FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



ダウが久しぶりに大きく下落した週末だった。このまま下げに入るとは思えないが、要注意の動きだろう。しばしば、天井圏ではヴォラティリティが大きくなり、上下するうちに、ドカンと大きく下落を開始する。時期はまだわからないが、年内の可能性もないではない。そこでドル円がどこまで落ちるかが、ここしばらくの最大の焦点となりそうだ。

先週はドル円、クロス円のロングのトレードでそこそこうまくいったが、来週は単純ではなさそうだ。ただ、まだ大下落には早いと考えるので、ロング中心でいってみたい。



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特に大きな材料もないが、月曜日の常でリスクオンになっている。たいてい火曜日からはちょっと下げることになるのだが、ドル円の78.70あたりを超えてくるとそのまま上がっていくことも予測できそうだ。
 
いずれにせよ、IMFの会議も終わり、しばらくは相場も落ち着く方向になりそうだ。予定通り?大統領選挙まではドル円、クロス円、ユーロドルあたりは押し目買いが有効ではないかと思う。
 
ドル円も底を這うような円高が長く続いているがさすがに時間が長くなってきた。慎重に見ていきたいが、基本はロング方向で考えている。しかし、現在の世界の経済情勢が続いている限り、長期ロングというよりも、そこそこで利食いの姿勢にとどめておきたい。


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今度は、同じ1989年から今年までのダウゴールドレシオの月足チャートである。金何オンスでダウが買えるかというチャートであり、1989年当時は1オンスちょっとで買えたものが、2000年頃は40オンスも必要であった。そして、リーマンショックで7にまで下落し、2011年に6程度でダブルボトムを形成し、現在はやや戻して7.5オンスでダウが買えるという状況である。

この株と金のレシオというのは、何度も書いている通り、実質的な株の価値を示すと言えるだろう。つまり、先のエントリーのようにダウの月足がリーマンショック後に大きく回復しているかのように見えるのは、QEの繰り返しによるドルの希薄化によるのであり、実際のところの景気の状態は、このダウゴールドレシオが示すチャートのように、リーマンショックがまだ癒えていないというのが真実のところである。ダウのチャートと、このDGRのチャートを見比べて、米国経済の実態に近いのはあきらかにこちらである。

今はDGRが7.5をはさんだレンジ状態にあり、ここからどちらに行くか読みにくい。再度下を目指すか、それともこの強いサポートの7.0あたりを切らずに上昇していくか。

いずれにせよ、株価も金価格も、このDGRを通してみておくことは、今後の値動きを占うのに必須の操作だと思われる。




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これは1989年から今年までのダウの月足チャートである。これだけ見ていると、リーマンショックを乗り越えて次の最高値を目指そうというところに見える。しかし、内実は違うだろう。次のエントリーのダウゴールドレシオのチャートを続いて見ていただきたい。


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米国雇用統計は思ったよりよい結果が出て円安に振れた。米国株価も上昇に動き、まずはリスクオンの動きと言えよう。自分としては、今週は、ドル円の押し目買い(円売り)と、前から継続しているユーロ豪ドルの買いでトレードしてみたがまずまずといったところだ。値動きとしては、ユーロ円買いがベストだったわけであるが、それは自分の場合、後知恵ということになる。

今後の動きだが、まだ安定した上昇はむずかしそうだ。豪ドルの不調が不安要因となっている。豪ドルニュージーランドドルのペアが継続して下落していることからわかるように、オセアニアというより、オーストラリアに問題がある。このあたりが安定しない限り、突然の下落への恐れは消えないだろう。

ちなみに、金は1800ドルの抵抗にあっているが、本質的には、ダウゴールドレシオの7.5の壁の方が重要だろう。これが7.5を割って再度6を目指すようになれば、金は本物だ。2000ドルが見えてくることになる。再度CFDで、買いに挑戦してみたいと思う。

当面、来週も不安定ながら、円売り中心でやってみようと思う。11月上旬までは、欧州も米国も大きな材料には欠けるはずだ。便りのないのはよい知らせということで、相場もそこそこ安定すると思う。



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