オモロイ英字新聞

信号で青はgreen、黄色はorange。知ってました?英字新聞には、オモロイ言葉、アッと驚く情報が。挑戦しましょう。

media誉めて育てよう 京都新聞の巻

2014-02-12 10:03:43 | Weblog
英字新聞にきょうはお別れ。お尋ねする。新聞で自社の紙面を批判するスペースがある。そんなモノをみたことがある、かどうか。朝日、産経…全国紙では皆無、と思う。例外があった。
 京都新聞だ。9日10面のオピニオン・解説。「私の京都新聞評」。筆者は小川美知さん。ワックジャパン代表、とある。外国人観光客向けに伝統文化を紹介する組織らしい。厳しい見方が目立つ。

 ① 安倍首相の施政方針演説; 1面トップ、1面コラム、いずれも批判的だった。が、全文を熟読し、自身の体験を踏まえて具体的に話す内容に感動した。
 ② 高校日本史必修; 社説、解説とこれまた批判的。外国人の目で政治を見ている印象。自国の歴史を教えぬ国があるか。
 ③貿易赤字過去最大; 赤字が増えるのは原発が止まり、エネルギー輸入の増加が原因。データに基づく深い記事を…。

ただ一点、村上陽一郎氏の「長期的視野の原子力政策を」について、示唆に富む、とプラスに評価する。

 まるで産経。そういう感想にもなる。大和の国北部=京都新聞エリア外=に住むオジサンはたまたま、こうした記事に気づいた。同じコラムで日ごろどういう論調かは知らない。同紙は共同通信加盟なので、記事のかなりが共同発だ。一概に誉める、けなす、いずれも見当違いかも。京都はイデオロギー時代からユニークな土地柄ということが、紙面に反映しているのだろう。

多角的な目を読者に紹介することはいいことだ。拍手を送りましょう。今後も健闘を。


 
コメント
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