我が家では朝食に欠かせない味噌汁ですが、塩分過多になるんではないかと心配していました。
しかし、広島大学名誉教授の渡邉敦光医師がアメリカの高血圧学会誌に「味噌のなかの塩分はNaCl(塩化ナトリウム)とは異なる」という研究論文を発表したそうです。
具材としてよく使われるわかめやしじみ。
「わかめはカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富。さらに塩分を尿として排出してくれるカリウムも多く含んでいるので、高血圧予防にいい。」
「シジミはオルニチンというアミノ酸の一種が多く含まれ、毒素を体外に排出して肝機能を向上させ、疲労回復も促してくれる。」
「カボチャやニンジンを入れれば、βカロテンが免疫力を高め、老化の原因になる活性酸素のはたらきを抑えてくれる。」
「ゴボウは、イヌリンという水溶性食物繊維が含まれるので、腎臓の機能を補助し、免疫力アップにつながる。」
そのほか亜鉛を多く含む食材を入れることの利点も述べられていました。
「牡蠣、サバ、マイタケなどの食材に多く含まれる亜鉛は、インスリンの分泌を促し、血糖値の上昇を抑える働きがある。」と・・・。
う~~~ん、私は味噌汁に牡蠣やサバはあまり使いませんねえ。
ジャガイモやサトイモなど根菜たっぷりのみそ汁が、結構好きでよく作りますが、、摂りすぎに注意したほうがいい具材のようです。
「根菜類がごろごろしているようなみそ汁では糖質の過剰摂取になってしまう可能性があるので、入れる量に気を付けたほうがよい」ということ。
どうしても根菜たっぷりのみそ汁を味わいたければバランスを考えて、ご飯を控える必要がありそうです。
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