FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



株価はじわじわと上昇しているが、為替はだめ。特に円売りが動いてこない。だいたいいつでもそうだが、リスクに対して株トレーダーは楽観的、為替はそうではない。やはり、持っていれば配当の入る株と、基本はゼロサムの為替トレードの差が大きい。

日本も各地でまたクラスターが発生、韓国はまたソウルなどで外出規制と、さえない話が続く。

ということで、ドル円も動かないので、また売りに戻すことにする。中期でドル円が上昇するようなイメージがどうしてもつかめない。



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とりあえずの回復期待でリスクオンになっている。動きの早い相場だが、当面の流れだと、あと少しはドル円の上昇も望めそうだ。中期的には弱気だが、短期的にはリスクオンに乗ってみてもいいと思うので、107.7から少し買っている。しかし、日本の感染者減もここに来て非常に遅い。楽観できる状況ではないだろう。


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コロナによって米中対立は深まったが、今後、さらにそれは激化すると予測される。この東洋経済の記事の西浦氏の発言はなかなか示唆的だ。自然免疫があるため、予想よりも低いレベルの感染(といっても人口の数十パーセントだが)で、集団免疫が獲得される可能性があり、アメリカなどは、コロナの撲滅をあきらめて共存路線を選択するかもしれないと言う。これに対して中国を始めアジア諸国は明白にゼロ抑圧路線をとっている。この両者が、検疫期間なしの人的交流(短期ビジネス・観光など)を再開できるめどはたたないだろう。
 
日本は既に中国からPCR陰性検査を前提の軽い検疫でのビジネス客再開を提案されているが、今後、米国からも、より弱い条件での国交再開を迫られる可能性がある。この時に、どちらを選択するか、政府はひじょうに大きな決断を迫られると思われる。中国がコロナ共存路線に舵を切る可能性はゼロだからである。また、国内も再感染のリスクを考えると米国との往来自由化への反対は強くなるはずだ。
 
いろいろと考えると、もし日本での流行がこれで終息したと仮定しても、今後の世界経済の行く末には、未確定要素があまりにも多い。しばらくは経済活動は低いレンジでの往来になるのではないだろうか。為替トレードはしばし様子見。



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感染者数値が落ち着いてきて緊急事態宣言が全国的に終了になったが、日本について言えば、まずは妥当だろう。しかし、全世界的な感染状況を見ると、北半球では、ロシアを除き、下降線になっているが、冬を迎える南半球では、ブラジル・メキシコ・ペルーといった南米諸国、南アフリカその他のアフリカ諸国など感染の勢いはまったく衰えていない。やはり、全体的な気温はかなり重要なファクターかと思われる。この秋から冬に、北半球にも、スペイン風邪と同様な大規模な第2波が来る可能性は十分にある。また、現状南半球がダメということは、世界的な人の移動にも大きな制約がかかる。いろいろ考えると、急速な経済の回復は望めないと考える。
 
今日は株価もそこそこの上昇を見せているようだが、為替は、あいかわらず静止状態である。もう少し様子を見たい。



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昨日も示したが、FRBの金融緩和はすさまじい。米国のこのマネタリーベースのチャート(なぜかスマホではうまく動作しない時があるので、PCでご覧下さい)を見ていただくとわかるように、2008年から2011年にかけて行われた初期の量的緩和(QE1とQE2)を合計したものとほぼ同じ量のマネーが2020年1月から5月に投入された。結果、米国のマネタリーベース(流通しているお金の総量)は、2008年の5倍以上に膨らんでいる。2008年以前のどんな経済学でもこんな状況を予測すらしなかった。まさに世界史的な経済事件のまっただ中にいるわけだ。この状況は、日本はもちろん、EUも似たようなもので、世界の中央銀行による実験がまさに今続いている。しかも、FRBは、さらに社債のETFも拡大購入することにしており、この金融緩和はさらに継続する。これが、この大不況の中の株価の上昇の原因であるわけだが、継続可能なものかは極めて疑わしい。少なくとも、従来の資本主義経済とはかなり違ったものになりつつあることは確かで、為替のトレードもそのあたりを意識しつつ行うことが重要だろう。この局面では、従来の常識に頼った長期のファンダメンタルズ投資は危険である。短期のトレードに徹する必要があると考えている。




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中国がビジネス客を対象に、PCR陰性証明書で、日本からの入国を許可するという話があった。どうやら日本政府も乗り気のようで、まとまりそうだという報道があった。まだ、今後の第2波、3波の可能性もあるのにやや気が早いという感じだが、どこの国も対外的往来を再開しないと経済が持たないという事情もある。さすがに、欧米との往来はとても無理なので、まずは比較的クリーンとみられるアジア圏での往来が始まる可能性は十分にあるだろう。米国でのアジアヘイトは相当ひどいものがあるようで、米中の分断は今まで以上に激しくなると思われる。ここからの経済の展望は、その観点を抜きには語れないだろう。日本はコウモリ的立ち位置だが、コロナという新要因は、アジア経済圏への軸足を置くことにより積極的になるような気がする。昔あった、政経分離というやつだ。
 
相場はあいかわらず踊り場で、レンジの動き。株価の先行きがまだ見えないので、動けない状況だ。もうすこし軽くレンジでのトレードで様子を見たい。ゴールドはドル建てで高値狙い、ビットコインは半減期を無事通過で上昇気配と、代替通貨は元気なように見える。米国のマネタリーベースのチャートを見ると、まるで失業率のチャートのように、2020年になってから跳ね上がっている(数ヶ月でほぼ1.5倍となった)。この様子を見て、ドルを売らないとしたら、代替通貨を買おうと思うのはごく自然である。(個人的にはさらにCovidがひどくなった場合にネットの安定性が損なわれると、ビットコインは問題が生じると思うので、新たな買いはしない予定)。






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月曜日の緩みは一日だけと終わって、またもや円買いムードとなってきた。COVID19は簡単ではない。韓国やシンガポールもリバウンドに苦しんでいるように、ゼロ抑圧(サプレッション)も、緩和政策(ミチゲーション)同様に簡単ではないのである。今は世界中がロックダウンを緩める方向にあるが、そのプロセスの中で、それが簡単ではないことがわかってくると思う。

相場は相変わらず踊り場的なところにあるが、どちらへのブレークかはわかりにくい。もうしばらくはレンジでの売り買いでいいのではないか。



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緩和ムードに乗ってドル円は上がったが、その主力は単純ドル高。おかげで、クロス円はさえない動きだ。これではそのまま上がっていくことは難しい。ドル単独の力でのドル円上昇は限界がある(円売りが伴わないとだめ)というのは、経験的な法則である。ということで、早々とドル円ロングは利食いで、現在はノーポジ。もうすこし様子を見て、次の手を考えたい。
 
コロナ関係では、独仏が検疫なしでの往来を考えているとか、中国がPCR陰性を条件に日本からの入国を打診したとかのニュースが聞こえてきた。コロナの防疫をどのレベルに保つかで二種類の戦略があるわけだが、その同じレベル同士での交流を計るということになる。これが世界的に統一されるかどうか、その方法はどうなるかが、今後の国際交流やインバウンドの流れを大きく方向づけていくことになるだろう。注目したい。




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日本も連休が明けて、自粛を自主的に解除するむきも増えてきた。海外でも、欧州などもロックダウンを段階的に緩めてきている。しばらくは上向きの雰囲気になりそうだ。しかし、ウイルス共存路線の欧米ではリバウンドの気配があり、またゼロ近辺に抑えているアジアでもくすぶりは消えない。どちらの戦略が最終的に勝利するのかはまだ明らかではないが、どちらの方向にしても、その想定レベルからのリバウンドをどの程度抑えるかが焦点になりそうだ。(日本はどちらのレベルを目指しているかはっきりしない)。

ということで、流れはしばし緩むようなので、ドル円は106.9円からドテンでロングに切り替え。どこまで行くかはまだ未定だ。




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とてつもなく長かった連休も形の上では終わり。まだ緊急事態宣言は出ているものの、11日から出社という企業も多いようだ。全体としての感染規模は明らかに縮小しており、検査数の少なさだけでは説明できない。感染者増加率と総感染者の比のチャートを見ても、明白に下降に向かっている。ただ、このチャートの他の国の例を見るとわかるように、一旦下降しても、そこからリバウンドしてくる例が時々見られる。その点には注意したい。日本も連休中はむしろ停滞気味である。
 
今後の問題は、韓国の例にあるように、一人のスーパースプレッダーが一日で数十人のクラスターを産み出し、かつそれが感知されずに、しばらく過ぎてしまうというパターンが一番の懸念となる。ある程度規模が大きなクラスターが再発して、再度上昇になることがあれば(特に秋以降)、まさに正念場となるだろう。まして、米国などはどうなるのか、予断を許さない。

相場はドル円がまた上昇の気配を見せている。雇用統計であく抜けということだろうが、果たしてそんなにうまくいくのかわからない。しかし、意外な上昇もあるので、上に行く場合は、ショートの損切りは確実に行って、次の下げを待ちたい。いずれにせよ、今の相場で長い時間のポジションは危険である。



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