『聖徳太子の真実』に収められている各論文には、編者である大山誠一氏が序を書き、説明をしている。
脊古真哉「浄土真宗における聖徳太子信仰の展開」の解説で、大山誠一氏はこんなことを書いている。
どうやら、親鸞は、貴族の出身でも、法然の弟子でもなかったらしい。東国の太子信仰の始祖だったのである。
いや、驚きました。
親鸞は貴族の出身でも法然の弟子でもなく、太子信仰の始祖だという説がすでに出されているのだろうか。
だけど、脊古真哉氏は論文にそんなことを一言も書いてない。
聖徳太子の実在を否定した大山誠一氏には、今までの親鸞像を覆す研究を発表してもらいたいと、冗談ではなく、真剣に思う。
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