全世界の懸念が欧州発となっている現状である。週末は、ECB総裁につづき、独仏の首脳が、万全の策をとると述べたところで、すべてがリスクオンの方向に向かって反転した。従来も、リップサービスによる上昇と、その後の失望による下げを繰り返してきたので、すべて信頼できるものではないが、ひとつのきっかけとしては評価したい。
先日は米国債の利回りのさらなる低下(米国債の値上がり)を予測したが、この動きで、利回りは上昇した。予測は難しいが、すべてが欧州次第であることはますます明確になっていると思う。再度の悪化となるか、とりあえずの回復方向になるか、8月中には結論がでることと思う。
とりあえずドル円の短期のショートは週末で回収したので、その後の動きを待ってみたい。ここでもしドル円が大きく円安になる方向で動きはじめて、2月と同じような動きとなれば、(時間切れで)次の下げはさすがにもう80円以下には来ないと思われる。
ドル円の週足と一目の雲を見ながら、ゆっくりと考えてみたいものである。
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