FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



真夜中にナイアガラ発生。なんだと思ったら、このまさかのネタでした。
法案否決。
アメリカ、終了。(^^)/
 
ではないですが、今後の相当の困難が予想されます。


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テクニカル的にはまだ下降局面(円高局面)であると考えて問題ない。サイクル的にも10月半ばまで円高ということで多くの意見が一致している。ということで、基本戻り売りで円買いしておけば問題ないだろう。ただし、まだオシレーター系の指標は強く下降を示していないので、週初めにはもみ合う展開も予測できる。
 
また、今回の円高はドル安によると思われるので、欧州通貨のクロス円の下げは限定的だろう。目標としては、ドル円101円、ユーロ円150円、ポンド円180円、豪ドル円80円というところだろう。
 
そういうことで、ドルストレートは、ドル安を予測しておく。ユーロドル、ポンドドルとも上昇傾向と見る。しかし、自分ではポジションはとらない予定です。とにかく、センチメントが動きすぎで神経によくありません。笑





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長く考えていた今後のドル高・ドル安論にようやく自分なりの答えを見いだしました。
 
現在のアメリカそしてヨーロッパの金融恐慌(現在、アメリカは、すでに金融恐慌の初期段階に入ったと言えるでしょう)は今後時差をもって進行します。まず震源地のアメリカ、そして住宅価格の下落が追って起こっているヨーロッパへと。
 
したがって、まず年末から年始にかけてついにドル紙幣の刷りすぎの弊害でドルの大下落が起きて、ユーロドルが暴騰します。おそらく1.7を越えるでしょう。同時に金も1000ドルオーバーになります。ドル円は100円をかなり割るでしょう。

その後、暴落の反動で2009年春から初夏にはやや戻す時期がありますが、夏以降、今度はユーロが崩壊します。今回のドルと同じように、銀行倒産が多発し、FRBに匹敵するものを持たないユーロはもろくも崩れます。ユーロドルは再度下落となります。ただし、この時には金はあまり下げないと予想します。ここで金とユーロドルとの連動が弱くなります。この際には、ドルとユーロの崩落によって、円は独歩高となり、ドル円は90円を割ってゆくものと思います。ユーロ円も130円以下になるでしょう。

2010年に入ると、ドルとユーロは最低時期を迎え、ドル円は70円台までに、ユーロ円は100円程度にまで落ち込むと予想します。金は1000ドル以上をキープし続けるでしょう。
 
以上が、今後のドル高、ドル安論に対する現時点での予測です。



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30日程度のサイクルでこのところ動いているドル円である。そろそろ下げに入ってきたので、ここから2週間程度は下げが中心となるようだ。ちょうど10月15日が満月でもあり、また、JPモルガンの決算日でもあり、噂で買って事実で売るのことわざどおり、そのあたりまでは円買い中心で行きたい。
 
幸い今回は直前の107円までの上げをショートでナンピンしたのでバックに余裕があるので、じっくりとドル円、クロス円(今回は豪ドル円中心)を売ってゆきたい。


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標題の本を買ってみた。相場予測よりも、彼の哲学である「再帰性理論」を述べるのが主眼の本で、相場について知りたいとするとちょっと驚く本である。
彼の「再帰性」とは簡単に言えば、市場を客観的に見ることはできない、なぜなら、自分自身も市場に参加してそれを動かしているからであって、参加者と市場は相互関係するものである、というようなことだ。なかなか面白い。

相場予測としては「真のサブプライム地獄は二年後に訪れる」というのが目を引いた。根拠は住宅価格の下落だ。低所得者層を中心に、今後二年のうちに、膨大な量の住宅債務不履行が起き、地域の荒廃に繋がると予測している。だから、今後、政府が直接に住宅ローンの点で公的支援を行う必要が出てくると考えている。いずれにせよ、アメリカの不況が長引くことを予測している。


ソロスは警告する 超バブル崩壊=悪夢のシナリオ
ジョージ・ソロス,松藤 民輔 (解説)
講談社

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満月チャートに触発されて、月と経済活動の関係について考察してみる。
 
まず、人間は、生物学的に月のサイクルを内蔵しているらしい。これはよく言われることだが、生物がまだ海にしか住んでいなかったころ、月の引力によって生じる潮の満ち干を毎日受けていたために体内にそのリズムが組み込まれたということらしい。
 
だから、海に住む多くの生物は満月の夜に卵を産むことが多いし、人間も、満月の夜はお産が多いそうだ。もちろん、基本的に女性のサイクルは月の勘定だ。男性には月のサイクルはないものの、何かそういうことが、なにか、相場心理に影響を与えるということはないわけではないだろう。
 
もうひとつは確実なもので、イスラムの旧暦(現在でも使われている)は、太陰暦(月の満ち欠けだけを使う暦)なので、基本的には新月が月の初めだ。例えば、ラマダン月は、イスラム暦の9月の新月から新月の間の1ヶ月であるので、次の断食明けは29日の新月の日である。ということで、イスラム圏ではあきらかに月の満ち欠けが経済活動に影響していると言える。(もし仮にアメリカがイスラム圏だっとしたら、雇用統計は月初めに発表されるので、三日月=雇用統計になるというようなことを想定して欲しい。)現在、イスラム圏の世界に与える影響はますます大きくなっているので、今後、月の満ち欠けが世界経済や為替に与える影響は大きくなると推定される。





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元有名インターバンクディーラーで今自分で為替会社を作っている小林芳彦氏という人がいる。

この会社のサイトに小林氏のいろいろなチャートがあるが、その中で「満月チャート」というのがなかなかユニークだ。ドル円の動きと満月・新月を載せてある。
たしかに、新月や満月で動きが変わっているように見えるのが面白い。為替の細かな動きは確かになんとも予測しがたいものがあり、こういうことでもしてみようかという気になるのもわからなくはない。興味のある方は、ここの月齢表も使ってみてみるとよいだろう。ちなみに、次の新月は9月29日、満月は10月15日だ。この15日は、複数のサイクル系のサイトで円高の頂点の日として計算しているので一応要注意であろう。



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日経のサイトでは次のような記事があった。

【サンパウロ=檀上誠】ブラジルの通貨レアルが安値圏での推移を続けている。18日の取引時間中には一時、1年ぶりの安値となる1ドル=1.961レアルまで下落。8月初旬の高値と比べると20%も安い。米金融危機の影響で銀行間取引のドル不足が生じたことが直接の理由だが、外国人投資家のブラジルからの資金引き揚げが加速しているとの見方も浮上している。


円高と同じタイプのキャリー巻き戻しのドル高レアル安だ。こういうのを見ていると、ドル高は陰謀だけじゃなくて、巻き戻しも多いのだろうと推測できる。(レアルは陰謀とは別だ。)

ということで、今後もこのタイプのドル高(レアルや豪ドルからの引き上げ)は続くと思われるので、ドル安との綱引きが見られるものと思う。


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朝日新聞の今日の朝刊によると、次のような記事があった。

(一部略しつつ引用)

(ポールソン長官とバーナンキ議長は)法案審議を求めるため、下院のペロシ議長の会議室を訪問。集まった(議会)幹部を前に、金融危機が深刻化した場合の見通しも具体的に説明した。
 
シューマー上下両院合同経済委員長は「聞いているだけで、ものすごく心配になる内容だった」。他の議員たちも驚いて沈黙してしまったという。最悪の場合は、銀行などの融資機能が損なわれてしまい、
ローンが得られずに、クレジットカードも使えず、買い物に行けない人もいるだろう。「そんな状況になって、基本的に経済活動が止まってしまうという印象だった。」と話す。上院のドット銀行委員長も「金融システムのメルトダウンが近付いているという感じだった」。

それほど深刻な危機に見合う巨額の公的資金の導入を求められていると感じた出席者の一人は、その成果として最終的に金融市場が安定化するか質問。「はっきりしたイエスは返ってこなかった」という。

(引用終わり)

やはり、ポールソンとバーナンキは正しく事態を認識しているようですね。
 
LEAP2020では、昨年度の段階で、アメリカの金融機関が国有化された後、経済が大混乱となり、民衆の間で治安が悪い状態が生じて、軍が出動して管理することになると予測しています。吉田繁治氏のメルマガでは、在外のドル預金の引きだし制限もあり得るとしています。年末からは何があってもおかしくない状況なので、とにかく万全の備えで自分の財産を守ることが必要でしょう。一部は、円現金によるタンス預金もよさそうですね。



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さて、例の如く、不安感が極度に増大したところで、米国を中心とした欧米・日本の協調政策によって、大きなリバウンドが来た。このあとの予測はまことに難しいが、ひとつやってみよう。

現在の為替の要因を二つに分けると、円の動向と、ドルの動向である。このうち、円の動向については疑いようもない。来週あたりはリバウンドの一環として若干の円売りが出てくることも予想されるが、先に書いたLIBORを見てわかるように、円だけは、今回のサブプライム問題の直接の影響を受けないでいるわけなので、今後の円の先高は間違いないところだろう。アメリカの金融が今後さらに悪くなると思われるので、あと数年は円高基調になると考えて間違いない。来週の予測は難しいが、これらの客観情勢は誰にでもわかることであるから、週初めからたいした円売りは出ないものと考えたい。

次にドルの予測である。ドルはずっと需給関係やポジションの巻き戻しでドル高で推移してきた。実際に円高とほぼ同じカーブを描いて動いていることからも、ドル高の主体はポジションの巻き戻しであったと考えて良い。しかし、いろいろ最近の説を見ていると、ユーロの売り崩しを、米国主体で行っていたというような様子も見られるので、ドル高の一部は当局による誘導があるという可能性もある。

金の高騰、ユーロドルの上昇など、今後のドル安を予測させる材料もあるし、ファンダメンタル的にはドル安となると考えるのがもっとも妥当性が高い。

現状では、しばらくのドル安傾向(ユーロドル高)が続くと考える方が良さそうに思う。ただし、その後もユーロ高が継続するとは思えない。あっても一時の高騰で、またドル高に戻るという可能性が高いとまだ考えている。これは以前に書いた、長期のユーロドルとユーロ円の相関関係からの推測である。やはり米国当局のドル暴落を防ごうとする強い意志が働くからであり、ドル安は、ドル円だけの限定したものとなるだろう。

ということで、来週の予測は、若干の円売りも見られるものの、緩やかに円高、ドル安となり、クロス円の下落はややマイルドになるだろう、としておく。




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