知人が先週送ってきてくれたものです。
現代
日本人だけが知らない!日本の野菜は海外で「汚染物」扱いされている
野放しの農薬・化学肥料大国
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50668
「奇跡のリンゴ」を作った男・木村秋則と、「ローマ法王に米を食べさせた男」・高野誠鮮の二人が、往復書簡のやりとりで日本の農業の未来を語り尽くした刺激的対論集『日本農業再生論』が発売され、話題となっている。
TPPの対応で揺れ、原発事故で安全安心が揺らいでいる日本の農業――。
人のやらないことをやり、大きな結果を出してきた木村と高野が、今の農業の問題点を洗い出し、膿を出し切った上で、その先に進むための「自然栽培」という切り札について、熱く書き上げた往復書簡。その一部を紹介しよう。
(中略)
農薬も問題です。日本は、農薬の使用量がとりわけ高い。平成22(2010)年までのデータによると上から中国、日本、韓国、オランダ、イタリア、フランスの順で、単位面積あたりの農薬使用量は、アメリカの約7倍もあります。
残留農薬のある野菜を食べ続けると体内に蓄積されていって、めまいや吐き気、皮膚のかぶれや発熱を引き起こすなど、人体に悪影響を及ぼすとされています。日本の食材は世界から見ると信頼度は非常に低く、下の下、問題外。
もう日本人だけなのです。日本の食材が安全だと思っているのは。
ヨーロッパの知り合いから聞いた話ですが、日本に渡航する際、このようなパンフレットを渡されたそうです。
「日本へ旅行する皆さんへ。日本は農薬の使用量が極めて多いので、旅行した際にはできるだけ野菜を食べないようにしてください。あなたの健康を害するおそれがあります」
(中略)
さらに危ないのは化学肥料を施しすぎた野菜で、要注意です。
このような事件がその後も多発したために、ヨーロッパでは硝酸態窒素に対して厳しい規制があり、EUの基準値は現在およそ3000ppmと決められています。それを超える野菜は市場に出してはならない。汚染野菜として扱われるのです。
ところが日本にはその基準がなく野放し。農林水産省が不問に付しているからです。
スーパーで売られているチンゲンサイを調べたら硝酸態窒素、いくらあったと思いますか? 1万6000ppmですよ! 米はどうか? 最低でも1万2000ppm。高いほうは……とんでもない数値でした。ここには書けません。皆さん、パニックになってしまうから。
(後略)
この記事の話、((送ってくれた知人と木村氏、高野氏両者に失礼かとは思いますが、)私は書かれていることは半信半疑です。
私には国内の自然農法でない野菜がすべて危険とは思えないですし(大気汚染や水質汚染が関係していたとしたら、自然農法であっても安全にならない。)、日本への渡航者に向けた注意書きが、いつ頃のものなのか、実際今もあるのか、わからないからです。
とはいえ、もう12,3年前だったか、兼業農家をやっている友人が、
「自分の家族が食べる野菜は、売るものとは別にして農薬などをかけないようにしている」
と言っていたのを思い出しました。
虫食いの野菜はNG、形が歪な野菜もNG(曲がったきゅうりもNGなのは、箱詰めなどに適さないからと聞きました。)、その結果、農薬と化学肥料の野菜。
私は虫が死ぬほど嫌いなので野菜から虫が出てくるとパニックを起こします。ですので、農薬は必要悪としていますが(その代わり、レタス、キャベツ、白菜等は外側のものを2,3枚は剥きますし、剥けるものの皮は剥いて使います。)、程度ってものがあるだろう・・・と思います。
ところで彼の話を聞いた段階ではまだスーパーマーケットで買った野菜に芋虫系がいることはありました。
しかし、いつの間にか野菜の中の虫と出くわすことがなくなりました。
ま、化学肥料を作る会社がお米を作るような日本(2014年9月1日の当ブログ記事をご参照ください。)、上記の記事は本当に今、問題にしないといけないことなのかもしれません。