FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



先のエントリーの続きだ。こちらのチャートは円インデクスの週足である。ご覧のように、きれいに三尊ができているのではないだろうか。円インデクスが下降、つまり、まだもう少し円安が続き、ドル円が92円から93円台にゆく可能性があると思う。一旦の押し目はあるかもしれないので、ここは押し目買いといきたい。


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さて中期的にはドル高と見てよさそうということで、ゆっくりとドル買いをしていきたい。短期では反動のドル売りもある可能性もありで、ここは、ドル円の押し目買いと、ポンドドルの戻り売りあたりを狙っていきたい。チャートは、ポンドインデクスのP&Fであるが、ご覧のとおりでダブルボトムでの下降シグナル発生直後である。まだまだ下げそうなチャートであり、ポンドを売っていきたい。ドル円は上げると見ているので、円クロスでは微妙な動きになりそうだ。

CFDの方は、金ロング、株(S&P500)ショートは変わらず。S&P500ゴールドレシオは1を上回ることはなく推移しているので、増減しながらもちゃんと含み益になっている。これはおもしろいポジションなのでさらに機会を見て増やしていきたい。出口戦略の進行で株が上がり、金が下がる懸念もないではないが、実際には今日なども金の値上がりの幅の方が大きいのは本当に不思議である。



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まずは公定歩合から来た。公定歩合は今ではあまり実質的意味を持たないのであるが、縮まっていたFF金利と公定歩合との距離を通常に戻すことで年内に想定されるFF金利上げへの地ならしをするものと言えよう。このWSJジャパンの記事あたりが要領を得ている。いよいよ出口戦略を始めますよという挨拶代わりというところだろう。
 
これで為替的には今年の流れはドル高への道ということになったと見ていい。もちろんいろいろと揺り戻しはあろうが、FF金利が上がるまではドル高方向の流れが強くなるだろう。問題は、米国の実質的な問題が噴出してきて、やっぱりダメだったとなるのがいつかであるが、この米国の粘り腰と、欧州の抱えた問題の大きさからすると、本格的ドル安が起きてくるのは相当先のことになりそうだ。このドル高(ユーロ安)からまず円安へと続くだろうから、その後、反転して、円高、ユーロ高まで来るのは来年になってからかもしれない。


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FRBが、突然公定歩合を25bp引き上げ、0.75パーセントとすることを発表した。FF金利ではなく、公定歩合の方から手を付けるということは前から予測されていたが、まさかこのタイミングとは驚いた。出口戦略の発動だ。ドルインデクスが跳ね上がり、ユーロ安・ポンド安・円安となっているが、金価格が意外に落ちていないことに注目される。この後の世界各国の株価の動きがどうなるかが興味あるところだ。

2月のマネタリーベースが最高値になっていることが示す、膨大な流動性を供給しながらの利上げは相反した動きであるが、おそらく財政的な限界からのやむを得ざる利上げなのではないだろうか。表面上は米国(FRB)と欧州(ECB)との格差がさらに広がったというところだろう。しかし、米国もけっしてその内情はよくないことは書いてきている通りだ。かならずいつかこの強引な出口戦略のつけが回ってくることになるに違いない。ただ、当面の自分の為替取引の方針としてはドル高目線がいいと思う。米国のほころびが表面化するにはまだ時間がかかりそうだ。

トレードとしては89円台からのドル円ロングを92円でさらにちょっと利食いした。このドル円の買いは偶然とは言えうまくいった。このあと株価下落、金価格上昇で、株金レシオが下降すればもくろみどおりなのであるが、どうか。




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