FX(外国為替証拠金取引)についての随想です。リンクはどうぞご自由に。
やまはFX



画像はFT紙のニュースサイト(iPadエディション)。なかなかキレイだ。


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週末はちょいと暇ができたので、iPadへのアプリインストール作業に時間を使っている。何といっても、新しいIT機器をいろいろといじるのは、メカ好きにとっては一番の休養だ。
 
とりあえず、定番のクラウド系のツール(Evernote,CloudReaders,GoodReader,Dropbox,Google Mobile Apps)をインストール。次に読書系(iBooks,Kindle,i文庫HD)、そしてニュース系(Bloomberg,Reuter,WSJ,FT,BBC,NYT、産経新聞HD),twitterクライアント、天気予報、TV番組表、乗換案内、そしてワープロのPages、最後に肝心のFXのSimplex FX(iPhone用低解像度版)というところ。
 
使っての感想は、汎用PCよりも機能自体は(意図的に)制限されているが、そのパーソナル感、価格比の動作速度、画面のきれいさ、直感的な操作の気持ちよさなどから、週末にWebを見て回るツールとしては最高のものだと思う。
 
キーボード付きドックでキーボードからの入力もしてみたが、仮名漢字変換がたるいので、どうせキーボードを使うならPCの方が便利だ。VGA出力も試みてみたが、ソフトがあまり対応していないので、それほど便利とは言えない。現時点では、やはり家庭用パーソナル電子家電というところだろう。
 
個人的に驚いたアプリは産経新聞HDだ。iPhone用の産経新聞の高解像度バージョンだがとても見やすい。日経新聞電子版と比べて、紙面そのままが見えるというメリットはひじょうに大きい。現在無料で、有料化後は月に1200円だそうだが、これなら買ってもいいかと思わせる。電子書籍もKindleよりもカラーがあるだけきれいで、マンガを中心にかなりの需要が創出されるのではないか。

FXのソフトはiPhone用のSimplexFXを使うしかないようで、現時点ではあまり充実しているとは言えない。しかし、今後、各FX会社が次々とアプリを出してくる予感がする。これでトレードするのは楽しいだろうと思う。今後の家庭トレードの有力なプラットフォームとなるだろう。

P.S. 自分が買ったのはiPad WiFi64Gモデルです。外出先のネットへの接続はイーモバイルのPocketWiFiをカバンの中でつけっぱなしにしています(PocketWiFiの電源はSANYO eneloop KBC-L2Aを接続)。これで楽に一日OKです。今まで使っていたiPod touchも併用していくことにします。ちなみに外出用のメインPCはMacBookPro(15inch)、サブPCはlenovoのThinkPadX100eです。






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そろそろ回復という自分の予測とは裏腹に、昨晩もNY株価は午後から下落に転じ、ついにダウも1万ドルの大台を割ってしまった。S&P500ゴールドレシオも0.86まで下がりさらに下を試す可能性がますます高くなった。(ちなみに、ダウゴールドレシオも画像のようにかなりレンジ下限を割りそうな形だ。MACDの形状にご注目。)やはり、株価はもう一段下を見てからの回復になるのかもしれない。ただ、ドル円については88円を大きく割るイメージは今のところ持っていない。前回のがサイクルボトムであったという大方の見方に従いたいところだ。

なお、このブログではよく株と金のレシオについて書きますので、左のリンク集に、ダウゴールドレシオとS&P500ゴールドレシオのチャートを加えました。

また、ブログでの過去記事については、右上のSearch欄で「株金レシオ」「ダウゴールドレシオ」などを検索していただければ出てきます。ちゃんと分類しておけばよかったのですが、なかなか時間もなくカテゴリーに分けてありませんので、検索で見ていただきたくお願いします。


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そろそろ回復かという予測をしているのだが、事態は相変わらず底這いの様相である。株金レシオも久しぶりにS&P500ゴールドレシオで0.9を割ってしまっており、P&Fで見るように、下へブレークする寸前である。今回はここは割らないという予測なのであるが、微妙なところだ。
 
もしここを下にブレークするとしたら、株の下落か金の高騰か、その両方かであるが、今回の場合は株の下落が大きな要因となるだろう。ぎりぎり踏みこたえるかどうか、まさに正念場となった。今週から来月初旬あたりの相場に注目していきたい。



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長期にわたって下落しつづけたユーロだが、乱高下はあるだろうが、今後しばらく上昇に転ずる可能性が高くなったと判断したい。週足などではなんとも言えないチャートであるが、ギリシャ問題に対してユーロ圏全体からの支援が決定した以上、ユーロ全体の安定が損なわれる可能性はほぼなくなったと言える。最悪の場合でも、ギリシャのユーロ脱退で済むだろうし、ユーロ圏全体としての経済基盤には問題ない状態だ。今月のLEAP/E2020(GEAB45号・英文)でも、5月8日の欧州首脳緊急会議を高く評価し、「ユーロ圏の(英米への)クーデター」とまで評して、今後のユーロの急回復(数ヶ月でユーロドル1.45まで)と英国財政の苦境を予測している。LEAP2020はもともと欧州予測には甘いところがあり、為替予測もぜんぜん当たっていないので、レートの予測はともかくとするとしても、ユーロ圏の本気ぶりは見て取れる記事であった。
 
もし今後ユーロが回復すれば、ユーロの下落に伴って起きていた現象はすべて巻き戻しになるはずであり、今後株価の上昇、円売り、金の調整などが起きると考えられる。ただし、まだ不安定さは残るので、ロングは冷や冷やしながらになるに違いない。

なお余談になるが、先に書いたLEAP/E2020の記事の中で興味深かったのは、ドルインデクスの話である。ドルインデクス(通常よく知られているもの)はここのところ高い値をつけているのであるが、これは(大きな割合の加重となっている)ユーロの下落の影響が大きい。ところが、別の方法のドルインデクス(貿易高加重方式)ではそれほどの高さに達しておらず、また、主要8通貨相手でそれぞれの騰落を加算した方式によると意外にもドルインデクスは低い位置で横ばいになっているそうだ(LEAP/E2020による3つのインデクスの画像参照)。つまり、ドルの急回復は、ユーロの下落によるみせかけであり、実際は、ドル安が続いているという主張である。(ドル円を見ていればそれはある程度納得できる。)統計数値の落とし穴としてひとつ気をつけるべき点であろう。

今後あると思われる(ニセの)景気上昇は、今回のような急激な下落を随時伴うもので、富士山型や、ダブルトップというより、八ヶ岳のように複数の頂上を持ったものになるような気がする。それだけに、どこが真の頂上で、そのあと大きく下落していくのかがわかりにくい展開になると思われる。細かくトレードしていくのがベターだろうが、その場合、気を引き締めて分析していかないと往復でやられることになりかねない。今後も慎重に観察していきたいと思う。




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ユーロが若干反騰したと思ったら金がさがってきた。このところの金需要は欧州中心であると言われてきたが、それを実証した格好だ。ソブリンリスクに対しての処方箋は金というのが欧州での伝統的考え方であり、実際、今回の金の高騰も欧州の一般の小投資家が中心であったと聞く。今後も、ソブリンリスクの懸念と金価格の高騰とが並行して進む状況となるだろう。

ひとまず今回はしばらくリスク逃避は一段落と見てよさそうだ。金は1140あたりまで下落すると考えられる(P&Fのサポートライン)。


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急激に跳ね上がったVIXが今度は急降下しており、P&Fでは大きな下降シグナルが出ている。GSRの方もやはり急降下で、まもなくダブルボトムのブレークダウンが出そうだ。為替も日足では、クロス円が小型の三角を形成しており、どちらかにブレークしそうだ。総合的に考えると、リスク選好の方面へのブレークが近いのではないか。株価、ドル円、クロス円とも大きく上昇しそうな雰囲気である。


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ドル建ての金価格はうなぎ登りとなりついに1127ドルを更新して1130ドル台に入ってきた。金価格は大きく上下する性質があるので、そのうちにまた下げもあるだろうが、この上げ自体は構造的なものなので、この危機が終わるまでは、大きな下げにはロングで対応すべきだろう。

金本位制の時代は、金=通貨なので、本来金価格の上昇はなかったはずだ。(現実には通貨の改鋳やインフレなどでいろいろあるにはあったが。)

現在は、金本位制ではないので、通貨の価値が下がれば、金価格はどれだけでも高騰する可能性がある。1930年代の大恐慌時代はまだ金本位制の時代であったのであり、今回の危機は1971年のニクソンショックで金ドルの兌換が廃止されて以来、金本位制がまったく機能しない場面でむかえる初めての危機と言える。したがって、金価格がいったいどれくらいになるかは、実はまったく未知の世界なのだ。


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米国株価が上昇し、TEDスプレッドも若干下がって、不安心理もやや落ち着きをみせてきた。しかし、ドルインデクスが高止まり(84)、金も1200ドルとなっているのは意外である。市場の現金志向は強いものがある。世界的に究極の現金は米ドルであり、ドルインデクスの高止まりは容易に説明できるが、金までもが、この志向に含まれているのはほんとうに驚きだ。この傾向は、前から書いているように、株金レシオのレンジ的動きから明らかであり、このあと、株価が上昇しても、金は1200ドル以上をキープする可能性も出てきたかもしれない。S&P500ゴールドレシオの1という値(つまり同値)は今後もひとつの目安となるだろう。
 
ここまで人々が金を頼りにする時代はほんとうに久しぶりのことだ。各国の通貨をつかさどる担当者たちは、この事態(通貨から金への逃避)を恐れて、古くから一般民衆の金取引を制限してきていた。しかし、1990年から2000年の金融安定期に、今後まさかまた金が表舞台に登場することはなかろうという予測から、各国とも、金ETFの創始など、金に関する取引を自由にしてしまったが、今はそれを後悔しているところだろう。今回の金の覚醒=高騰は、何千年にもおよぶ人間と金との長い歴史の中で、あいかわらず人々が金の魅力の記憶を忘れていなかったということを意味するのだろう。



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欧州問題が長引いている。TEDスプレッド(米国債利回りとドル金利の差)もひさびさの上昇を見せており市場には不安がただよっている。もうしばらくは不安定な相場が続きそうだ。しかし、ギリシャ問題はなんとか資金供給のメドさえつけば当面は収まる性質のものである。援助金額もたいした規模ではない。5月中くらいにはなんとかよい方向に進むのではないか?今後もこのような形で、不安期と安心期が交互にやってきつつ、株価・ドル円・クロス円とも上昇していくものと考えている。しかし、もちろん、どこかで限界が来て、大暴落になるはずである。おそらく、英国の財政懸念が最後の大きな崩落のトリガーになるのではないか。

ギリシャ程度でこれだから、英国や、まして米国債に懸念がもし生じるようなことになれば、この世の終わり的な暴落相場が発生するはずである。米国の信頼はまだ十分であり、そのような事態が生じる可能性は数年はないだろう。しかし、頭のどこかには将来のその可能性・リスクを置いておきたい。

さて、本を2冊ご紹介しておこう。まず、コメントで教えていただいた『相場を制するゆらぎの法則』(幻冬舎)。これは似た動きをする二つの為替レート(たとえば、豪ドルとニュージーランドドル)の差に注目して、開きすぎたら逆張りするというようなタイプのトレードをいろいろなパターン紹介したものである。原理自体は、トレーダーならみな知っているが、ユーロ円とカナダ円、金とプラチナなどいろいろな例があげてあるのがおもしろい。参考になるだろう。

もうひとつは、『三空式CFD 稼ぐ法則』(かんき出版)。これはCFDによる米株のデイトレを紹介したもの。三空氏はこれでかなり益を出しているので有名だ。CFDの使い方の一例として初中級者に参考になるものだ。(なお、この著の中で、拙ブログを、おすすめサイトのひとつとしてご紹介いただいた。)CFDはまだいろいろなトレード方法が考えられると思う。自分は、長期のロングショート戦略に使っているが、上の「ゆらぎ」の本のようなトレードをCFDでやるのもいいと思う。

以下、アマゾンのリンクを張っておく。

相場を制するゆらぎの法則―価格差に投資するからリスクが少ない!
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