「つらい事があるから 有難みが分かる。死ぬ間際に、己の人生を振り返ったとき、楽しかったと言えるのは難の有る人生の方である。」 そう言った人がありました。
そうかなあ?
私は選択可能であるなら、人間の本能として「困難な人生」より「無難な人生」を選びたいものです。
難が無いのは「無難」な人生、難があるのが「有り難い」人生。
望まなくても、人間、生きていれば悩みも生み、思うようにいかないことがたくさんあるものです。
そんな時は軌道修正しながら立ち向かう事が必要になります。
そこで苦労したことは後に身についていくから有り難いという事になります。
「有り難う」という言葉は「難が有る」のではなく「有ることそのものが、難しい」それだけ「珍しく、貴重だ」という表現だそうです。
「めったにありえないこと」に対して、感謝する言葉だったのですね。