FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



ダウ、ドル円とも長い足で三尊を現じており、いよいよ下げの気配が濃くなってきた。ネットでもドル円100円予想も聞かれる。前回のダウの下げよりも下に行かなくては実際はわからないが、チャートの形としては100円より下も十分に考えられる。下げ相場が好きな自分としては、そちらに重点をかけていきたいが、今回のレンジ相場には何度も痛い目にあっているので、そこそこ、利食いはしていきたい。

来週もチャート的には、ドル円、クロス円の戻り売りで問題ないと思われる。リスクオフのドル買いと、米国の金利下げを見通すドル売りが交叉しつつ、円買いが進むというパターンだと思う。

こういう相場で注意すべきは、サプライズの景気にプラスになるニュースだ。(例えば、米中が通商交渉妥結とか、北朝鮮が軟化とか)。一時的な戻りが大きくなるので、そこで無駄な損切りをしなくていいよう、調整しつつのポジ取りが要求される。


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ようやく円買いが実って来ている。前から書いているようにユーロ円売りを中心としているが、タイミングを見てのドル円、豪ドル円なども売っている。今後も、さらに売りをかぶせていきたいと思う。
 
情勢は明らかにリスクオフ。米中、米とメキシコ、EUと英国、北朝鮮、イランなど世界の各地でトラブルが続発している。米国債への資金の集中、FRBの利下げ観測など、いよいよ来ている感じだ。正月のフラッシュクラッシュのドル円107.8円を下回るようだと、大幅なドル円の下落が来る可能性があるだろう。

今後も短い周期と長い周期を組み合わせて、ユーロ円を中心に売っていきたい。



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今日はNYは休みなので、HUAWEIの続きから。今回の米国の制裁がどの程度続くかは明らかではないが、昨日のエントリーに書いたように、HUAWEIのネットワーク技術、DJIのドローン技術などは世界一であり、米国の技術覇権を危うくする存在である。まずはネットワークのHUAWEIから来たが、DJIも狙われる可能性が十分にある。

今回の処置が継続した場合のHUAWEIの生き残りの確率については諸説あるが、相当に厳しいだろう。傘下のハイシリコン社のCPU技術が問題となるが、特にARMのCPU技術について、持っている基本ライセンスは永久のようだが、今後の新型についての技術供与が受けられないので、その部分を補う必要がある。ここの技術がARM本体側のものと同等なら中国市場やアジア・アフリカ市場で受けいれられるだろう。

世界が米中のふたつの技術世界に分離するというようなことも予測できなくはないが、その前に、地域紛争の形をとる可能性もある。この問題が21世紀の重大問題となっていくのではないだろうか。


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自分が、話題の華為(HUAWEI)の製品を最初に買ったのは、2009年に出たイーモバイルのPocket WiFiである。当時のことなので、3Gモデルだったが実によくできている製品で、中国のICT技術の発展を初めて知ったものである。いわゆるPocket WiFiというジャンルは日本ではこのモデルで始まった。今でもデッドストック品がamazonで売られているのには驚くがそれくらい良い製品である。
 
今自分が持っている中国のICT製品は、HUAWEIのMate10Pro(スマホ)と、DJIのOsmo Pocket(動画カメラ)であるが、いずれも、実に良くできた製品である。このままでは、世界のこの種の製品や、5Gネットワークの主要機材が中国製に席巻されるのは時間の問題だと感じていた。ICT機器はアップデートのためにたえずメーカーのサーバーと通信を行う。これを安全保障上の脅威に感じないほうがおかしいだろう。米国もGAFAの製品の通信データを広く収集していることはよく知られている通りであり、その逆もあり得ることは熟知しているはずだ。21世紀の産業の血管ともいうべき5Gネットワークを中国メーカーに握られることは、米国にとって絶対に避けなくてはならない。
 
だから、今回の騒動は、貿易問題に絡めて取りあげられているが、極めて本質的なものである。今後、数十年にわたる、米中のICT冷戦の序章と位置付けられるだろう。波動はあるだろうが、ここ数年は景気に下向きに作用する可能性が高いと考えている。


 


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さすがにユーロドルはやり過ぎだったようで、今日は大きく反発している。ドル安ということで、ドル円も下げている。このところよく見られる、ドル単独の動きだ。これが継続することは今までの例からしてない。あくまでも、ドルの売り買いの波動である。次のドル高の波でユーロドルも1.11を割ると思われるが、その際には、ドル円の上昇は弱く、110以上に戻せないのではないか。ドルの上下に、円買いが徐々に出動するという動きを想定している。

本来なら、クロス円は、円買いドル買い、または、円売りドル売り、のどちらかの波動で、大きく動くのを特徴としていた。しかし、このところは、ドルの単独の動きが主たる成分のため、クロス円はおとなしい動きになっている。しかし、これは、仮の姿である。ドル円が本格的に動き出せば、クロス円の円買いも見えてくると思う。ダウの今後の下げはかなり濃厚だ。トリプルトップからの下げ幅は相当に大きくなるのではないか。


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相場はめまぐるしく方向を変えている。しかし、ドル高の方向性は、ユーロドルの週足などを見ていれば明らかだ。細かな上下はあるが、ユーロの下げが続いている。ドル円は、これに円の売り買いの波が加わるので複雑になるが、これだけの強いドル高にしてはドル円の上昇の勢いは弱い。米国長期国債の利回りが下がる中でのドル買いは、やはりリスクオフ。米国株価のトップアウトの兆候もあり、リスクオフ方向を相変わらず見ておきたい。
 
長期的には、現在の米国のなんでもありの姿勢を見ると、米国の赤字解消のため、改選後のトランプ政権あるいは別の大統領の政権のあたりで、プラザ合意の再来がある可能性が高まっていると感じる。1ドル60円くらいのレートに再設定されることも考えておくべきではないか。ドル資産を買っておけば安心という現在の日本の主流の資産保持法は大変に危険だと思っている。FXの円買い、ゴールド買い、ビットコイン買いなどでヘッジをはかるべきだろう。

先のことはさておき、現状のトレードはあいかわらずユーロ円のショートに絞って、短期の戻り売りおよび売りっぱなしで対応している。今日はNY時間になってユーロドルがさらに下げて来ており、1.11割れも視野に入ってきた。ポンドの下げが波及してきたものと思うが、さらにユーロ売りでいってみたい。




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するするとビットコインが上昇してきており、この円高にもかかわらず、数日前にはFXで、1ビットコイン100万円を超える値をとった業者もあるようだ。今日はドル高で下げているが、明らかに、リスクオフにおける株などからの逃避資金であり、デジタルゴールド、バーチャルゴールドの面目躍如たるところである。このあとも、リスクオフが大規模になると、狭い市場に資金が集中し、前回のような指数関数的上昇を引き起こす可能性もあるだろう。ただ、このところの上昇はややテクニカル的にも無理があるので、急に飛びつくのはどうだろうか。ただ、前から持っている人はホールドでいいと思っている。

ということで、リスクオフ派も徐々に増えていると思われる。米国長期債のチャートに注目しながらの為替トレードを続けていきたい。


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ダウの下げがかなり大きかったが為替はゆるやかな動きに終始している。ここしばらくの傾向だが、これについては、前から書いているように、もう円高は来ないという説もある。日本経済の衰退?により、今後の円安が見込まれるので円買いは起きにくいというものだ。
 
この説が強いこともあって、相変わらず円売り(ドルロング)で対応しようとしている勢力は強いが、短期はともかく、中長期ではこれはどうかと思われる。ダウのさらなる下落があれば、ひとたまりもなく、円売りがストップロスに襲われるだろう。それがいつになるかはまだわからないが、ユーロ円売りという実にいいものを見つけたので、もうしばらくこれでねばってみたい。



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中国が報復関税に踏み切るという報道で一気にドル円が落ち込んだ。とはいえ、今日のレンジは1円にも達していない。リーマン時の豪ドル円の暴落を知っているものからすれば、子供のようなものだ。しかし、中国が簡単には引かない姿勢を見せたことで、貿易交渉の行方がかなり不透明になってきたことは間違いない。昨日書いたように、ビットコイン(バーチャルゴールド)が上げていることと言い、かなり相場全体がきな臭くなってきたのは事実だ。テクニカル的にも109円ローをドル円が切ってきたのは大きい。1月に序章が見えたが、次の段階が始まったのかもしれない。

トレードはユーロ円売り。短期ではドル円売りも入れたい。このレベルではロングはまったく考えていない。チャートからしても、クロス円は中期下げと考えている。特にユーロ円は完全にサポート割れではないだろうか。


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米中の貿易戦争によってリスクオフの動きが続いている。ドル安とドル高の交互の動きとなっているのはこういう時の常であるが、円高はまださほどではない。ドル円のスワップの大きさで、やはり円売りの勢力は強い。もう一段の米株安が来ないと、これ以上の円高にはならない。その様子を見るための材料として、仮想通貨、特にビットコインの上昇には注目したい。ゴールドがあまり動いていないのに対し、代替ゴールドとしての仮想通貨に動きがあるのは面白い。これがさらなるリスクオフへの序章である可能性もあるだろう。仮想通貨は引き続きホールドがいいと思う。

来週以降は、米中の交渉の行方によって大きく変わりそうだが、長期的には、クロス円の下げの流れは止めにくいのではないか。相変わらず、ユーロ円の売りで進めていきたい。


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