FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



米株は相変わらずGME株の仕手戦で大混乱となっている。買い本尊がネット勢で、ショートがヘッジファンドというとんでもない状況だが、背景にあるのは、各国中央銀行が市場に供給している流動性である。この異常事態はかならずやさらに大きなショックを引き起こすと思われる。騒動は、その前兆としか考えられない。

ビットコインも、イーロンマスクがハッシュタグをつけてツイートしただけで、一瞬で15%以上の高騰を見せたりで、仮想通貨も上下が甚だしい。為替も、それぞれの通貨ペアの関連性が失われており、ややこしい動きになっている。ここはあまり関与せず、様子見で行くのが一番だと思う。

なお、ドル円の上昇は、米長期国債利回りの上昇とリンクしている。株価との連動は今はあまり見られていない。ここには注目しておくべきことである。米国債の利回り上昇(価格低下)は、インフレへの道である。


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FOMCが近づきまたドル高に動いている。米株価が個別株で乱高下しており、これも不思議な相場だ。GME騒動のように、ネットで仕手株めいた動きになっていて、従来の理屈では理解しがたい動きが生まれている。まさに、過剰流動性相場としか言いようがない。為替の方は動きが弱いのはむしろありがたいのかもしれない。ということで、為替のほうは様子見で。仮想通貨はドル高で下げているが、日足レベルではまだ下値は十分にあり得る。月足を見ればわかるように、明らかに上げ過ぎ領域なのだ。長い目で見てトレードすべきものだろう。



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大きな混乱もなくバイデンが大統領となった。ハリスの女性副大統領は史上初めてであり、今後の業績によっては、初代女性大統領になる可能性も十分にあるだろう。民主党は上院下院も制し、まずはしばらくは安泰だろう。その中で、為替はドル高・円高というリスクオフ型の動きになっており、株価とは異なっている。ゴールドもビットコインも不安定の中で、株価だけが独歩高という相変わらずの相場である。長期国債利回りも上昇しており、ドル高はやはりそれに引っ張られた動きだろう。ということで、円高はともかく、全体としては従来の相場の継続とみていいのではないか。
 
為替は軽くドル円を売る形で進めている。長くは持たず、ちょっと利が出たら利食う方針である。昨年は為替トレードはほんのわずかの利益が出た程度で、相変わらず調子が出ないが、この為替の動きではやむを得ないかもしれない。とにかく、損をしないことを第一に今年も進めていきたい。



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バイデンの就任式を前に、為替は、はっきりしない動きが続いている。長期金利の上げはやや収まったが、ドル高は継続中。バイデンの就任後にさらに動きを確かめたい。

ビットコインはほぼ高値に戻してきた。コメントにも書いたように、月足では280万円あたりに窓があり、このあたりまで戻す可能性も頭にいれつつトレードすれば問題ないだろう。ゴールドは1971年までオンス35ドルだったわけだが、今は1900ドル。長期上昇してきているわけで、これがもとに戻ることはないだろう。ビットコインも現在の上昇が初期のものだとすると、もとの価格に自然に戻ることはないと考えていいのではないか。ただ、ゴールドは、当局の規制が非常にしにくいのに対し(まれに金回収令などが出るが)、ビットコインは規制することはある程度可能である(かなり困難もある)。しかし、これだけ機関投資家が購入してしまっている現状から、すべてゼロにするような規制はもうできないのではないか。

今年の相場は長期的ドル安の見通しは変えていないが、当面はポジションを調整しつつ、どちらにも行けるようにして、バイデンの出だしを見たい。コロナもまだまだ続きそうだ。




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月曜日で米国市場は開くが、その前に仮想通貨が大きく落ちていてやや不穏なムードだ。数日前に書いたように、仮想通貨は正月後に下がるリズムがあるが、このあとどうなるか。まだ上下は大きいと予測される。

あと、ドル高が見られるのも、注意したい。これはもちろん、米国の長期金利が意外なタイミングで上がり始めたことに起因するが、これが大統領就任式の前後にどう動くかが、今の最大の注目点だ。まずはそれに注目しつつ、慎重にトレードしたい。とりあえず自分のトレードは小さめに様子見。


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国内のコロナは緊急事態宣言が出たが、小康状態にはなっても大幅に改善されることは難しいだろう。欧州は変異株の猛威が始まっている。今年も一年中、コロナに振り回される。コロナはまだ実態経済や金融への影響は弱いが、今年の後半にはさらに混乱が深まると思われる。
 
短期には、米国の政権交代がスムースにいくかどうかの疑問がある。トランプ派の強引な巻き返し行動が、どのような形で現れるか予測がつかない。就任式前後は想像もできないほどの相場の変動が起きる可能性もあると思う。FXで大きくポジションをとっている人は注意すべきだろう。ドル買いが起きるか、ドル売りが起きるかはっきりしない。また、米国有事の際は、仮想通貨買いが起きる可能性もあるだろう。いずれにせよレバレッジをかけたトレードはほどほどがいいと思う。


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仮想通貨が従来の資産と違う点は、取引業者ですら、ハッキングを完全に防止することはできないことです。だから、自分で、ある程度、その動作の内容を理解して、対策をすることが重要です。業者の口座を開いたら、次のことをしておくことを絶対にお勧めします。

1 ビットコインをまず1万円くらい購入する
2 スマホに信頼できるウォレットアプリ(例えばBRD)を入れ、そこに業者口座の自分のウォレットから5000円くらい送金する。
3 送金を確認できたら、半分を、業者口座の自分のウォレットに返却する

以上で、まず、アドレスの概念や、送金時間、手数料を理解する。

4 PCに信頼できるデスクトップウォレットアプリ(例えばElectrum)をインストールする
5 スマホアプリから、デスクトップウォレットに送金する
6 ペーパーウォレット作成サイト(例えば、bitaddress.org)で、紙のアドレス(ペーパーウォレット)を作成する方法を取得し、自分のPCで印刷し、デスクトップウォレットから送金する
7 Electrumから、ペーパーウォレットの数値を読み込んで入金する
8 スマホアプリからペーパーウォレットをスキャンして入金する

以上で、秘密鍵・公開鍵などを理解する。

これらを行って理解しておけば、将来資産が増加した時に、いろいろと対処することが可能になります。PCアプリには、非常に高度なセキュリティや匿名性を持つものもあり、目的に応じて使い分けます。また、USBメモリのような形のハードウェアウォレットもあります(Ledgerが有名)。



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コメントで仮想通貨に新たに取り組んでみたいという方から質問があったので、こちらでお応えしたい。まず第一に、以前から仮想通貨は年末年始に上がって、その後しばらく下降するというリズムがある。今年がそうなるかはわからないが、一応情報として頭に入れておいていただきたい。

そもそも、仮想通貨は、電子台帳(多くはブロックチェーンの形をとる)に記載されたデジタル情報である。取引は、取引業者に依頼して台帳を書き換えてもらうか、個人的に取引(やはり台帳の書き換えとなる)をする。価格はその時の相場で自由に変動する。普通は、仮想通貨取引業者に口座を開設して、そこで現金で購入する形になる。「販売所」「取引所」で価格が提示される(時価)のでそれを払えば仮想通貨口座に仮想通貨が入る。どの業者も複数の売買方法(「販売所」とか「取引所」とかの名称)を持っており、多く、「販売所」では手数料込みの価格で販売し、「取引所」では、取引を代行する代わりに手数料を取るという形となっている。手数料体系は業者によって違うので、複数の業者を対比するといいだろう。業者によっても、扱う仮想通貨の種類も異なる。もちろん、ビットコイン(BTC)はどこでも扱う。
 
また、各業者は、FXと同じようにBTC/JPYなどを対象に、取引の板を設けて、レバレッジ取引もやっている。方法は為替FXと同じだ。FXで言う倍率は、国内業者では、4倍と低く制限されている。為替のFXと違うのは、ロングもショートも、ポジションを持っているだけで、毎日手数料を取られることがある。だから、為替FXのように長期に玉を維持することはあまり得策ではない。長期を考えるなら、レバレッジをかけず、通常口座で現物で保持することになる(当然ロング)。
 
国内の代表的な業者はいずれも上記のような機能を備えている。適宜比較されたい。大手としては、ビットフライヤー、GMOコイン、コインチェックなどがあげられる。資産が多い場合は、ハッキングなどを考え、分散するのがよい。また、さらに資産が増えた場合は、取引所の口座に置いておくのは危険で、単独のネットウォレット(各種あり)や、(コールド)ハードウェアウォレットに分割収納することもできるが、初心者は、通貨の紛失の危険もあるので、仮想通貨の仕組みをよく理解してからのほうがいいだろう。

よくトレードされる通貨の特色をあげておく。

〇ビットコイン…元祖仮想通貨。なんといっても安心感がある。
〇ビットコインキャッシュ…ビットコインから分派したもの。技術的には高度で安定している。
〇イーサリアム…技術的に高度でかつ古くからあるのでファンも多い。様々な可能性を秘めている。
〇ライトコイン…ビットコインを改良し、取引速度をあげた。Googleの関係者が開発したとされ、好きな人も海外に多い。
〇リップル…リップル社が作って管理するもので、国際送金の基盤となる機能がある。国内で特に人気が高い。
〇ステラルーメン…IBMの技術によるリップルと似たもの。最近、ウクライナがこの技術でステーブル通貨(デジタルのその国の通貨)を作ることになったという話題があった。

こんなところでどうでしょうか。



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今日はステラルーメンが暴騰したのに続いてリップルまでも上昇している。これは意外だったが、震源地は、ウクライナが自国のデジタル通貨(ステーブル通貨)を作るためにステラの技術を使うことを契約したというニュースだ。ステラの技術はIBMが作っており、中央集権的な送金システムに適しているので、確かにステーブル通貨(自国の通常の通貨とレートが同じ)を作ることは可能で前からそういう話はある。ただ、現在のステラルーメンはステーブルではないので、それをそのまま使うという話ではない。リップルと同じように、媒介通貨として使うという話だ。リップルも同様の性格があるので連れてあがったものだろう。お金余りが小さな仮想通貨の市場に流れ込んで、マネーゲームを展開しているもので、プラチナ相場などでよくあるタイプのものだ。腕自慢ならぜひ参加してみて大儲けするのもまったく夢ではない。ただFXと同じように、基本的知識が必要なのはもちろんである。ビットコインやイーサーもあがっており、株からの資金流入もあるものと思われる。(自分は前から書いているように資産の一部をビットコイン現物で前からホールドしていて、ドルコスト平均法で下がった時に少しずつ買い増している)。
 
為替はあまり意味のない動きになっているようだ。米国の大統領交代を待ちたい。


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ドルインデクスの月足だが、やはり(変形)三尊を形成しつつあると考えるのが妥当ではないか。となると、このあと、今年は、かなり急速にドル安の勢いを強めることになる。注目してみていきたい。



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