FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



円安の行方については各説あるようだが、前回の150円の時と比較するのがいいだろう。前回はアメリカ要因が大きく、たしかに150円割れのきっかけは、神田大明神の神がかり的介入だったが、その後は、自然に全世界的にドル安となっていった。今回のドル円上昇は、米国の金利もあるが、やはり大きな要因は、植田日銀の緩和姿勢継続にあることは間違いない。したがって、短期的動きは日銀・財務省の姿勢に左右される。自分の予想だが、145円あたりにテクニカル的な節もあることだし、ここでまず、神田大明神から、強い牽制が来そうな気がする。そこでいったん円高に戻るが、植田氏(およびその家老たち)は慎重で、黒田緩和路線を簡単には止めることはできないだろう。どうなるかわからないからだ。したがって、またその後円安に戻り次は150円までは行くというのを夏くらいまでのシナリオとしておきたい。その後は不明だが、米国の株価その他の動向が次は大きな要因となりそうだ。


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ドル円、140円を維持して週越えになりそうだ。前回150円までの時には、140円はそれほど停滞せず、145円で大きく下落している。いずれにせよ、こうなると150円までの道筋がどうなるか、が問題になっているように思うので、レバの低いロングなら比較的安全かもしれない。レバ10倍から15倍という普通のトレードだとロングしっぱなしとはいかないので、このあたりの調整の具合が焦点になる。米国の債務上限よりも、利上げの今後のほうが大きな影響がありそうなので、そのあたりに注目していきたい。ここから10円幅の上昇があるとしても、年に一度レベルの大きな相場であるので、ここは間違いなくとっていきたい。



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137円を超えてからはずっとドル円ロングで来ているが、ついに140円に到達した。前から書いている通り、月足で見ると、前回の150円越えはあまりにも短い期間(鋭い山)であった。今回のドル円の上昇が150円を超えるとすると、次の山こそが本来のトップとなる(前回のは三尊の左山)はずで、その値は200円越えになってもおかしくない。これからのドル円トレードはひじょうに興味深いものになるはずだ。まずは、140円から150円にどのように動くのか、どこかで停滞するのか、慎重に観察しつつ、基本的にはロング中心で進んでいきたい。(ただ、ドル円は切りの良い数字を達成すると一端下落する性質が強い。140円から数円下がる可能性は十分にあるので注意)。
 
話は代わるが、米国のGPU(グラフィックプロセッサ)専門メーカーのNVIDIA社の業績が予想を上回り、一日でなんと25%の暴騰を示した。小型株ならいざ知らず、Apple社に迫る時価総額というのだから、とんでもない話だ。トヨタの時価総額分である30兆円(2000億ドル)を一日で増やすという桁違いの勢いである。ツイートでもこの暴騰が起きる数日前に書いた通り、NVIDIAのGPUは、ゲーム機用のものもあってその技術をAI開発のための高級品に転用しており、最新のH100プロセッサボードもAIの学習用に欠かせない。なんと1枚が500万円もする上に、大型のAI開発には、最低100枚、場合によっては1万枚必要というのだから、NVIDIAは大儲けである。しかも、代用品が現時点ではまったく存在しない。ChatGPTが爆発的に普及しつつある年初から春先に、このことに気がついた人は、NVIDIAの株を購入していたというわけである(自分も買った)。米国株、そして日本株は、今後大きく下がる時期が必ずあると思うので、全般的には自分としては避けているが、米国の論調でも、NVIDIAは例外であるという雰囲気だ。AI関係の技術動向からは目が離せないと思う。


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ドル円の三回目の137円越えの挑戦となる。これまでは一日で下にたたき落とされてきたので今回、週末まで137円を超えていれば、ついに長かったレンジを上抜けしたと言えるのではないか。米株にも安心感が出ており、日本株も高い。しばらくのリスクオンの到来かもしれない。慎重かつ大胆に、再度、ドル円ロングに挑戦していきたい。


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ドル円は133円ミッドから137円にかけての往復に終始している。なかなか両端から出られない。長期的には円安という見方だが、このだるい動きを見ていると、短期円高の方向性もまた出てきたようだ。見解がゆらゆらして申し訳無いが、なんとも難解である。個人的にも相変わらずまとまったポジションはとっていない。クロス円の円安も一段落してきたようであり、当面は133円ミッドのレンジ下端に注目したい。


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連休中は円高にはならなかったがまた米国の銀行のさわぎで株価下落でドル安。ドル円も133円ミッドと、日足・週足のトレンドライン下限まで落ち込んだ。しかしテクニカル的にはここまでだと思われる。今日は、ビットコイン、株価など上昇しており、まずは区切りという感じだ。米国の金融情勢はなんとも言えないが、日本円はドル安になればそれに追随せざるを得ない構造であり、しばらくの停滞を経て、ドル円上昇に移るという予測は変えなくても良さそうだ。

週末は連休の最後ということで、すこし遊びに行く予定。どこに行っても人が多くて、コロナの時が少しなつかしくなるくらいだ。ただ、ホテルやレストランは本当に一息ついていることだろう。

話は代わるが、金(ゴールド)がどんどん高くなっている。1キロ1000万円も近い。とんでもない時代になったものである。これで打ち止めという感じはぜんぜんしない。



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植田の弱腰から、急騰したドル円だが、中期のレジスタンスである137円にぶつかって下げている。ここは前回もぶつかったところだが、ダブルボトムになっているので、今回は上抜けると思う。ただ、ちょっと時間がかかるだろう。1時間足の雲下限の135.5あたりまでの下げはありそうに思う。中期的なチャートは、左で小さい三尊を形成したところであり、今後本格的な中央の山(頂点は150円を遙かに超えるか)を作るものと思う。日銀の姿勢などとも合致しており、今後の大きな円安を想定している。

ただ、米国は、銀行不安定が続いており、米株の動向は予断を許さない。それによっては、もうしばらくこの130円台での動きが続く可能性もあるだろう。そのあたりは今後の課題である。




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あちこちの銀行が外貨預金フェアをやっていて、どんなものですかというお問い合わせが複数あったので、ちょっと書いてみたい。米ドルの外貨定期を、FXのドル円ロングと比較するのがいいだろう。
 
一般的にはFXの方が有利な点が多い。スプレッドの小ささがもっとも重要で、話題の1ヶ月8%年利のドル外貨定期などは、為替変動がなくても、1ヶ月の利息は、円転したら、往復のスプレッドに消えてしまってまったくうまみがない(場合によっては元本割れ)。あくまでも余剰資金をドルにしてそのままドルで置いて4%くらいで回して数年置くための入口(おまけ)に使うというのが本来である。また、税金については、外貨預金の利息は源泉で取られるのでわかりやすいが、為替益は、総合課税の雑所得になるので、けっこう税金が高い上に、FXとは損益通算もできない。(必要経費は付けられるので、投資雑誌や、セミナーなどの領収書はとっておきたい。)

FXにおいての、1倍ちょい程度のロングだと、リスクは最小。益はご存じのように分離課税2割で、損益通算も可能。必要経費もありで、悪いことは何もない。スプレッドも小さい。定期預金とちがって預け入れ固定期間もない。スワップも今なら利息と大差ない程度である。
 
ということで、FXができる人が外貨預金をするメリットはほぼないと思う。まあ、銀行の看板の信頼性程度だろうか。もうひとつあるとすれば、FXで低レバで置いておくと、ついついレバを上げて調子に乗る誘惑があるということだ。これを避けるためには、専用口座を開いて、ロングしたら見ないようにするのがいいだろう。




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