ドル円は106円台まであがったところで、一旦下落した。勢いが強すぎたところに、トルコ情勢が加わって落ち込んだわけだが、トルコ情勢が改善の見込みであるため、月曜からは徐々に上昇に転じる可能性が高い。
一般に、ドル円は他の通貨ペアよりも長期のテクニカルな規則性が強いことに特徴があると思う。長期8年サイクル、長期サポート・レジスタンスなどが顕著であるように思う。だから、節目節目でレバを落として上下の動きに備え、その間のトレンドにしたがって利を乗せるというトレードを心がけている。
今回のドル円の動きが、このまま100円を割れずに長期円安に入っていくのか、あるいは次の円高への助走に過ぎないのかはまだ不明である。自分としては、まだこの先に大きな円高があるというほうにバイアスを置いて考えているが、それは予想に過ぎない。直近の動きが100円への再度の下げか、110円への一段の上げかは、ここしばらくの様子を見て判断していきたい。
なお、現時点では、一度110円くらいまで円高是正で上げてから、さほど遠からず再度円高になるというシナリオを第一としていることは付言しておく。
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