第1位「十三人の刺客」 三池崇史
第2位「告白」 中島哲也
第3位「悪人」 李相日
第4位「川の底からこんにちは」 石井裕也
第5位「今度は愛妻家」 行定勲
第6位「必死剣 鳥刺し」平山秀幸
第7位「孤高のメス」 成島出
第8位「ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う」 石井隆
第9位「パーマネント野ばら」 吉田大八
第10位「時をかける少女」 谷口正晃
次点 「春との旅」
ええっというベストテンで、『川の底からこんにちは』は、なんであんな男と別れないのかとか、見ててイライラしたのに。
『今度は愛妻家』『孤高のメス』『時をかける少女』は面白くなさそうだったので見ていない。
サロンシネマでやってもらえないでしょうか。
まるっきり自信がなくなった私の予想する2010年キネ旬ベストテン。
『告白』
『悪人』(映画では母親になぜ金をせびるかがわからない)
『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』
『十三人の刺客』(好きではないけれども)
『おとうと』
『春との旅』
『キャタピラー』
『トイレット』(『カモメ食堂』よりましなので)
『必死剣 鳥刺し』
『ヘヴンズ ストーリー』
これで10本。
『武士の家計簿』
『パーマネント野ばら』
『川の底からこんにちは』
『アウトレイジ』
『オカンの嫁入り』
『ユキとニナ』
『借りぐらしのアリエッティ』
『京都太秦物語』(山田洋次監督作品なので)
『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』
『サイタマノラッパー2』
といったところが20位までの候補。
年度末に公開された映画(『最後の忠臣蔵』とか)は省いた。
『海炭市叙景』は今年か来年か、どっちなのだろうか。
邦画に自信がないのだから、洋画はもっとわからない。
『インビクタス 負けざる者たち』(やっぱりイーストウッドです)
『インセプション』(私としてはこれが一位)
『ハート・ロッカー』
『瞳の奥の秘密』
『フローズンリバー』
『息もできない』
『アバター』
『冬の小鳥』
『第9地区』
『白いリボン』(ミヒャエル・ハネケはなぜかベストテンに入らないが)
20位までに入りそうな作品。
『パリ20区、僕たちのクラス』(カンヌ映画祭パルムドールなので)
『抱擁のかけら』
『終着駅 トルストイ最後の旅』
『闇の列車、光の旅』
『プレシャス』
『彼女が消えた浜辺』(ベストテンに入れてもいいくらい)
『ペルシャ猫を誰も知らない』
『人生万歳!』
『(500)日のサマー』
『マイレージ、マイライフ』
といったところでどうでしょうか。
『ミレニアム』を一本の作品としたら上位に入るはず。
『エリックを探して』はベストテン候補だが、年末公開なので。
私のベストは、まずジャック・ロジェの『アデュー・フィリピーヌ』『メーヌ・オセアン』etc。
いやはや、これはなんなんだという映画で、その場の思いつきで撮っていったという感じなのだが、最初からちゃんと計算していたようにも思えるし。
『オフサイド・ガールズ』は『白い風船』のジャファル・パナヒ監督作品、女の子たちが素人とはとても思えない。
『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』はおじさんに勇気を与える。
ベトナム反戦に影響大な私としては『ハーツ・アンド・マインド』ははずせない。
『あの夏の子供たち』を見ると、そうはいっても映画作りは楽しそう。
『シングルマン』や『ザ・ロード』の暗さも好きです。
『刺青一代』を見て、鈴木清順がどうして人気があるのかがわかった。
それと『REDLINE』『カラフル』といったアニメ。
以前は、キネ旬ベストテンには地方で上映しない作品が何本も入っていた。
ところが今は、地方でもほとんどの映画を見ることができる。
それでついつい見過ぎてしまうので、なるべく禁欲したいというのが来年の抱負です。