（新聞にない）インフレ苦のベトナム 物価2ケタ上昇/マンハッタンeuroオンリー/MBS時事川柳

　ベトナムはアジア最悪のインフレ国のようだ。昨年12月には12％を超す上昇。10年来なかったことだ＝26日付DailyYomiuri・ロイター電。
　
　値上がりの主犯格は食費、燃料、建設資材など。工場で働くHaさん（32）の月収は200㌦に満たないのに、最近スーパーで肉の値段にビックリ。年末より40％も上がっていた。
　
　米、韓国、タイ系などの工場ではストライキが起きている。政府は最低賃金を引き上げるなどしているが、投資家は金や先物に乗り換え、労働者も賃金を金と連動するよう要求しだした。

　一方、こちらマンハッタンにあるワインのお店。「Euros Only」とある。実際はドルも受けるが、最近NYのあちこちで見る光景＝ワシントンポスト（26日付DY）。

　ドル低落のおかげで、NYには昨年850万人と最高の外国人観光客が押し寄せ、35万もの職を支えた。こう見てみると「あたご」だ、ギョーザだと内向きな話題だけに目を奪われると、世の中が見えなくなるような気がする。

　　▽MBS時事川柳＝26日・はやみみラジオ。
　「ワイドショー　エース三浦が　再登場」
　この話題なら内向きでもない…か。真実のみを。