今日は『鏡開き』。
年神様の力が宿った鏡餅をいただくことでその力を授けてもらい、1年の一家一族の無病息災を願う行事です。
我が家はもうすでに七草粥の時食べてしまっているんですが、本当はお正月に迎えた年神様がまだ宿っている松の内のあいだは食べてはいけないようですね。
御利益が薄いかも・・・。
これはもともと武家から始まった行事なので、刃物で切るのは切腹を連想させるため禁物。手で割り砕くか、槌で割るようになりましたが、「割る」という表現も縁起が悪いので、末広がりを意味する「開く」を使うようになったようです。
水につけてもなかなか割れないからいつも包丁で切っています。
どちらにしても供えて、開いて、食べてこそ鏡餅。
食べないで処分してしまうのもいけないそうなので、今日はお汁粉にしました。