FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



コメントでご指摘があったように米国10年債利回りが日足でMA50を超えてきた。久しぶりのことである。この利回り上昇(価格低下)が何を意味しているかの解釈はなかなかむずかしい。今後の金融緩和をにらんで、国債増発からの価格低下を見ているのか、あるいは、金融緩和による景気の回復を見ているのか、判断しがたい。

いずれにせよ、ここ数ヶ月、10年債利回りとほぼ連動してきたのはドル円レートであり、これがドル円の一時的上昇につながる可能性もある。

全体にドル高になっており、これの持続性もさだかではないが、いずれにせよ、FOMCまでは大きくは動けない情勢だ。スイングトレードは相変わらず控えておきたい。ただし、ドル円については、この後のしばらくの上昇はかなり確実と見るので、少々ロングを増やしておきたい。様子見トレードではあるが。



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週の最初から激しい動きになっている。ドル円が下げ、ユーロドルは上げたり下げたりとめまぐるしい。金も上下が激しい。全体に不穏な動きと見る。こういう場合の常として、急激な円高・ドル高によるドル円の急降下が見られることがあるので、要注意である。とにかく、動きが一段落するまでは中期のスイングトレードは困難な状態だと思う。

ここ数週間のうちに、長く見られなかったドル円の急速な下落(一日で数円レベル)があるかもしれない。そこはロングの好機になりそうだ。期待してみたい。


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いろいろと矛盾した動きが観察された一週間であった。特に不可解なのはGSR(金銀比)が急上昇したにもかかわらず株価が下落しなかったことだ。これはもしかしたら来週以降、株価の下落につながる動きかもしれない。

為替はドルインデクスがサポートラインの76から77あたりで乱高下となっており、ここで反発するか、下に抜けない限り動きが明確にならないと思われる。ドル円も今はドルに左右されているため見通しがつきにくい。ドルが反発すれば上がるだろうし、ドルが下げ続ければ下げるだろう。

ということで、今回は、来週の予測は、無しということでお願いしたい。これから、FOMC・雇用統計・中間選挙とイベントも多すぎである。

さて、趣味のPCの方だが、MacBook Airを早速注文した。11インチ、SSDが128GBのバージョンの方だ。OSXになってからUNIXとの親和性によってWindowsよりMacを使うことが増えたが、このAirはなかなか良さそうだ。CPUが古いタイプなことだけが問題で、これは来年あたりに更新されるだろうが、またそうなったら買い換えという方法もある。自宅のメインのデスクトップマシンはまだWindowsを使っているが、ノートPCは、MacBookProを主に、Airをサブとして、全面的にMacに乗り換えていく予定である。もちろん、iPadを併用だが。



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高値圏で推移してきた金価格であるが、ドル高への巻き戻しをきっかけに一時的下落に転じたようだ。1320あたりのサポートを切ったのでさらに下を見そうな感じだ。
 
どこまで下げるかであるが、株金レシオ(ここではS&P500ゴールドレシオ)のP&Fでは、0.92のレジスタンスまで上昇というあたりが可能性が高いだろう。前回の調整もこのトレンドラインを破ることはなかった。となると、S&P500があまり下げずに1150ドルとなるとすると、0.92で割って金はオンス1250ドルというところが算出される。ここがおそらく今回の下げの下限と見ていいと思う。株がさらに下げると下げの幅も大きくなるが、意外に株は底堅いように見ている。なお、金単独のP&Fでもやはり1250ドルが算出されることを付言しておきたい。

以上ひとつのメドとしてご覧いただきたい。先週、夕刊フジが金投資特集をやっていたあたりで嫌な感じがしたのであるが、まあ、買い場到来ということで、1300を切ったらさらに買いに回りたいものだ。



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GSRの上昇(銀下落)、ダウゴールドレシオの上昇(金下落)と、従来の動きの逆トレンドが出てきているようだが、それが何を意味しているかがまだよくわからない。明日は満月だし、何かの転換になるのかどうか。

一番の焦点は米国株価が調整に入るかどうかだ。VIXはまだ下降しており、その点からは株価も上昇しそうな気配もある。単純なドル高・株安の調整入りとは断言できないのがむずかしい。さらに様子を見てみたい。


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円がらみは言うまでもないが、ドルストレートもかなり上まで来たところで乱高下状態となっており、トレンドレスの様子だ。こうなると数日先の様子を見通すことも難しくなっており、むしろ様々な材料をネタに取引されることが多く、ひじょうにトレードがむずかしい。
 
こういう時は無理せずポジションを縮小して様子見をするのが吉というものである。しっかりと動きを観察して、次の手を考えていきたい。



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中国利上げのサプライズ効果も1日しか続かなかったかのようで、またもやドル安再開である。76あたりにあるドルインデクスのサポートから再度下方ブレークしそうだ。本家の上海株自体がほとんど動かなかったわけで、市場は今後の金融緩和継続を読んでいるのだと思う。中国にせよ、米国にせよ、膨大な失業者を抱える現状で、本格的な金融引き締めに移行することは絶対にできない。不動産や株や資源といったところに投機資金が流れ込む現状に対して、有効な対策をとることはひじょうに難しい。この相場が止まるためには、市場バブルの破裂か、あるいは、米国の銀行のバンカメの訴訟問題等に見られる底流にある腐った種々の債権が露呈してきて矛盾が拡大する(たとえば、米国の銀行株の大下落等)などのカタストロフィー的な場面が必要になるのだと思う。
 
ということで、トレードは相変わらず、金・豪ドル等の押し目買いでいいと思う。今回は豪ドルは下を待ちすぎてあまり買えなかったが金は1335で買うことができた。ドル円は予想より早くドル安の影響を受け始めており、当面は下がるしかないと思われる。自分のトレードとしては、さらにロングはしぼって、ほぼ止めた状態である。ロングが一掃されるような大下落があるまで、しばらく円がらみのトレードは避けておきたい。米株はさらにかなりの勢いで上げるだろうが、ショートは継続したい。これは既定方針どおりで、金ロングの益を注ぎながらのトレードとなっている。




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積み上がっていたロングが、中国利上げやガイトナー発言をきっかけとした調整局面で崩れた一日だった。金の豊島氏がよく言われるところの「表層雪崩」というやつだ。新雪は相当に深いので、さらにもうすこしはがれてくる可能性もある。ただ、株価の崩れがさほどでもないところを見ると調整幅は少ないのではないか。深くてもユーロドルで1.33あたりまでと考えている。FOMCでは追加緩和策が大規模に発表されると考えているので、下では、金・豪ドルなどをこまめに買っていきたい。
 
今の為替で一番難しいのはドル円だ。ドル高でクロス円が下げて、それにひっぱられているが、本来ドル高なのでもうすこし上を目指すべきだろう。一度下げてから、大きく上げるパターンではないか。ただ、その後順調に上げることはどうも期待薄である(その後のドル安があるため)。ロングで儲かる相場は、ドル円ではちょっと無理かもしれないとやや弱気になっている。難しいところだ。


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先週末はドル高・債券安の気配もあり、調整入りかと思わせたが、週明けのニューヨークからはまたまたドル安再開のムードだ。ユーロドルは1.4をうかがい、豪ドルドルは、再度パリティ越えに挑戦。株価も上値を模索し、金も堅調だ。いずれも押し目買いをしておいたのが功を奏しているが、このまま上がるとすると、買いが足りなかった。数日の間の様子を見て、ポジションの調整をはかっていきたい。
 


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昨日発行されたLEAP/E2020の48号を読んでいたら、おもしろい記事があった。
 
Googleトレンド(検索数の推移をグラフ化する)を使って、米国における「food stamps(食料配給券)」という用語のGoogleを使った検索の推移を見るという試みだ。
 
ご覧のチャートのように、2010年初頭ではいったん下がっていた検索件数が、年末に近づくにつれまた急上昇してきて、いままでのレジスタンスを破って上昇中というものだ。食料配給券を必要とする貧困層が拡大し続けていることを示しているといってよいのではないか。興味深いトレンドである。




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