積み上がっていたロングが、中国利上げやガイトナー発言をきっかけとした調整局面で崩れた一日だった。金の豊島氏がよく言われるところの「表層雪崩」というやつだ。新雪は相当に深いので、さらにもうすこしはがれてくる可能性もある。ただ、株価の崩れがさほどでもないところを見ると調整幅は少ないのではないか。深くてもユーロドルで1.33あたりまでと考えている。FOMCでは追加緩和策が大規模に発表されると考えているので、下では、金・豪ドルなどをこまめに買っていきたい。
今の為替で一番難しいのはドル円だ。ドル高でクロス円が下げて、それにひっぱられているが、本来ドル高なのでもうすこし上を目指すべきだろう。一度下げてから、大きく上げるパターンではないか。ただ、その後順調に上げることはどうも期待薄である(その後のドル安があるため)。ロングで儲かる相場は、ドル円ではちょっと無理かもしれないとやや弱気になっている。難しいところだ。
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