本や新聞を読んでいて、文中の“これなんだっけ?”
テレビで知らない言葉を聞いた時も、夫との会話でもそうだ。すぐに検索をかけてしまう。
辞書もいくつもあるのにこの頃は開いたことがない。
こんなことばかりだと、脳の記憶を呼び起こす部分がどんどん退化してしまいそうで怖い。
昔はよく辞書を引いたのになあ!
どうにもいけないと思いながらも、自分のあやふやな記憶を辿るよりもよほど正しいんだし、すぐ答えが判明するんだから仕方ない。
何を調べていたのか忘れてしまう事もある。
挙げ句の果てには、いろいろあり過ぎて、調べていただけで時間があっという間に過ぎて慌てるなんてこともある。
調べた言葉も印象が薄いから忘れるのも早い!
今や動画サイト、ブログ、SNSその他もろもろのツールをもった電脳化社会で爆発的に開花している、そんな時代を私たちは生きているのだなあと思う。
今の子どもたちは、大人が辞書を引かなければとても習慣化しないんじゃないかと心配になる。
「この言葉はどういう意味なんだろうね」と、保護者なり教育者なりが、一緒に辞書を引いて調べてみる必要性を感じる。一緒に体験するという事が大切かなあ?