FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



今年のブログの更新は今日までと致します。本年もつたないブログをお読みいただきありがとうございました。

来年はイノシシ年ですが、荒れる相場になりそうです。自分なりにいろいろと考えてエッセイを綴って参ります。皆様のコメントを楽しみにしております。
新年の更新は、4日以降に開始致します。なお、コメント欄の承認は気がついた時にスマホで行うようにしますが、反応が遅い場合もあります。よろしくお待ちください。

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NYそして東京と、株価は大きくリバウンドした。が、これで元に戻ることはまずはないだろう。20パーセント以上の株価下落ということは、レバレッジをかけているファンドにとっては致命傷になっているところもあるだろう。戻りを待って、換金のため売ってくるところが多いはずだがそれでは済まない。年明けくらいから徐々にファンドの破綻が報じられることになるはずだ。リバウンドを繰り返しつつ、徐々に下げていき、次の大幅な下落が来るというプロセスに入った可能性が高い。ドル円もそれに遅れつつ、同様に下げていくと思われる。

全体として、かなりの確率で2008年以来の本格的なリセッション入りしたと思われる。この場合、最低3年、長ければ5年の下落となる可能性がある。2019年のうちに、100円割れというあたりをひとつの目処として、十分に注意しつつ相場に臨んでいきたい。もちろん、まだ上に行く可能性もあり、また、下落途中で折り返す可能性もあり、相場なので、決めつけは困難だ。確率の高いところを中心にトレードしていく他はない。

年内の動きはまだ鈍いと思われるが、ドル円の戻り売りでよいと思う。今日の日中の111.35あたりは大変に美味しい値だったのではないか。長期、短期とりまぜつつ、ドル円を売る体制で進めていきたい。


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日経平均も1000円安で19000円割れが目前になり、ドル円も109円台にワンタッチした様子だ。しかし、これはまだ序の口だろう。今回の相場の混乱の原因である、あの男が、まだしっかりとホワイトハウスに存在しているからだ。ムニューシン財務長官の不可解な「金融機関には流動性が確保されている」という発言も、どうやらトランプの圧力のもとに発せられたらしい。財務長官の発言は、クルーグマンのたとえによると、定期便の旅客機がなんの問題もなく、定時に着陸しようとしている時、機内放送があり「乗客の皆様、どうかご心配ないように。本機は十分な燃料を積んでおりますので、御不安はありません。」と流れたようなものだ。常識はずれの財務長官メッセージに乗客(ダウ平均)は混乱し、さらなる下落を招き、日経にも連鎖した。

ケリーとマティスなきあと、ホワイトハウスに残る実力者と言えば、ポンペオとボルトンだが、その両者ともシリア撤退には反対したようなので、大統領に対して強い影響力があるとは言えない(彼らは、最後は言うことを聞く、ふりをする)。今後、トランプの発想による、今回のムニューシン発言のような珍事がたびたび起きるものと思われる。そもそもムニューシン自身も、いつ解任されるかわからないだろう。

核を積んだ飛行機の操縦席に、おかしな男が座っており、副操縦士もいなくなった状態、それが今のホワイトハウスだ。2019年は相当に相場が荒れそうだ。と同時に、売りを主力とするトレーダーにとっては、絶好の機会である。FX情報ウェブサイトの予測にも、2019年は、ドル円100円、105円という文字が躍っている。楽しみにしたい。


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NY市場はクリスマス前の半日相場なのだが、開く前からダウ先物がまず急落し、続いてドル円も急落した。一時、110.26あたりまで下げたが、今は110.5あたりだ。一日でほぼ1円下げたが、円高の動きとしてはまださほどのものではない。ホンモノの円高が来れば、クロス円は一気に崩落するが、その気配はなかった。株価のVIXもさほどにはならず、短期的にはおとなしい相場だ。ただ、その株価の下げの持続性にはすさまじいものがある。
 
ということで、今日のドル円下げはここまでだろう。NYは、今日は、半日、明日は全休だし、東京市場はどうせ円売り、株買いの介入まがいの操作となるので、一両日はリバウンドの動きになるのではないか。本格的動きは、NYのクリスマス明けの年末からになるだろう。ダウの下げは今後も継続的に続くと思われるので、ドル円の戻りがあれば粘り強く売っていきたいと思う。今回は、113円ちょうどあたりから売り始めているが、どこまで行けるか、楽しみである。


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すこし早いが、そろそろクリスマス休暇の時期になったので、一年を振り返ってみたい。今年の相場は一言で言ってレンジ相場。過去に例を見ない動き幅のない相場だった。しかも、テクニカル的にブレークすると見せかけて、結局ダメというのを上下で繰り返したため、今年の相場ではうまく行かなかった人が多いと思われる。私もご多分に漏れず、後半から赤字。赤字のままで終了かと思っていたら、このところの下げ相場でかなり盛り返したので、年末までにはトントンまでにいけるかもしれない。

この相場の原因は、やはり、トランプ政権にあると思われる。今までとは異なった方法でいろいろなことに当たるため、相場がどちらに行っていいかわからなくなっているというところがある。私自身についていえば、ずっと下向きを想定していたが、時に、上をむいてもいいのではないかとフラフラしてしまった。相場付き全体がそうではなかったか。

来年は、この反動で、トレンドが出やすいのではないだろうか。年の前半に特に注目していきたい。自分は、2007年からFXを始めたので、もう12年になろうとしている。ブログもほぼ同時期にオープンしたが、このような随想にお付き合いいただく読者の方には感謝したい。いろいろなコメントを見て、相場を見るときの有用なヒントとさせていただいている。皆様もそれぞれに利用していただければ幸いである。

なお、コメント欄がちょっとバイアスがかかっているので、しばらく承認制とします。なるべく節度を持って、適度な間隔を置いて、書き込んでいただくとありがたく思います。^^
書き込み承認のルールについては私見によりますのであしからずご了解ください。(コメントをしてポストすると、何の反応もないように見えますが、それで正常です。こちらで操作をすると見えるようになりますのでお待ちください。)


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ダウは結局週末も下げて、23000ドルを大きく割り込んだ。年初来の安値を更新し、今年一年の上昇をすべてはき出した形だ。週末であちこちの論調を見るが、さすがに弱気発言が増えている。米国の国家機関の一部閉鎖に加え、トランプがFRB議長を解任する可能性があるというビッグニュースも入ってきた。まさかとは思うが、万一そんなことがあれば、たんに利上げの取りやめには留まらない、破壊的効果を米経済に与えることは間違いないだろう。子供が仕組みのよくわからないオモチャを直そうとして壊してしまうようなものだ。ティラーソンもいなくなり、ケリーも、そしてマティスもいなくなるホワイトハウスには、果たして、トランプを制御できる者が残るのだろうか。かなり疑問だ。2019年以降の米国は、相当におかしなことになると考えておいたほうがいい。毎日、トランプのツイッターを読んでいるが、正気な者からは、頭が痛くなるような内容だ。だが、そのプロパガンダ的効果はきわめて大きい。大統領再選も視野に入ってきたと見ている。
 
テクニカル的にも、ダウは言うまでもないが、ドル円もかなり下げて来た。ただドル円の下げはさほどでもなく、円高の力は弱い。いったんの戻りもあり得るが、さらに粘り強くドル円は売っていきたい。幸い、ここまでの売りで基礎体力となるポジションは保持したので、適宜、波に乗っていきたいと思う。ユーロドルは強くあげたら売りの体制で細かく進めている。



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あれよあれよといううちに下がってきたダウだが、その下げ幅は大きい。今日は23000でさすがに揉んでいるようだが、掲示画像を見るとわかるように、月足の陰線は、リーマンショック時の初動の動きと等しく、それ以来の下落幅になっている。一時的な戻りはあっても、もうすこし下を見ておくほうが安全であろう。為替も、昨日辺りから、円高の動きが出始めているようで、ドル円の下落にともなって、クロス円も下げ始めている。前にも書いたようにクロス円が下げると、ユールドル、豪ドルの上昇は逆転して、下げ始めることになる。為替は明らかに、この先のダウの下落を織り込み始めている。TEDスプレッドも拡大して0.48となり、ビットコインドルも4000ドルを再度越えるなど、いろいろと炭鉱のカナリアが反応をし始めたようだ。

ダウが23000ドルを割ったところでいったんの戻りがあるかもしれないが、この先もダウは下落するのを第一シナリオとしたい。よって、ドル円、ユーロドルの戻り売りには変化なし。ところどころで利食いしつつ、進めていきたい。ダウの下げの1月の目標は、月足のMA50である20500にワンタッチというところだろうか。


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FOMCは予定通りの利上げとなったが、今回の「予定通り」は普通ではない。トランプ大統領の連日のツイートで、反利上げ論が展開されていたことは、トランプだからで済ますこともできるが、WSJなどのまともなマスコミでも利上げに対する不安感が表明されていたことは、今までの利上げ局面とは異なった部分だ。実際、利上げ直後は、米国10年債の利回りも上昇したが、すぐに下落基調に戻り、前日より下げている状態だ。利上げに対する不安感が、トランプだけではないことを明確に物語っている。

これをうけて、為替もドル安で反応しているが、近いうちに、米国株価もかなり大きい下落になるかもしれない(現時点で、ダウ先物はやや上昇しているが)。ドル安で、ユーロドル、豪ドルなど上昇しているが、本格的な株価下落があれば、こちらも下落すると考えている。


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ダウの連日の下落で、ついに注目の23500ドルあたりまで下げて来た。ここを破って23000ドル以下に下落するかどうか、この一年の総決算の相場になりそうだ。数ヶ月前に比べて、米国内の経済見通しは相当に悪くなっており、また、先日ここに書いたように、ダウゴールドレシオなどのかなり長い波長を持った相場も下向きだ。ここから、下向きになっていく可能性が今までより高くなったのではないか。年内はともかく、新年以降、ダウの大幅下落が見られるシナリオを第一として考えていきたい。ドル円もそうなると110円向かって下落すると考えられる。ユーロドルは、最初はドル安による上昇が見られるが、ある程度以上の株価下落で、ドル買いが発生するため、その後、下降するのが常である。適宜、リズムをはかって戻り売りとしたい。

注目のFOMCだが、いろいろ雑音は聞こえるものの、利上げの可能性が高いと思われる。利上げの場合は、ドル円の下降速度が速くなるだろう。利上げ中止の場合も、一端は株価が上がる可能性もあるが、経済状況が悪いことが正式に示されるわけなので、結局は、ドル円の下降となるのではないか。戻り売りの好機だろう。

(追記)ドルインデクスの今の値の96.5あたりは、最近の上昇するトレンドラインの下限に当たっている。このあと急速にドル高になる可能性があるだろう。(ドル円は上昇せず、円高、ドル高になるのではないか。)


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円はほとんど自主性がなく、ドルの動きでふらふらと上下するだけの相場になっている。ユーロドルもまた1.13をうかがったが下げきれず。ドル円が逆に113円を割りそうだ。これくらい動きの弱い相場も珍しい。そろそろクリスマス相場で普段でも動きが弱くなるのだが、この調子ではほとんど止まったような相場になりそうだ。

コメントでビットコインの件でいろいろとご意見をいただいているが、仮想通貨については、長い目で見ていきたい。技術的にはとても興味深いもので、実際にウォレットからあちこちに入出金してみると実に楽しい。このまま埋もれるものではないと信じている。

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