FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



神田財務官はもう1期あるかと思っていたが、順送り人事で今回で勇退となった。任期は前に書いたように7月なのだが、ぎりぎりG20や日銀会合などを見ての交代で31日までのようだ。これで先がわかったので、7月に介入の置き土産も可能といえば可能だ。次の財務官の三村国際局長は、神田氏ほど個性的な感じもしないので、実務的な動きになると予想する。ネットでの皆さんの予想では、大きく動いて、ドル円165円までには介入が来るだろうというところだが、自分もそれに反対することはない。
 
トレードはPCEに備えてすこしポジション整理をしておいたが、160円ローで再度ロングを作り直した。再度161円を超えて行く相場だと思う。このところ、少し仕事が楽なので、割とこまめにポジをいじっているので、結果的には利益は多い。いずれにしても、一方向に動いている限り、為替は簡単だ。流れが変わるところを見つけるのが難しいが、大きな動きではポジ縮小、そして下で作り直すことを丁寧にやれば、そんなに大きく外すことはないだろう。

このところかなり儲かっているので、昨晩は、都内のグラン(ド)メゾンで、久々に美味しいワインが飲めた。ありがたいことだ。



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またぞろ介入という声が聞こえてきたが、すこし冷静に考えてみよう。これは吉田氏による日米金利差とドル円のチャートだが、5月の介入時以来、金利差の縮小を無視した円売りの投機がかえって激しくなっているのがわかる。なぜこうなるかは、ちょっと考えて見ればわかる。単調にドル円が上がる場合は同じ価格帯は1度しか通過しないが、介入で一旦下がると、同じところを往復するので、ショート&ロングで二度儲かる。つまり介入は投機筋には非常に美味しいのである。そのたびに円売りをする意欲が増してくる。

投機筋にとって真に介入が恐いのはそこで中期反転してしまうことである。たとえば、5月の介入で158円で反転し、そのまま150円以下まで行ってしまうとすべての円売りポジションは損切り、焼け野原になるしかないが、今回のように153円手前で止まれば、5円程度の値幅は長期ポジではがまんできる。その間でうまく立ち回れば、利益になるわけで、スムージング介入などはほとんど意味がない。時間を稼いでも、今のように国際的金利状況が変化しなければ、実質的効果はゼロである。まして、米国債を売って(米国金利上昇要因)ドルを作っているようでは、ホントに逆効果。

日銀も国債買い入れ減額+利上げをがんばるというが、フラフラしている日経、実質的賃金下落、GDP下落、総裁選、そして世界的に利下げという声の中で、二周遅れの利上げがどれだけできるのか?非常に疑問である。
 
ということで、反転できない介入は、大手投機筋にとっての好機としか言いようがなく、160円以上で介入があれば素晴らしい。我々個人投機家も、大手に提灯をつけてどんどん円売りしていこうと思う。



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159.5そして159.8、さらには160といくつかのレジスタンスがあったが、いずれもブレーク後はそれなりの上昇。とにかく、円を売っていれば儲かる相場である。こういう時は遠慮無くハイレバで取る以外にはない。ずっと書いてきているように、来月初旬の任期(予定)までは、神田介入はまずは不可能である。
 
160.5まで来ているので一度は押すかもしれないが、週末の米国PCEでさらに上昇する可能性もある。まずはこのあたりまではドル円ロングを引っ張りたい。


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159.5のレジスタンスが思いのほか強く、手こずっている。やはり、159までの上昇が急だったこともあって、やや時間がかかりそうだ。1時間足での上昇トレンドはまだ効いているが、これが崩れると4時間足のMA60の158円ローあたりまでの調整も考えられる。丁寧に観察していきたい。そのあたりまで落ちれば、その後の上昇幅も大きくなるので、ありがたい。

自分のトレードは、159円以下で増やしたロングは一時手仕舞い。ややポジは小さくして、159.5の完全ブレークを待っている。これがだめで、下に落ちた場合には、1円下くらいでうまく拾いたい。


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ドル円、160円手前の節目、テクニカル的にもやや急激に伸びたところをうまく捉えて、神田氏が口先介入。いろいろな要因で下げになっているが、これは恐らくボーナスタイム。夕方の159円割れではロングを追加させてもらった。このまま反転する可能性はほとんどゼロ。軽くロスカット逆指値を入れてロングするだけのお仕事である。昨日書いたように、留任かどうかもわからない人の言うことを真に受ける必要はない。

折々に介入を繰り返す神田氏だが、これは逆に、円安の上限をはっきりさせなくなる逆効果もある。介入があればまた買いが入るわけで、どこまで言っても上限がない。これでは165円とかで止まる可能性はほとんどゼロだと思う。

トレードはドル円ロング。4時間足くらいのトレードと、日足のトレードを重ねているが、いずれにしても押し目買いということで、それぞれのタイムスパンのMA、RSI、MACD、フィボなどを普通に見ていれば問題なくとれるだろう。方向性が決まった為替ほど楽なトレードはない。


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やはり、アセンディングトライアングル突破は大きかった。しかも、今回は、日足レベルのトライアングルと、4時間足レベルのトライアングルが重なった形となっていて、抜けた時のエネルギーは非常に大きかった。たちまち160円近くにまで上がって来たが、来週も強い動きが続くと思われる。

「介入」「介入」という声が強いが、来週中にあるとは思えない。一番の根拠は、神田氏の任期だ。彼は2021年7月8日に着任しており、交代日は従来の慣例からすると、7月中のいつかとなる。交代かどうかの報道は来週にあるとされているが、どちらにしても任期は形式上は7月8日頃まで。私は、留任であると予測しているが、こういう不安定な時期に介入などするはずはない。回りにも迷惑である。介入するなら、留任が決まって7月の初旬が過ぎてからだと思う。

あと、レベル的にも、速度的にも、現段階での160円は急激な変動というのには無理がある。まあ、ざっくり165円がレベルとしては妥当だろう。

以上から、私は、来週は、変わらず安心してドル円ロング多めで進めたい。今週はひじょうに益が出たので、また、大好きなワインが飲めそうなのはうれしい。なお、ビットコインは雌伏の時だが、ここで熟成して、今年後半に爆発的な伸びを見せるものと考えている。


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また円安になってきて介入論議が盛んだ。米国財務省の監視リスト入りが話題だが、これは心理的な意味合いはある。ただ、本義は貿易黒字の額にあるもののようなので、絶対にダメというわけでもない。イエレン発言と同列にあると考えていいだろう。

もうひとつの要素は、神田財務官の任期だ。3年目がまもなく終わり、交代かどうかは来週わかるようだ。いままで4年勤めたのは、黒田(前日銀総裁)、浅川(アジア開発銀行総裁)の2人だけでいずれも大物だ。交代なら円安に傾く可能性があるが、今の岸田政権が脆弱であること、財務大臣が小物であること、日銀総裁がアレであることを考えると、続投の可能性が高いだろう。つまり、今の神田氏の介入スタンスが継続されると見る。神田氏は、将来的には、この二人を追って、アジア開発銀行総裁、日銀総裁への道をたどる可能性が高いと考えている。

ということで、介入の可能性は残るが、今すぐではないというのが結論になるだろう。従来の神田氏の発言からすると急激な変動と言われる変動幅を見ても、160円をかなり超えないと、発動できないはずだ。トレードは、まず160円越えまでは安心して円売りをしていきたい。



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クロス円の円売り圧力に押されて、ついにドル円もレジスタンスを突破したもようだ。長い、アセンディング・トライアングルの形で保ち合いにあったが、今の158.7というあたり、トライアングルの上辺を抜けた可能性があり、そうだとすれば、このあとの上昇は強くなる。一気に160円を狙う可能性があるだろう。介入効果がゼロになる瞬間が近づいているが、もちろん、時間稼ぎはできたわけで、介入に効果がなかったというのは言い過ぎである。ただ、時間を稼いだが、その間に米国はむしろ利下げが遠ざかり、日本は利上げ困難が印象づけられた。

自分のトレードはやや多めにドル円ロングをしている。160円超えをめざしたい。






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前回の日銀会合の後158.28くらいまで来て、謎の下落で下げたドル円だったが、またじりじりと上昇して今回も158円を保つことができるかどうかの状況になっている。ユーロ圏もやや落ち着きを見せ、日本側も来月7月の会合までは何もなし。FEDからもすぐに利下げということもなし。円安継続の雰囲気ではないだろうか。想定通り、160円を試す方向にあると思う。
 
問題は介入だが、これはこのタイミングではないだろう。来月には日銀の利上げや国債買い入れ減額が言われており、それを待つのが妥当だ。よほど急に165円に達するというようなことがない限り、少なくとも来月までは介入はないと考える。

ただ、160円手前ではまた上下が甚だしくなると思うので、ドル円ロングのポジションは小さめにして、押し目買い、利食いを加えつつ、じっくりと攻略したい。




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昨晩はよく調べずに書いていたが、いろいろ見てみると、ドル円の夕方からの下げは、ユーロ圏のリスクオフによるユーロ円の下げが主たる原因のようだ。NY時間にはドル円は三分の一くらい戻しているが、スイスフラン円は、日銀発表後の円安にほぼ全モなので、やはりユーロ円が原因と断じてよいようだ。リスクオフの円高だとすれば、最近では珍しいが、本当の円高では、スイスフラン円も下がりっぱなしになるので、やはり、疑似的な円高に過ぎないと考えられる。フランスのユーロ脱退などが実現になれば話は別だが、今のレベルでは徐々に円安に復帰すると考えている。フランスがユーロから脱退すれば、実質的にユーロはマルクになってしまい、ローカル感が強くなる。

米国10年債利回りのチャートも週足がだんだんと寝てきており、一本調子の円安にもやや陰りが見えてくる感じもある。160円付近からはイケイケとばかりは言えなくなってくるかもしれない。最近のドル円の激しい上下は天井圏の動きである可能性もあるので、よく観察していきたい。

自分のトレードは相変わらずドル円ロングのみ。ユーロに気をつけつつ、一部のロングは継続しながら、短期の押し目買い、利食いを繰り返していきたい。


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