FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



ついにドル円が124.14円の直近最高値を突破した。P&Fで見ると(このサイトではPC画面の左の円インデクス・これは円ドルになっている)完全にブレークしており、単純に垂直計算をすると当面の目標値は130円くらいになりそうだ。70円台からの円安局面で日足のP&Fでのブレークはほぼすべてが当たっており、今回もかなり有力な指標になり得るだろう。ただ、長期サイクルや当面の限界からするとこのまま130円までの上昇は考えにくいのも確かでここは迷いどころである。ともあれ、124円の滞空時間がかなり長くなってきたら124円あたり(これは適宜平均線を見ながら可変)をストップとして下からのロングを保つことは悪い計画ではないだろう。

過去の1995年から1998年の円安期の動きを見ても、間にわずかに1ヶ月だけの大きな陰線を持つが、それ以外はほぼ一直線にドル円上昇して80円から140円までを3年で果たしている。今回はまだ大きな下げを経験していないので、中間の下げがどこになるか、どのくらいの幅になるかを注意したい。また、おそらくドル円の次の大きな下落は、米国の利上げに伴う米国株価の下落だと想像しているので、米国利上げにも最大の注意を払いたい。やはり秋になるのではないだろうか。






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先週は欧州の債券の動きがなんとも微妙で、それに合わせてユーロも反落。ドル高の週となった。
自分のトレードはことごとくはずれで、これでは5月の月間成績がマイナスになりかねない勢いだ。今週はがんばりたい。
 
が、今週もドルストレートの動きは読みにくい。ユーロドルがそのまままたパリティを目指すのか、判断しにくい。

それで、考えることは同じで、みなドル円に鞍替えした模様で、欧州が動き始めた今日になって円売りが強力になっている。さすがに123円越えからどんどん買うのはためらわれるが、金も下げているし、今週はドル円の押し目買いを中心に考えていきたい。


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さて、ユーロドルが1.11を割ったものの、誰しも考えるように過去のレジスタンス・サポートの1.11前後割って1.10へ、そしてさらに下を目指すという局面とは考えにくい。これはユーロドルだけでなく、ポンドル、豪ドルドル、ドルスイなど主要ドルストレートペア全部を見渡してみてそれぞれのチャートを観察してもても、現在のあたりがサポートになりそうな雰囲気である。
 
これは見えやすいことであるし、また、材料的にも、現在のドル高のきっかけとなったECB理事の内部会議でのQE発言以降、大きな追加材料は存在していない。米国の利上げが6月になったとかあればドル高だろうが、それは現状あり得ない。となれば、しばらくの停滞の後、再度ドル安に動くと考えておきたい。

また、ユーロドルの日足のローソク足チャートをみていただくとわかるが、上昇を始めた4月以降、数日間の陽線、そしてまた数日間の陰線という形で比較的規則的に相場が形作られている。これは、複数のファンダメンタルズの要因によって、上下いずれにも決定的な動きができないため、何かを材料にして短いトレンドを作る形の相場展開になっているためだと思う。今回も、月曜日から開始したドル高相場だが、今週いっぱいか来週はじめ程度には、反転するのではないだろうか。自分としては火曜日の予定どおりユーロドル1.11を割ったところで再度ロングしたが、さらに下を向いていけば損切るとして、とりあえずはここで様子を見てみたい。






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今週もドル安気味に進行と思っていたら、ECB関係者のQE発言で一気に逆流した。なかなか難しい。ただ、日足で見ればわかるように1.14あたりは過去に降りてくるところでもかなり長く滞留したところでありひとつの節目になっている。ここで反転したのはやむをえないだろう。なお、下落のメドとしては1.11を若干割り込む程度までではないかと思っている。このあたりからは気をつつドル売り(ユーロ買い)してもいいと思う。ここでユーロ高終了という可能性は低いものと思う。
 
トレードとしては、週の初めということもあって軽くユーロ買いで始めたが、コメント欄で、ユーロ売りの声もあり、警戒気味でトレードしていたので、たいした被害を受けることはなかった。自分のミスで、下落で売れなかったのは残念だが、このところ、コメント欄に助けられることが多く、本当にありがたいと思う。相場は基本的には自分で考えてトレードするものだが、ネットの上での相場仲間の意見には、そうだったんだ、と頷かされることも多い。柔軟な思考をするための環境として、ネットでのおつきあいは大切にしていきたいと思っている。




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ポンドが先行して高くなり、ユーロも後を追ったかたちで、ドル安継続となった。こうなると、どう考えても、まだドル安の余力がありそうであり、月曜日からもドル安方向でトレードしていきたい。先のエントリーのコメントでも書いたが、このところ、完全にドル主導の動きとなっており、また一度トレンドが出ると数日は持続する傾向にある。トレンドが出たところでのデイトレあるいは2日スパン程度のトレードはかなり確率が高い結果になっている。これに乗るべきだと思う。
 
今後の予測については、先のエントリーでカラバさんから長文のコメントが出ているので御覧いただくと有益だろう。ドルの大きな動きに乗るトレードが今年のトレードを成功させる鍵になるはずだ。



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ドル安の安定かと思わせていたが、雇用統計の前後から、ドル買いに変化している。これが一時のものなのか、再度のトレンドの変化なのか、現状ではきわめて読みにくい。欧米の金利の上昇など、いろいろと予想外の現象が生じており、積極的なトレードがしにくい。

大きく見ると、原油上昇、ゴールド下落など、景気上昇を含んだ動きになっていると思う。危うい動きだが、メインは円売りを中心に考えていっていいのではないか。ただ、突然の逆流もありうるので早めの利食いをしながらのトレードがいいと思われる。



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連休はみなさまどのようにお過ごしだっただろうか。相場は、相変わらずドル安方向になっているが、前のエントリーに書いたように、そろそろ一旦休みとなるレベルになっていると思う。ユーロドルで1.14まではあるだろうが、1.15を越えるのはしばらくお預けになるのではないか。丁寧に相場に追随して、細かに利食いをしていくのがよいだろう。
 
しかし、FXをやっていると、皆さんもそうだと思うが、まったくの何もないところからお金が生まれてくるのには、不思議な感慨を催すことがある。株式投資では、もちろん企業の利益獲得・拡大による値上がりがあるし、商品相場も、農産物なら、不作・豊作といった実態のあるものから価格が生まれてきて、それで損益が決まる。それに対して、FXでは、レートの変動というものそれ自体が損益の出所であり、文字通り、無から有を生じるのがFXである。
 
損益はすべて自分の考えの反映であって、トレードがダメなら損となり、有効なトレードなら益となる。各種オプション取引もそれに似ているだろうが、レートの変動という相対的なものに頼るFXは、その無から有が生まれる程度が半端ではない。この不思議な感覚が自分は好きである。しかも、偶然に頼るのではなく、テクニカル・ファンダメンタルという明確な根拠を用いて推論し、ポジションを置いていく、高度に知的な作業がその背景にある。多くの人にこのFXの楽しさを知ってもらいたいものだと思っている。





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週末はポンドの急落に驚かされた。自分はポンドはいっさいトレードしないので平気だったが、安心してロングにしていた人も多かったようで、2chなどではいろいろ話題が出ているようだ。豪ドルもそれに先だって下げており、日足を見ると、豪ドル、ポンドドルともにダブルボトムの右でのレジスタンスにあたったという見方が可能である。問題は、ユーロがどうなるかだが、今の1.12から1.14くらいは、ユーロドルにとってもレジスタンスの帯になっており、ここまでのような順調な上昇は期待できないと思われる。つまり、ポンドの昨日の下落は、テクニカルに起因する構造的なものだという見方をとる。
 
トレードとしてはむしろドル円におもしろみを感じるが、これも、日足レベルでのレンジを動いているだけで、121円に達するまでにはかなり厚い売りがありそうだ。ここでの大きなロングはやや賭けになると思う。

ということで連休中でもあり、4日から6日の間は様子見ということにしておきたい。幸い、ユーロドルのこのところの動き(上昇して、フラット、を繰り返した)に追随できて、フラットなところで積み増しをしてある程度利益をあげることができたので、ちょっとお休みとしてもいいだろう。




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