約100年前のニューヨークから発想を得た『メトロポリス』の近未来都市。
100年後のニューヨーク、それ以前にシカゴで超高層ビルを建てられていて、景観に保守的だった欧州でも競って建てるようになり、みるみる間にアジア、中東、アフリカにも広がりました。
日本の最初にできた超高層オフィスビルは霞が関ビル(1970年竣工)
オイルショックで竣工が遅れたもののサンシャインシティが霞が関ビルに続き、この二つのビルが建った時は大きくニュースで取り上げられました。
映画『メトロポリス』が作られてから約100年-6(1968年シンガービルディング解体から近未来化は始まったのでは) - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
で、「1968年が近未来化都市の始まりではないか」と書きました。
「近未来」が「超高層」になった理由はもちろん「土地の値段」の関係も一番ですが、「天により近い建物」を神聖なものとしたり、「帝国」をイメージで来たから、世界各国で「高さ」にこだわる開発がなされたように思うのです。
(帝国の国-ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルディングは1940年代に竣工したものですが、その名は「帝国の国のビル」で、米国を「Empire State (帝国の国)」と呼ぶようです。
911でテロたちが狙ってもおかしくないのは貿易センタービルより「エンパイア・ステート・ビル」の方だったのではなかったのか。
エンパイア・ステート・ビルディング - Wikipedia)
フランスのパリは、住民の反対が多くてニューヨーク化は遅れましたが、
1983年のルーブル美術館前のピラミッド建設から何か変わったよう。
ここはフランス? - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
完成から30年、ルーブル美術館のピラミッド 嫌われものから象徴へ 写真7枚 国際ニュース:AFPBB News
ロンドンの方は・・・