FX(外国為替証拠金取引)についての随想です。リンクはどうぞご自由に。
やまはFX



数日前から、豪ドル(ドルストレート)が上昇気味なのが気になる。ユーロドルはまだ下降の勢いがあるが、豪ドルは底を打ったかのようにも見える。豪ドルが上がるのには、豪ドル円の買いがかなり重要な部分を占めていることがある。とすると、ドル円での円売りが、豪ドル円などのクロス円にも波及しつつあるのではないかと推測される。クロス円全般は、ドルストレートの方が下げ気味だったので上昇が弱かったが、さすがにここまで円売りが来ると、クロス円でも上昇が顕著になるのは当然の動きだ。年末年始からのクロス円の動向には気をつけていきたい。

感謝祭休暇となり、これから年末まではそろそろトレードを休むトレーダーも出てくる時期だ。意外な値動きが出てくる時でもあり、気をつけてトレードしたい。短期のポジとりは少なめにして、リスクテークはそこそことしておきたい。

 

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昨晩のNYからまたドル高が進んでいる。ドルインデクスも101.80まで上昇した。完全に100を上抜けたと言える。102となると、P&Fでの上方ブレークだけでなく、月足のMA200をMA50がゴールデンクロスすることを意味しており、チャートでみるようにこれはなんと2000年以来、16年ぶりのこととなる。2000年時には、レーガノミックスで、ドルインデクスは120近くまで上昇している。

ここで、ドルインデクスの長期の歴史をちょっと振り返っておこう。1980年代にドル高が進み、ドルインデクスは120に達したが、1985年のプラザ合意でドル安誘導が行われ、数年のうちに90までに落ち込んだ。その後米国の金利上昇にともなってドル高となり上記の2000年頃に至る。その後、徐々にドル安が進み、その大底(70)となったのがサブプライム・リーマンの時期である。準恐慌状態の中でドルは大きく上下したが、QEによって80前後に低位安定して2014年に至る。

ところがQEが2014年に停止するや、ドル高が急進し、1年で95まで上昇する。その後、利上げのペースが遅いまま今に至った。しかし、QEの停止だけで、80から95まで急上昇したドルインデクスであるから、ここで順調な利上げペースが始まれば、このチャートでわかるように、110、120と上昇する力は十分に秘めていると考えられる。ドル円で言うと、従来の相関関係からすると、ドルインデクス110でドル円は125円以上、ドルインデクス120で、ドル円は135円以上150円程度までに達する可能性がある。

ドルインデクスの月足チャート分析からすると、今後、ドル円も、5,6年後の135円以上の値に向けて上昇を開始した可能性がかなり出てきたと思う。FXが一般に広がった2000年以降、ドル円は135円を超えたことはないが、今までの常識で125円から130円あたりで上昇が止まることを前提としたトレードはおおいに危険である。短期では今後も円高期は十分にあるとは思うが、長期の視点を同時に持っておきたい。

当面のトレード方針としてはドル円は押し目で買うのみ。半値戻しは達成したので、次は6割戻しの115円半ばをめどとしたい。ここまで、上昇途中で買った分は適宜残しつつ、1円程度上げたら一部を節目で売っていくという形にしている。まだネットなどの記事では個人はショートが多いようなので、ここはロングで行けそうだ。ドルインデクスは日足・週足では上げ過ぎだが、それを気にしていてはいけない局面なのではないか。






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福島での地震によるリスクオフでドル円が下降している。いまのところ、大きな被害にはなっていないのは良かったが、東京のトレードはちょうど1日の終わりの締めの時間になっていて、本格的には動いていない。この後、特に問題がなければ、日中はまた111円に向かうものと思って、すこし様子見ロングしたが、警戒感も全体にあることから、さほど伸びない可能性もある。しばらく、全体に111円をはさむ神経質な動きになると予想している。

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週末なので、短期見通しはさて置いて、なぜこんな大きな変動が起きているか考えてみる。今回のドル買いの背景に、金利の先高感があることは疑いない。それで、ここでは、その代表である米国10年国債の超長期金利チャートを見てみよう。このように1980年代以降、それまで10パーセントを超えていた長期金利はずっと下げてきている。この下げトレンドは月足の120ヶ月平均線がレジスタンスとなっている(宮田氏分析)。現在はそのレジスタンスは2.8パーセントにあり、今日は2.34パーセントなのでまだそこには及んでいない。しかし、今の金利上昇がもしそれを超えていくことがあれば、宮田氏の分析のように、この金利低落が反転して、上昇に転じることを意味するかもしれない。この金利チャートのサイクルはごらんのように100年単位であり、もし今がその転機だとしたら、現在の相場は100年単位の相場の転換の初期ということになる。

最近の世界的低金利の原因の少なくとも一部は、ある意味グローバル化が招いたものだ。生産活動のグローバル化により世界的に賃金が平準化し、発展途上国は潤った。しかし、先進国の中間層はそのわりをくったことは否めない。生産物が低価格化して賃金は低下してデフレとなり、生産地が海外に移転し労働の場所はなくなるなど、いいことは無かった。今、Brexitやトランブ現象など、世界的な中間層の反乱による反グローバル化の政治的動きが起きているが、それがもし経済活動、金融情勢に波及していくものとすると、これまでの低金利が反転し、金利上昇へと変わっていく「きっかけ」になる可能性もあるのではないか。

このチャートからわかるように、現在の超低金利は長期サイクルの底付近を意味しているとも見える。とするならば、ここから長期上昇に向かうとすれば、また数十年のうちに、10パーセントにも及ぶような高金利時代がやってくる可能性もある。1980年代は30年前のこととはいえ、そんなに昔でもない。ドル預金が超高金利になる時が数十年でやってくる可能性も考えつつ、今の、大きな動きを見ていきたいと思っている。単にトランブが大統領になって政策が変わるというだけではなく、金利動向の底流に「反グローバル」の世界的流れという文脈があるという仮説を置いてみたい。

(付記)今朝の朝日デジタルを見ていたら、イアン・ブレマーのインタビュー記事があった。中で印象的だった言葉を引用する。

「20年後に世界史の本を書くなら、「パックス・アメリカーナ(米国の力による平和)」は1945年に始まり、2016年の米大統領選で終わったと記されるでしょう。トランプ氏の勝利は、世界貿易やグローバル化という価値を守ることへの米国民の関心を著しく低下させました。「米国第一主義」は、米国が同盟国への支援を継続しないことを意味します。新しい秩序が訪れようとしています。」

この1945年から2016年が、この長期金利チャートの一山と一致するのはおそらく偶然ではないだろう。次の一山(が来るとして、それ)を作る主体が何かはまだわかっていない。




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NYの遅い時間になってさらにドル高が進行、ドルインデクスは101に達し、ドル円はついに110円を突破した。110円は売りオーダーが大量にあったはずだが、軽々と超えてきた。このドル買いの勢いはまさに規格外れである。109円ハイでちょっと売っておいたのだが、1円下げるのがやっとで押し目を形成しただけで、戻ってきてしまった。
 
深い押し目を作るのはどこになるか、こうなるとまったく見当がつかなくなってきた。テクニカル的には125円からの100円までの半値戻しの112円が次のめどになりそうだが、ドルインデクスが完全にブレークしそうな勢いであるので、果たしてそこで止まるものかどうか疑問である。
 
自分のトレードとしては109円ハイでの試し売りは、戻ってきてしまったので損切り。あとは、中長期のドル円買い、ユーロドル売りのみだ。短期は手が出しにくい状況なので、とりあえず様子見である。試すとしたら、軽く押したタイミングを狙って、浅いストップでのドル円ロングだろう。




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ドル円は予想外のスピードで上昇して当初の目標としていた109円台に到達した。値動きも、108円からはドル買い主体から円売り主体となり、より強力な上昇となった。安倍さんも黒田さんも強運だ。アベノミクス息切れのところ、トランポノミクスで息を吹き返したと言っていいだろう。

ドルインデクスも100を超えて短期ブレークしたが、長期のレジスタンスを超えるには102を見なくてはならない。もう少し様子を見たい。ユーロドルの下落の勢いが止まり気味であることも合わせ、単純ドル買いは一旦お休みになる可能性がある。となると、あとは円売りの動向ということになるので、リスクのオン・オフを見定めていきたい。

いずれにせよ109円台はさすがに慎重に見ていきたい。個人的にも上昇途中でのロングポジは一部収穫して、保険を掛けておく。

このあと、特に109円ハイから110円での下落には気をつけたいと思う。大統領選挙前の105円台はひとつの目処であるので、このあたりまでの下落は今後もあり得ると思う。



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月曜日もドル円は窓開けで上昇。ユーロドルの売りも強い。全世界がドル買いをしている感じだ。私のそれほど長くないトレードキャリアではあるが、今までにこれだけの勢いの相場は見たことがない。こうなるともうファンダメンタルズとかの話ではない。とにかく、アメリカ買っておけ、ということだ。実際、クロス円の動きはさほどでもなく、円売りは弱いことがわかる。ただただ、ドル買いなのだ。まだしばらくはドルを買ってもいいと思われる。

材料としては、トランプ政権の人事が出てくるにつれて、わりと共和党主流派のまともな人事になっていることはあげられるだろう。これはアメリカでも材料となるはずで、おそらく今晩のNYも基調は変わらないトレードではないか。




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トランプ政権の政策はほとんど発表されていないが、その政策をある程度予測することは可能である。政策としてあげられる可能性がある中で、国内企業を優先した財政出動、海外資金の国内還流策などは明らかにドル高を引き起こすだろう。また、財政の膨張からインフレの気配が出たら、金利の引き上げもさらに必要になるかもしれない。
 
これらを考えると、やはり、今後のドルの動きはドル高ということになるのではないか。短期では、10年債の金利がそろそろ月足でかなり上まで来ているので、今までのような急な上昇はないと思うが、ドルインデクスで99から100あたりでの動きとなるのではないだろうか。

その後、何かをトリガーとして、ドルインデクスが100越えとなって、ドル円も110円越え、そして125円を目指す方向にある可能性が高くなってきたのではないか。トランプ政権への不信感からリスクオフになる時期もあるとは思うが、いったん流れが始まると一方向に動きやすいのがドルであり、ドル円もそれにひっぱられるような気がする。

それにしても、米株の動きも強烈だ。PCのGPUメーカであるNVIDIA株など、11日の一晩でなんと3割の上昇を見せた。NVIDIAは、GPUメーカーと言っても、今のGPUはすでにAIのための重要なパーツであり、NVIDIAはAI時代のインテルになる可能性を秘めているのであるから、まあ当然かもしれないが、それにしても力強い動きだった。


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米株、日本株、ドル円ともおそらく上昇トレンドに乗ったと思われる。株はやっていないのでめどがわからないが、ドル円はまずは109円を考えておいていいだろう。大型の下ヒゲを出しての陽線はトレンドの転換を予測させるのに十分な動きだった。昨日のエントリーでは103.5円の段階で書いたが、朝起きてみたら105円超えていたので驚き。本当にいろいろな予測などはいいかげんなものだと思い知った次第。

トランプの政策はまだわからないが、テクニカル的にはいろいろなものがリスクオンになってきている。大統領選という不透明な部分がなくなり、また、12月の利上げもほぼ間違いない状況となってきた。今後、財政出動によるインフレ的傾向が出る可能性が高いとは思う。
 
今日は午前中に一度ドル円は106円をうかがったが、その後利食いと思われる売りに押された。しかし、105.15あたりで止まってきたので、105.20で押し目買い。ここは非常に下値リスクが少ない買いだと思われる。
 
あとは、ドルインデクス100のブレークがあるかどうかだが、もしこれがあると、その後は相当先が期待できそうだ。ただ、一気に進むものでもないので、適宜メリハリをつけて期待しつつ調節していきたい。



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トランプほぼ当確という時間あたりがドル円の101円ローの底値発生の時間だった。そこからだんだんと当選が明白になり、APなどが当確を打ったあたりでは、すでに上昇にかかっていた。長期的なことはまだわからないが、この、鋭角に下げて、鋭角に戻す動きは、ドル円の底でよく見られるものであることは確かだ。

トランプ大統領の政策はまだ未知数だが、ドル円が今日、103円ハイ以上で引けるようなら、週足での上昇トレンドも消えたとは言えず、むしろ、そんなに遠くないうちに、105円から106円を目指す動きになるかもしれない。

ながかったドル円の100円から104円のレンジであるが、これがきっかけで抜けることができたら面白い。もうしばらく様子を見てみることが必要だろう。自分のトレードは、短期のロングは全部損切り。代わりに101.60でドル円をロング。前からの101円台の中期ロングに合わせて、ドル円のポジションはみんなロング。あとは、前からのユーロ円ショート。そしてユーロドルショート。全面ドル買いのポジションとしておいた。

トランプ大統領による市場の混乱のリスクオフというシナリオもないではないが、それはすぐに起きるものではないだろう。じわじわと起きるものなので、当面は、むしろ不安定要素が消えたものとしておきたい。




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