今のアメリカは面白い社会実験の場と化している。大統領がおかしな人でこれから米国がどうなるか不安な局面でも、株だけは底堅く推移している。しかし、為替と債券はリスクを察知して不安定な動きをしている。ここに株式と為替・債券との大きな差を見ることができるだろう。株はあくまでも個々の企業の価値を買うものであり、それが世界的企業ならなおさら、今後の成長を見込むことができれば買いだ。しかし、為替レートは相対的な問題であり、国債は国の信用である。政治情勢が不安定なら、不安定なりの動きをするということなのだろう。もうしばらくはこの為替のレンジ相場にお付き合いしなくてはならないのかもしれない。
本日の最新のトランプのツイートは以下の通り。
The FAKE NEWS media (failing @nytimes, @NBCNews, @ABC, @CBS, @CNN) is not my enemy, it is the enemy of the American People!
ニセニュースのメディア(つぶれそうなニューヨークタイムズ・NBCニュース・ABC・CBS・CNN)は俺の敵なんじゃない、アメリカ国民の敵なんだよ!
(注)米国マスコミ報道によると、「人民の敵」というのは、レーニン・スターリンによって多用された用語で、そう認定されると、処刑あるいは、収容所送りとなった。
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