さすがにポンドが反発してきた。ポンドドルで1.58は当面のサポートになっている模様だ。もちろん、これはテクニカル的反発であると思うが、今まで、ドル円の下げとポンドの下げが平行してきたことは昨日述べたが、こうなると、ドル円も平行したテクニカル的な反発で月曜の88.2あたりを底にいったん戻す可能性が高くなってきたと思う。87割れを試すことはもうすこし先の日程になりそうである。
ここから一直線の上げにはならないだろうが、10月上旬(4日が満月)を目標に、ドル円、ポンド円、ポンドドルの軽い反発というシナリオは充分にあるのではないか。もちろん、その後に本来のトレンドの下降になるのではあるが。
ちなみに、トリシェECB(欧州中銀)総裁が、さきほど、「米当局は”強いドルは米国の国益だ”と述べている」とコメントしたようだ。これは9月24日にガイトナー米財務長官が述べた「強いドルは米国にとって非常に重要」発言を指したものだ。以前に聞いたことがあるが「強いドルは米国の国益」と米国政府関係者が述べた場合は、「ドルを買い支えよ」という指令であるという噂がある。笑
今回もそうなら、ここはドル買いだ。ご参考までに。
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