昨晩のきっかけはバンカメ首脳が救済時に虚偽を行っていたという件で起訴されるという話からダウが急落し、その後、対ドル欧州オセアニア通貨・クロス円・ドル円・商品すべてが崩落したという形だった。ここでの円買いによるドル円・クロス円の下落はまったく予測していなかったので驚き以外の何物でもない。クロス円の下落幅は軒並み3パーセント以上に達しており、数年ぶりの暴落となった。自分のトレードは、ドル円ショート、ユーロ豪ドルロング(豪ドル売り)はよかったが、金CFDのロングは命からがら逃げ出したところ。巻き込まれた方がいないか心配である。こういう時に有料ブログにしていなくてよかったと心から思うのであるが、いずれにせよ、金トレードで巻き込まれた方がおられたらお詫びしたい。
今後の予想はきわめてむずかしいが、いずれも一端のリバウンド上昇はある可能性が高いが、その後、下落に転じていく形が見える。特にクロス円はドル高継続による下落圧力が強いだろう。ドルインデクスは80に達そうとしており、さらに上昇と思う。金は1000ドル近くまでの下落となるかもしれない。いずれにせよ、下手な予想はしない方がいいので、しばらくはゆっくりと分析してみたい。ドル円はそこそこになれば買いたい誘惑に駆られるが、この後、2008年のようなクロス円大崩落へと続く可能性もあるので慎重に望みたいものだ。
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