知り合いのＡさんに会ったら、「新入社員の研修がゴールデンウィーク明けから始まるので忙しくなってくる」と、ぼやいていました。
家事をして子育てをして、仕事をして、私にもそんな事もあったなあ。遠い昔の事だけれど。
忙しい人の１日は気が付くと夜になっているというのが実感なのではないでしょうか？
「忙しい」にも "二つのパターン" があると思っています。
まず一つは『人から言われた仕事や、期限までにやらなければいけない仕事がたくさん溜まっていて、それをするのに忙しい人。』
そして、もう一つは『自分のやりたいこと、好きなことが多すぎて、それをするのに忙しい人。』
『自分のやりたいこと、好きなことが多すぎて、それをするのに忙しい人。』というのは、どんなに忙しくても "心" はしっかりと持っていると思います。
しかし、自分のコントロール出来ない事が押し付けられるのはまた違います。
忙しいとは「心を亡くす」と書くように、忙しい時ほど心を亡くし、大事なものを見失ってしまいがちです。
他に「心」を「亡」くすという字を書く漢字に「忘」という字もあります。
忙しいということは「忘れている」という事でもあります。
確かに忘れ物をする時は慌てているとき、急いでいる時ですね。
忙しいときほど立ち止まり、亡くしてはならない心を思い出す時間が必要なのかもしれません。
まわりの人の心に寄り添う時間が取れないくらい忙しいのはとても悲しい事。
忙しさに甘んじて、自分本位になりすぎてないだろうか？
行動や発言がぞんざいになってないだろうか？
心の余裕は、時間の余裕・お金の余裕とも言えますから・・・。
改めて自分にも言い聞かせました。
