安全保障関連法案の国会審議が大詰めを迎えていた昨年9月15日、経団連は「防衛装備品の海外移転」、つまり「武器輸出」を国家戦略として推進すべきだ」と提言した。 

展示会には、国内から三菱重工業や川崎重工業など12社が参加。単独ブースを出したNEC幹部は「以前は海外展示会の視察に行っても、自社製品は展示しなかった。この機会を積極的に捉えたい」と語る。 

企業も武器輸出に前のめりになっているようだが、「様子見がほとんど」と話す大手防衛企業の元幹部も。「民生品が軍事でも売れるならいいかなというのが本音。武器は負のイメージが強く、投資意欲も弱い。展示会に参加を要請された企業の8割以上が参加を見送ったようだ」と話す。 

(後略) 

ウィキペディア
森本敏
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E6%9C%AC%E6%95%8F 

元防衛大臣が、
「武器輸出はビジネスチャンス」
と、セールスマンと化している恐ろしさ。

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