暑かったですね。
京都市では37.9度などと、各地で今年一番の暑さを記録したそうです。
今日広島では原爆記念祭典が行われました。
一方、南米リオデジャネイロのマラカナンスタジアムで平和の祭典、オリンピックの開会セレモニーが華々しく始まりました。
選手338名(男子174名、女子164名)、監督・コーチら263名、合計601名!すごい人数なんですね。
報道によると、テロの警戒などで武装した兵士が観客席の周りを囲っている風景や、開会式当日の朝も
観光スポットなどでデモが行われたり、日本選手が現金などが入ったカバンを盗まれる事件もあったという、不安のぬぐえない開催です。
明日から17日間にわたる熱い戦いを繰り広げる訳ですが、何事もなく成功してくれればと祈るばかりです。
オリンピックは当初「アマチュアスポーツの祭典」として、すべての競技においてプロの選手の参加は認められなかったと思います。
調べてみた結果以下のことがわかりました。
1972年のミュンヘンオリンピックまでは、オリンピック憲章に基づくアマチュアリズムに徹底的にこだわり、一切のプロの参加を拒み続けました。
第6代会長のキラニン卿1980年のモスクワオリンピックまでの時に、オリンピック憲章から「アマチュア」という言葉が削除されてしまいました。
第7代会長サマランチ氏、シドニーオリンピックのあとまでの時代には、オリンピックはスポーツの最高の祭典であるべきだという考えのもと、プロ選手、さらには一流のプロ選手の参加を積極的に容認していきました。
すなわち1980年から2001年まで、IOC前会長のサマランチ氏が、会長就任直後にオリンピックのビジネス化・プロ化を推進し、一流のプロ選手の参加を積極的に容認していきました。
アマチュア選手のみではオリンピックに勝てなくなっているからです。
オリンピックの度に赤字ではやはり困るのでしょうが、本来の筋から遠のいているのは果たしていいのでしょうか?