百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

幸福度数

2008-10-21 23:41:47 | 季節
幸せについて少し考えてみると、『幸せ(幸福)』自体が絶対的なものでないことに気がつく。というのは、あることがあっても、観かたや考え方で、幸せ(幸福)度数は異なって来るということだ。
何故、同じことに遭遇しても『なんて幸せ(幸福)!!』なんだろうと感じる時と「なーンダ・・・、この程度のことかッ!!」と思う時があるのか。それは、個人の受け留め方以外の何者でもなく、自己の気持ちの持ち方次第なのだ。
いつも感謝の気持ちを持ち、『あぁ、ありがたい、なんて私は幸せ者なだろう!!』と思えるか「なーんだ、こんなことか・・・もっと、もっと恵まれている人が他にいるのに・・・」としか思えないか、どちらになるかには大きな違いがあり、その事象の積み重ねで人生さえも大きく異なってくるような気がしてくる。
と考えると、すべての根源は自分の気持ちの持ち方ひとつであり、その気持ちの持ち方が自己の人生をも支配しかねない・・・ということになる。
ということは何か大きなパラドクスに入ってしまったかのようで、何か明確な答えを手にしたような不思議な感じになる。
答えは自己の中にある。ということは、強い自己をどう持ち続けることが出来るかということが重要であり、みんながプラス思考で日々に満足して生きていければ幸せな社会の到来は近いということか・・・そんなに簡単なことでもなさそうであり、個々の感情とある一定の人間の集団中で生まれる相互の感情の変化は決して単純なものではないことをもう少し考察する必要がありそうだ。