FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



ドル安が止まらない。しかも面白いことに、円買いよりも、ユーロ買いや豪ドル買いの方が強い。現在のコロナ新規感染発生者数と同じ傾向なのは偶然か?

それはともかく、現状ドルが最弱なので、ドルインデクスを見てみる。月足で見るとわかるように、上昇トレンドを破って大きく下落しそうな勢いだ。ドルインデクスはチャートを見るとわかるように動き出すと一方的に動く傾向がある。次のめどは三尊で言うネックにあたる90、そして次はダブルトップの裾の80というところだろう。まだ底抜けと決まったわけではないが、その場合を先に見ておくのもいいと思うので、あげてみた。

自分のトレードはためてあったドル円売りを104.2で半分利食い(昼にツイートした)。また戻ったら売る予定。残りは106.8円と107円から売っている。昨日書いたように、ユーロドルなどは大きく下げる可能性もまだないではないが、ドル円はいずれにせよ下げの可能性が高いと考えている。



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前から指摘しているように、ユーロドル、豪ドル、ポンドドルなどいずれも長期のレジスタンスにぶつかっているので上昇(ドル安)の動きが止まっている。この後の動きだが
1 跳ね返されてドル高になるが、円高も伴って大きくドル円が下げる
2 跳ね返されてドル高になり、ドル円も再上昇する
3 レジスタンスを破ってドルストが上昇し、ドル安に伴うドル円下降が進む
の3シナリオが考えられる。1または3のいずれかが長期の流れだと思うが、当面2の可能性もある。いずれにせよ少々ここで日柄調整となるのではないか。次の動きはいつものようにお盆前後だろう。

COVIDの方は、検査対象を前より広めにするようにしたため、感染者数(陽性者数)は前回4月より上昇しているが、死者数を見ればわかるように、まだ前回のピークより低いレベルの感染だと思われる(前回に、今回並の調査をしていれば1日1万人だった可能性もある)。したがって国全体としての緊急事態宣言はまだ絶対に出ないはずだ。ただ、運悪く、さらに事態が悪化して、東京が1日コンスタントに1000人以上の感染者がでるようになると、病院体制が問題になってくるので、国も緊急事態宣言を再度出すことになるだろう。この病気の対策は何が正解なのか、実はまだよくわかっていない。患者を抑えていたベトナム・香港などが再度上昇しているのを見ると、実に難しい。集団免疫を得たというスウェーデンもこの冬にどうなるかは不明だ。どの国も手探りの対応になっているのはある意味やむを得ないだろう。


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コメントでご質問があったのでこちらでも書いておこう。今は円高ではなくドル安では?ということだが、現象としてはそのとおり。ただ、流れとしては、円高の初期だと思われる。従来、ユーロ・豪ドルが、ドルや円に対して買われていたが、ここに来て、円買いがやや強くなった。ユーロにはまだ及んでいないが(ユーロ円高)、ドル円は下げてきた。遠からず、ホンモノの円買いが爆発すると、超円高が現出するはずだ。

その円高のエネルギーとなるのは、よく言われる強い円を買う動きなどではなく、GPIF・国内金融機関その他の投機的な膨大な円売り外貨買いポジションの崩壊である。すでに、金やビットコインでは対ドルに対する買いが始まったかに見えるが、円についても円売りドル買いポジションの取り崩しが徐々に始まっているのではないか。



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ようやく円売りが退散して、本来の円買いが出てきた。ただ、まだ株価の下落が伴っていないので急激な暴落には至らないだろう。104円台でひとまず折り返す可能性もある。ゴールドは史上最高値1930ドル超え、またビットコインは再度1万ドル超えと、すべて本来あるべき動きになっている。この相場はまだ始動に過ぎないので、これから来年以降にかけて本格的に円買い、金買い、ビットコイン買いが進むと思われる。
 
自分のトレードは前から書いている通り、長期トレンド(と思う)ドル円売りのみなので、この動きはありがたい。105円半ばで少し利食いをしたが次の104円台を待ちたい。そこから戻っても107円までではなかろうか。本格的にレンジを破って下に行く時期がいつか、期待をしつつ待ちたい。

金については、円高と並行してドル建て価格が上がるので、円建て価格は上下が激しくなる。ドル円が90円を割るようなことがあれば、さすがに円建ては安くなると思うが、そのあたりはまだ予想ができない。リーマンの時のチャートを再度見ておきたい。




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昨日書いたように長期のドルの分岐点(レジスタンス)に達しているため、特に豪ドルなど動きが不安定になっている。まだ上昇の気配が、ユーロドルなどには強いが、しばらくここで揉む可能性が高いと思う。ファンダメンタルズからも、南シナ海がきなくさくなってきていることなど不安定要素が大きい。相場は荒れ模様になる可能性がある。

COVIDの感染も、特に日本で非常にあぶない状況になってきた。下は、東京の現在の感染者状況だが、1000人が軽症以上で入院、500人が自宅・ホテル待機(ほとんどが無症状)、さらに1000人が入院先が決まらないという調整中である。「ただの風邪」でこんなことにはならないわけで、「中等症」と言えば、肺炎か、血栓である。来月末には今の10倍の感染者数が発生すると思われ、大変な騒ぎとなることは疑いない。相場もさらに大きく撹乱されると思う。


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これは豪ドルの月足のチャートだが、ご覧のように2011年からずっと下降トレンドを保っている。この間のコロナショックで底値をつけて反発していたが、トレンドライン(またはMA50あたり)で上昇が止まったように見える。2018年もこのあたりがレジスタンスとなって下降に転じている。理由はわからないが、まさにテクニカルとしか言いようがないのではないか。このあとのドルスト、特に最初にその動きの兆候を示す豪ドルドルの動きに注目していきたい。


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上昇しているユーロも豪ドルも月足での長期下降トレンドに迫ってきた。そろそろ反転する可能性がある。円高、ドル高のリスクオフである。注目したい。


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為替はほとんど動かず。ユーロドルなどドルストレートがじわじわと上がっている。ドル安だがドル円が動かない。こういう時はまたしばらくするとドル円が下がることが多いが、また106円台でサポートされそうだ。
 
COVIDも予想通りの動き。GOTOトラベルも予想通りで、あまりにも書くことがない相場である。緊急事態宣言も、網羅的検査もしたくない政府は、完全に八方塞がりの状況に追い込まれたと言えよう。







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今日の東京の新規感染者は286名。朝から280という話が出ていたので、たぶん、衝撃をさけるため、明日に回した数値があるはずだ。明日は300名をはるかに越える新規感染者が発表されると思われる。予測したように、GOTOトラベルは、東京発着を除外するという話が進んでいるが、これもかなり危うくなってきた。ディズニーランドなど都内居住者が大勢いるはずで、ここに地方からの観光を認めるということに対する批判が強くなるだろう。すでにJALやANAやJR各社の経営はかなり危なくなっている。もちろん、JTBなどの観光業者は言うまでもない。また、ここで観光業一般が廃業を迫られると、オリンピックの開催がますます困難になるという事情も政府の慌てぶりの背後にあるのではないか。

このままでは感染者は激増するばかりである。PCR検査の拡充にまだ政府は本腰をいれていないのが不審である。偽陽性・偽陰性が言われるが、世界各国で使われているのだから、要は使い方次第である。日本国内の感染が深刻化するにつれ、徐々に為替にも影響が出てくると思われる。



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仕事はリモートの時間が多いので、早めの休みをとって旅行にでも行くかと調べて見ると、近場の有名旅館などはけっこうよく予約が入っている。例年の夏には及ばないが、よい日は埋まっていることが多く、GOTOの効果はあると思われる。実際、宿泊費の4割程度は割引になるので、2人宿泊でフルに活用すれば、一泊8万くらいのところに3泊もすれば、10万円くらいは浮く勘定だ。しかも、何泊でも、何回旅行してもよいのだから、お金がある人には相当に美味しい話ではある。ホテル・旅館も待望しているものと思われる。感染を広げることは間違いないので、あとは種々のリスクの計算となるが、単純に計算できるものでもない。なかなか難しい問題であるが、首都圏で1日500人以上の新規感染者が出たところで、少なくとも都内発着は、中止となると考えている。




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