152円を前にしてドル円の急激な伸びがあり、ついに介入が来た。米国の金利が頭うちという報道もあったところで、タイミングとしてはいいと思う。152円もテクニカル的にも一旦伸びきった部分である。
昨晩は介入の初動から相場に張り付いていたので、すぐに介入だと理解できた。介入独特の波のある下げだったからだ。軽くロングポジ一部を片付けてから、下の方のロングはそのまま。介入は147円よりも下げて146円台に持って行く予定だったようだが、それは力及ばず。148円ミッドに戻ったものを147円まで抑えて終わった。ほとんどNYの開いている間ずっと介入していたようだ。総額では、10兆円近いという観測もある。10兆円原資のFX、一度やってみたいものである。たしかに、「原資は無限」とも言いたくなるだろう。
大規模介入は、終わったところで(この場合だと)ロングの意欲をなくさせるくらいでないといけないが、今回はやや中途半端だったと思う。米国の金利報道はあったものの、ドルスイスなどの上げ傾向は相変わらずであり、月曜からはしばらくは148円程度に留まるかもしれないが、また円安に振れていく方向を第一シナリオとしたい。
トレードは、今回短期で買った147円ちょうど(指値)のロングポジをどうするか、来週の動きで決めていきたい。