ホップ ステップ エイジング

車の免許を取ったのもパソコンを始めたのも55歳過ぎ。
興味を持ち楽しみながらゆっくりゆっくり年を重ねていきたい。

焼津の荒祭

2005-08-13 15:21:19 | Weblog
12日午後黒い雲が出てきたと思ったらかなりの雨で心配した。
焼津神社周辺は出店の準備が進んでいた。いつもと違い、人が多い。焼津神社の8月の大祭なのだ。4時半頃は晴れ間も出てきたから、12日夜の「御神楽祭(おかぐらさい)13日の「例祭」も天気はまずまずだろう。私は焼津の南のほうにすんでいるので、お祭りといってもそんなに熱くはならないが、神社周辺や魚関係のお宅は、「近づくとわくわくしてくる」という。県外からの参加者、最近は女性の参加もかなり増えたようだ。この時期街が活気付くのはいいことだと思う。300人を越える神役の行列、数千人の白装束の若者による神輿列。
この人達が「アンエット~ン」と叫びながら炎天下の中、町中を歩き続ける。声なんかかすれちゃって。最近はかなり静かになったようだが、荒祭って言うくらいだからすごかった。子供の頃、親戚の家が、お神輿で軒先を壊されたのを覚えている。

「暑い中、よくやるよ」そんな傍観者の私に、祭に出ているたくさんの人達から、「参加してると、なにか もやのようなのが抜け出て行くんだよ。無目的な、でも圧倒的な『燃焼』それがいいんだ。参加しない人にゃあわかんないよ」という言葉が返ってきた。みんなぎらぎらしている。昔から漁業の家はお金持ちも多く、きっぷもよかった。漁の安全、大漁、生活の全てを神様にゆだねていたから、神様への信仰はすごく厚く、必死に祭りに奉仕していたそうだ。神役を引き受けると、手伝い手のお礼やその食費等、かなりの出費で、今はサラリーマンでは大変だという。しかし時代に添った方法でこの熱い、団結の気持ちを語り継いで、祭りを継承して行ってほしいと思う。
明日は海上花火大会。これも豪華。焼津の夏は今真っ盛りだ。
コメント
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