FX(外国為替証拠金取引)についての随想です。リンクはどうぞご自由に。
やまはFX



ドル円だが、このリバウンドで、当初想定していた3波構成の戻りをようやく実現しつつあるような気がする。114.85まで戻し、111まで下げ、そして次に115円を過ぎればだいたいよい形ではないか。巨大三尊のネックまで戻れば116円もありということになる。
 
自分は、このリバウンドに入ってからはG20待ちでほとんどノートレードだったが、G20を終えた月曜日からは再開したいと思う。現在は全般的ドル高になっており、つられてドル円も上昇しているが、当然、クロス円は伸びていない。このパターンでは、その後、円高が発生することがきわめて多い。ドル円の戻りのタイミングを見極めて114円前後から上はショートを狙っていくつもりである。

今年の相場に悲観的な見方もかなり出てきた。ここで一度戻してから、3月以降に110円台を再度試すという形が一番あり得るシナリオだろう。

なお、自分のファンダメンタルズの見方は、前のエントリーと変わってはいない。繰り返すと、日欧は(他に方法がないため、やむなく最善策の)マイナス金利の拡大・追加緩和などをするが、米国が利上げができずぐずぐずしているうちにリセッション気配、年末にはついに利下げでゼロ金利になり、マイナス金利採用の噂まで出て、ドル安が進行。ダウもドル円も大幅下落。米国は長期停滞に入っていく気配。日欧の株価も相応に下がる、と、これが2016年だろう。その後はどうもまだ予測できないので、年末にまた考えたい。笑

そういえば、コメントで教えていただいていたが、若林氏がまた新刊を出すようで、今回は、さらに若林節が冴え渡って、2022年にドル円の65円!予測が出るようだ。今日発売予定なので、読んだらまた紹介したい。彼の本はひさしぶりに購入するが、その意外性が楽しみである(毎度繰り返すが、彼の本の日柄や価格をそのまま信じてトレードするのは危険です。念のため。)。

黄金の相場予測2016 覚醒する大円高
若林栄四
日本実業出版社




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今日は、113円からついにまた下落方向に勢いがついたようだ。前回の110円台への下げはドル安で下げたが、今回はドル高(対ユーロなど)タイプのリスクオフになっている。しかも、それ以前のドル高ともちょっとタイプが違う。つまり対ユーロではドル高だが、ランド・リンギット・カナダドルなどの新興国・資源国に対してはむしろドル安となっていて、違う形だ。

リスクオフ時には、円は常に強いが、相対的に弱いもので分けるとこのように分類できるだろうか。

1 資源国・新興国通貨が弱い  デフレ型リスクオフ
2 ユーロ・ポンドが弱い  欧州懸念(ドル回帰型)
3 米ドルが弱い     米国のリセッション懸念のリスクオフ

今は2だが、これは、英国の件を中心とした欧州懸念ということになるだろう。売りたい時には、戻りがなくて、なかなかきびしいが、ドル円ショートを追加できるタイミングを計っていきたい。



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波動から、もう少し上まで行くと考えていたドル円だが、とにかく上が重くてまったく上がらず。自分は、このリバウンドに入ってからはノートレードで、もとからのショートを持っているのみだが、このまま上がらず下降に入れば、残念ながら、積み上げそこなったことにはなる。
 
リーマンショック時は、G7などがあるといろいろな策が出てそれなりに上がったものだが、今回は策がないと見透かされているのか、G20が近づいても一向に上がらない。ここまで来たのでとにかく自分はG20を待つつもりだが、前にも書いたように、この局面に特効薬はないだろう。対症療法的なものが出て若干でも上がれば、そこでショートとすることにしよう。
 
相場としては、現在はドル高気味だが、これからの本命の流れはドル安に違いない。対ユーロなどで大きくドル安になりつつ、ドル円が下がるという局面を待ってポジションを膨らませていこうと考えている。


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今までのところでは、ドル円は、上は114.85まで行って、今日は下げて113.36まであった。ここまでだいたい想定通りなので、次の上げでは114.85を破って、116前後に進むと思われる。そのあたりで改めて売り直したい。ただ、G20のこともあるので、このあたりでレンジの動きになる可能性もある。いずれにせよ上限117から118あたりと考えているので、機を見て売っていきたい。次の動きの材料が何になるかまだわからないが、長期的な状況には何一つ変化がないのであるから、そこはおさえておきたい。

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予想通りに週初めは株価が大きく戻したが、為替の動きはやや弱かった。しかし、特に下げの材料もないことから、しばらく戻りのターンが続くという予想に変化はない。ドル円で言えばまず115円あたりまで戻し、そこから113円あたりに下降し、再度折り返して116円から117円を目指すという3波構成を想定している。時間もしばらくはかかるだろう。今日のところではまだ弱い上昇であり、ショートを振り落とした気配もないので、当面のドル円の上昇に勢いがつくのはこれからだと思われる。ドルストレートもしばらくはドル高、金も下降ということでまったく同じ流れを想定している。原油は動きが弱いだろう。

昨日も書いたようなファンダメンタルズ、そして長期のテクニカルからはドル円が上昇する要素はなにもないと思うので、上記のシナリオの中で臨機応変に売っていきたい。

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マスコミ等の論調では、黒田日銀のマイナス金利政策によって、円高になったという風な言説が多いが、それは一部正しいが、根本は誤っていると考えている。前のエントリーで書いたように、サマーズの言うような長期停滞状態secular stagnationに世界経済が陥っているならば、インフレ率が上がらない以上、自然利子率にマッチさせるためには、金利をゼロ以下にするしかないからだ。もっとも合理的な中央銀行であるECBがそれを最初に採用したのはもっともである。そして、今回日銀が追随したのに、円安ではなく円高になったのは、「マイナス金利にしたから」ではなく、次に述べるように、「マイナス幅が足りなかった」からだということを理解する必要がある。薬が足りなくて副作用だけが出た状態と見ていい。
 
マイナス金利レースでは、ECBが先頭を切り、次に日銀が追随した。金融緩和からの出口に出て行こうとしていたFRBは完全に周回遅れとなった。先頭を走っているつもりだったら、実は最下位だったということだ。これから、FRBは金利を元に戻して下げていくはずだ。この状況が明らかであるから、日米金利差から見ると、今回の日銀のマイナス金利程度では、今後のFRBの利下げに対しては、円安効果は限界がある。こう思って、私はイエレン演説前にドル円ショートを積んだのだが、そう考えたファンド筋も多かったことは、その後の値動きが証明している。
 
ということで、今後の成り行きはファンダメンタルズからすれば、FRBの利下げとECBや日銀のマイナス金利競争ということになる。ということで、自然利子率と合致したと市場がみなすまで、利下げ競争となって、円高も継続すると思う。ファンダメンタルズからはどこがドル円の底かはまだわからない。
 
ただ、このマイナス金利競争は、完全に経済学の教科書に存在しないシロモノで、本当の副作用がどこに生じるかは世界中の経済学者の誰にもわからない。まさに、世界経済を対象にした大実験の第二幕が開いたと言えよう(第一幕はQE競争)。








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急激なドル円の下げがあって、今まで円安方向の姿勢だったマスコミも円高方向に傾斜した記事が多くなった。こういう時はえてして逆行しがちだ。

画像をつけたように、テクニカル的にも、ドル円121円から110.8円までの幅でフィボナッチリトレースメントを置いてみると、みごとにフィボナッチの節目ごとに階段状になっていることがわかり、大きく5波で下降していると言えるだろう。今後上昇し、さらなる上昇があるとすると、教科書的には50%の戻しである116.3円程度までの戻しはあってもしかるべきだ。株もかなり上昇するだろう。安心感が広まり、再度、円安期待が盛り上がると考える。

逆に、もう一方の考え方としては、2014年秋の上昇時には106円から120円の間には大きな障害がなくすんなりと動いていることにも注目される。この場合は、すぐにまたドル円下落という考えになる。

この二つの想定から、今後はいったん大きく戻す可能性と、比較的すぐに106円を目指す可能性と、両様があることになるが、月末にG20が予定されていることや、このまま2月中での106円はいかにも早いという点などから、一旦、大きく戻す可能性の方が高いと考えたい。
 
戻り候補の値は116円が一番可能性が高いが、117円まで戻すことや115円少々で終わる可能性も否定できない。フィボの節目その他を意識しつつ、ドル円ショートを置く予定である。次の下落では(3月中?)何か大きな材料が発生して、介入懸念を乗り越えて110円を割り込み、その後、105円あたりで大規模な介入が入って一旦大きく戻すというシナリオを想定している(過去チャートなどから)。


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なんとも派手に動いた二日間だった。私はドル円だけのトレードだが、ポンド円も大幅に下落している。全体にドルストレートでのドル安だが、ポンドは対ドルで下げていたようだ。ドル円は午後になってから、謎の113円台を示現したが、日本からの委託介入だったかどうかはわからないようだ。ただ、これがきっかけで、改めて介入への警戒感が生じ、売りの勢いが鈍ったということはある。

ドル円は、110円台への下落と、113円台へのスパイクを除けば、114円以後、単純に下降しているとみなすことができる。今晩は112円ちょうどくらいの終値となり、東京を迎えそうだが、日経の下げ具合なども含めてよくわからない要素が大きい。長期のショートはそのままとして、短期トレードは様子見でいきたい。休日一杯トレードするとなんだか疲れるものだ。専業の方は尊敬してしまう、そんな一日だった。

そういえば、今日もイェレンが議会で証言するってよ、ということでツイッターのTLで流れてくるものを見ていたが、マイナス金利についての質問もかなり多いのには驚く。あとQE4などについても。やはり、今年の利上げはもうできないということを強く感じさせるものだと思う。





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トレードをしながらこう考えた。利上げすれば株が下がる。マイナス金利と言えば銀行が倒れそうだ。とかく経済は難しい。いったいこのドル円相場どこまで行くのだろう。今日明日の当面の戻りとかのレベルでなく、いわゆる大底の予想だが、ここまで来ると、テクニカル的には、ヨコヨコからの上昇の始まりの102円がメドとなるだろう。110円で大底になるという感じはまったくない。
 
それでは、ファンダメンタルズではどうか。いったいどうやって納まるのだろうか。
 
リーマンショックの対症療法でQEを行い、出回り過ぎたお金、そしてそれが回らないことで、経済の信用創造の力がそがれてしまったこと、それが、今の世界的デフレの原因である。商品価格は下落し、輸送船舶は動いていない。
 
金利を下げても誰も使わないので、マネタリーベースをさらに増加させるべくQEの追加。それでも誰も使わないので、次はマイナス金利で、強制的にお金を回転させマネーサプライ(マネーストック)を増やそうとする試みだ。日欧は、イマココであるが、これもどうもダメそうだ。

このデフレを止める方法としては、やはり本尊の米国ドル安しかないのではないか。ドル安が強力に進めば、ドル建ての商品価格は徐々に上昇し、だんだんとデフレを脱していくのではないか。そこで各国がそろって財政出動をすればなんとかなるのではないか。ドル安を進めるための方策としては、米国のマイナス金利もやはり一案だろう。
 
ということで、ファンダメンタルズから私の予測する大底は、米国が利上げを撤回し、利下げでまたゼロ金利とし、そしてマイナス金利として、強力にドル安政策を推進し、世界的に物価が大きく上昇する、というあたりが見えてくるまでということになる。やはりどう考えてもまだ数年はかかりそうだ。前に書いたように、ドル円サイクルからしても、ここから長周期のドル円ダブルボトム(100円くらいが二度)がありそうであり、本当の回復はその後になるように思う。まだまだこの不安定な世界が長く続くと思って対処していきたい。



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自分のトレードはドル円115円からまた戻り売り体制だ。浅くストップを置いているが、今日のイェレンはたいしたことがないと思っている。現時点で、イェレンにできることはない。なぜなら、中期的には、FRBは利上げができないどころか、リセッションの状況の中で、おそらくマイナス金利を採用せざるを得なくなると予測しているからだ。これは、サマーズの述べた長期停滞論による推測だ。サマーズによれば、現在の経済状況では、実質金利はマイナスにならないと均衡しないと述べている。最初は多くの人が信じなかったが、現在の状況を見れば、かなり納得できる。もちろん、実質金利=中央銀行の対銀行金利ではないが、金利をさらに下げる必要があるという点で、この論は注目に値する。サマーズの論はここ(PDF)にあるので、お読みになりたいかたはぜひ参照されたい。有名なもので解説も多いので詳しくは「長期停滞論」やsecular stagnationでググっていただきたい。
 
米国がマイナス金利になる世界はなかなか想像がつかないが、その時、ドル円がどうなっているかはだいたい想像がつく。^^
 
これからもドル円をゆっくりと売っていきたいと思う。ドルインデクスの動きはまだおだやかだが、対新興国のドルインデクスはともかく、通常のドルインデクスはほど遠くないうちに急激に下げていくと思われる。

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