百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
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フードアクション本部が発足!! 消費者、企業、行政の官民一体で食料自給率向上を目指すという。食品、流通など各業界の経営者や有識者ら14人で構成する下部組織「食料自給率向上推進委員会」が自給率向上の戦略を企画・立案し、公式ホームページ(http://www.syokuryo.jp)などで自給率向上へ向けた取り組みを紹介するようだ(10/8時点ではまだ開設されていないようだが・・・)。
食糧自給率の向上は、農業者だけの課題ではなく、また地方だけの課題でもない。おそらく様々な角度から論じられる必要があり、産官学の横断的な組織がそれぞれの立場で積極的な意見交換を行うことは重要なのだと思う。
「『食』は、暮らしであり、命であり、心である!!」
ということは、教育であったり、道徳であったり、地域であったり、文化であったりする。
子供達に美味しいお米を食べさせるだけで和食回帰が可能であったり、健康を意識した日本の食のあり方は逆に海外で注目されていたりする。食費を抑えることが、健康を阻害したり、心に落ち着きを無くすと仮にするのなら、本来あるべき『食』をもっといろいろな機会に論じるべきであり、そしてこの機会に、それぞれの年代に応じたプログラムを提示してみてはどうか。例えば、庭園や菜園を活用した幼稚園や保育園の情操教育やサラリーマンやOLの援農計画、中高年の市民農園や室内菜園の支援計画等、今なぜ『食』なのか、なぜ『農』なのか、ベースには『環境(エコ)』や『自然』をしっかり踏まえて論じるのなら、決して空論にはならないはず。
いま一度、戦後の高度成長期に忘れてきた“心”を取り戻したいと思っているのは私だけではないはず。

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