FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



ドル円の件だが、やはり日足レジスタンスに頭を押さえられており、しかも、どんどんとレジスタンスは降りてきているため、安心して売りが可能な形だ。ここを超えないかぎりは、戻り売りでいくのが安全と思われる。また、100円が近づいたら利食いということで、短期売買とするのがより安全だろう。現状、すぐに急激な円買いや円売りになる状況ではない。

ランドドルのチャートを見ると、まだランド高(ドル安)は続くように思われる。円自体の相場への影響は現在はさほどではないので、ドル単独の弱さによってドル円下降が続くのではないだろうか。



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ドル円はかなり煮詰まってきた。日足の一目の雲などに頭を押さえられつつ下降するトレンドと、6月あたりからの下限の上昇トレンドとに挟まれた動きとなっているが、102.4円あたりで、この大きな三角の頂点に達した感じである。ここで20日以降の、日銀とFOMCを迎えるというのは、テクニカルとファンダメンタルズの「統一理論」完成ということになる。笑 

「統一理論」はいいのだが、問題は、その予測である。週足ではまだ下降に向かっているように見えるが、月足では大きな上昇の入り口のようにも見える。従来はそれを重視して上昇にかけてきているのだが、ここしばらくの三角保ち合いでややそのあたりの確率が下がってきているようにも思う。ということで、ロングはやや減らして、これからの上下いずれかのブレークアウトに備えていきたい。もう少し近づいたところで、自分なりの上下方向への確率的見通しにも触れたい。



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FOMCが近づいてきたのにくわえて、ダウの下落、さらには、クリントンの健康問題の表面化などで、リスクオフとなってきた。102円ローでドル円のロングはかなり手じまいをして、当面の方向性としては上下フィフティフィフティのスタンスとした。いつも書いているように現状では100円を割る可能性はまだ少ないと思うので、下げたら買っていきたいが、上にいけば売るということで、長期対応ポジは少なめとしたい。

昨日は、築地移転問題でつい書いてしまったが、あまりにもあきれる状況で、今日のニュースでも、地下空洞どころか、一部の建物では、コンクリートすらなくて、砕石面が地下で露出していることが判明した。私の直感ではおそらくベンゼン等の実際の汚染の空間数値自体は、魚介や青果に残留するレベルとはとうてい思えないが、最初の環境への配慮の前提となる諸条件を満たさないとんでもない建築物を作ってしまったことだけは現時点で間違いない。知事の作るプロジェクトチームの長の小島氏は、水俣病の政治解決を完成し、クールビズを実現し、環境省を実質的に立ち上げた、環境問題に関して日本随一の実力を持つ元環境省官僚である。いい加減な調査で終わることはあり得ないだろう。
 
調査や改修に最低1年以上の移転延期が必要であろうし、そうなると移転中止、豊洲売却、築地での再建という方向も現実化するのではないか。安値での売却は大損ではあるが、東京の魚介類のブランドイメージも重要だろう。




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相場はダウの下落がどうなるかというのが焦点だが、月曜以降を見るしかないので、ちょっと置いておいて、週末の雑談で。
 
築地の移転問題が熱いので、その関係の論者の発言を見ているが、こういう「言論」というのは相場とひじょうに似ている。市場参加者(論者)がいて、論の対象(市場を豊洲に移す)に対して、買い(賛成)、売り(反対)で臨んでいる。売り煽りで名前をあげる人もいれば、下がったところで妙な逆張りを入れてくる人もいる。ふだん、比較的理論的な発言(トレード)をする人が、妙に買いあおりをするならば、仕手筋の提灯ではないかとピンとくるといった具合だ。
 
そして、市場参加者(論者)の大きな流れが、問題の動向を決めてしまうことすらあり、しかも、それが予想外だったりする(国立競技場のザハ案の中止など)のも、相場と似ていると言える。
 
相場観を養う上でも、こういう言論の流れを見ているのはおもしろいし、逆に、相場的に見れば、言論にも、ファンダメンタルズとテクニカルの両方の見方ができるとも言えるので、さらに面白い。豊洲移転は、現状、ストップ安状態だが、底値が買いとあおっている者もいるようで、やっぱり、この人、ロングで含み損あるのでは?と思ってしまうのである(これはファンダメンタルズか)。以前にも紹介したが、エリオット理論の大家であるプレクターは、社会事象もエリオット波動で解けるという著書を書いているが(The Wave Principle of Human Social Behavior and the New Science of Socioeconomic ・本のリンクにあり)さもありなんというところである。この本、正統的社会学などからすれば、正統的経済学におけるエリオット理論と同じく、トンデモ理論ということになるのだろうが、とても楽しい本である。


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日足のレジスタンスでたたかれたドル円だったが、日足での上昇トレンドのサポートはなんとか保ったように見える。ここで上げれば、またもや日足レジスタンスへの挑戦となるが、今度はやや雲が下なので103円ハイからが見所となる。

102円あたりをバックにゆったりと買っているが、上げたら確実に一部は利食って、保険はかけておきたい。





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ドル円はさらに下降して結局また101円に戻って来た。当初の三番目のシナリオということで、ロング勢には一番ありがたくないパターンとなってしまった。とりあえず短期ポジを104円で手じまっておいてよかったわけだが、このあたりの確率と手じまいの割合の配合が難しいところだ。投機の大きな妙味であり、かつ、テクニックが必要なところだろう。とはいえ、101円からのロングは大半つぶれかけなので、なんとも難しい。いつもながら、そう簡単には儲けさせてくれないのが相場である。

101円まで来たところでロングはやや苦しくなったが、とは言え、ここでドテンという状況でもなさそうだ。やはり99円以下となって安値更新して、ダブルボトムが崩れてから方針変更ということで、それまではロング思考で進めてみたい。






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ドル円だが、結局、予想通りの104円半ばで強力なレジスタンスにぶつかった形となって下降した。現在102円あたりだが、自分の予測シナリオからすれば1と3の中間といったところ。

トレードとしては、ドル円ロング主体で見ているのであるが、4時間足あたり、そして日足から見て、102円を切ったあたりがサポートになっていると見られるので、ここで反発して上昇するのを今日の第1シナリオとしておきたい。そうでない場合は、またもや100円を切るコースとなりダブルボトムの否定となるとこの先がまたわからなくなるので大変だ。ただ、年内利上げがないという観測に至るまでの事情もないと思われるので、第1シナリオのように、ここでの反発のほうが確率が高いと踏んでいるわけである。





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このところドル円ばかりで恐縮だが、この相場の出発点の見方で、雇用統計で104円半ばに到達という予測であったが、ほぼその線で進んでいる。その時にも書いたように、104円ミッドは、日足の一目の雲と、同じく日足のMA75という、いずれも強いレジスタンスとなっている地帯であり、まずはここを抜けるかどうかが当面の焦点となる。雲の半ばまで進んで105円ギリギリまで到達するか、あるいは今の地点あたりで止まるか、それはわからないが、いずれにせよ、一度下向きになるのではないだろうか。世界中のトレーダーが同じチャートを見ているはずであり、ここでは慎重にならざるを得ないと考えたい。

前回、前々回はここでファンダメンタルズの上の突発事が発生してドル安となったわけだが、今回もそうならないとも限らない。しかし、全体としては、押し目買いのチャンスに終わる可能性もありそうだ。

ということで、当面は、昨日の安値の102円ハイまでの下げは十分に可能性があるというところを第1シナリオで、次にそのまま通り過ぎて105円を狙うシナリオ、最後に、101円まで戻るシナリオ、あたりで考えていきたい。短期ロングポジションは104円台でだいたい回収済みなので、月曜日は様子見してみたい。ドル高にもかかわらずダウの下げは弱かったので、日経はまた大きく上げそうだ。




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昨晩のNYはISMの指標直前までドル円を買い上げたが104円ちょうどで力尽きた。雇用統計前の投機筋の動きとしてはごく妥当なところだろう。104円にはおそらく何かのオプションも設定されていたものと思われる。
  
ということで、注目の今晩の雇用統計だが毎度のように予測はしにくい。ただ、今回はドル高(利上げ)への期待が強いため、強い数字、そこそこの数字なら、ドル高になる可能性が高い。ただ、逆に非常に弱い数字になると、大きくドルが売られるということで、かなりギャンブル性の高い雇用統計になりそうだ。
 
自分としては、新たなポジションは、浅めのストップで、ドル円ロング、あとは、101円台からのロング継続で、ドル買いで進めてみたい。FOMCが本番なので、ここで流れが反転するということはないと考えている。



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