FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



米国の401K(確定拠出年金)に、フィデリティ社が提供するビットコイン建てのものが加わるというニュースがあった。これは地味だが、暗号通貨にとってはかなり大きな一歩と言っていいだろう。日本で言えばiDeCoでビットコインが積み立てられるということだ。使う使わないは個人の自由ではあるが、「年金にビットコイン」というのは、少し前までならあり得ない選択ではなかったのではないか。今でもあり得ないと思う人もいるのは当然だが、チョイスの一つならよいかと思わせるところが、現時点でのビットコインの立ち位置だ。じわりじわりと、地殻にすべりが見えている。大きな変動の発生はそんなに遠くないだろうと思われる。

為替は、ドルインデクス104手前で停滞中だ。ドル円130円と合わせて、完全にここを通過するには今しばらくかかりそうだ。それにしても、日銀黒田はすごい。信念でドル円を上昇させようとしている。黒田を重用した安倍元首相も背後で煽っているようでもあり、135円とかで止まることはあり得ない。これは隠れた第2のアベノミクスであるという位置付けを私はしている。






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ドルインデクスが先行して伸びて、円売りが追いついていなったが、日銀がまったく円安に懸念なしの姿勢が明らかになって、円売りとなった。これで130円台が安定するかどうかは今週末までわからないが、特に下がる理由もなさそうで、次は135円を目指す相場になりそうだ。ここ連日書いている通りで、特に違和感はない。ツイッターでFX関係の人には、当局の介入を望む声もあり、円安で日本経済を心配する声もあるが、政府・日銀にはまったくその気配はない。前から書いているとおり、日本の大企業で円安に反対しているところは少ない。榊原元財務官を始め、大蔵(財務)日銀のOBもこぞって円安派で、安倍元首相も問題ないという発言だった。ファンダメンタルズがドル高であり、政策的に円安を許容しているのだから、この先の動きもあきらかではないだろうか。

トレードはドル円ロング。今回の130円の節での押し目でちょっと積み足したので、115円からの長期ロングポジションは少し大きくなった。あまり逆ピラミッドをやると深い押し目で苦しむことになるのでそこは気をつけていきたい。


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ユーロドル等が下落、ドルインデクスはさらに上昇して103を楽に越えてきた。このあたりは長期のレジスタンスである。ここを越えて月足の実体で104となると、その上は2001年頃の120まで空白地帯となる。未曾有のドル高相場になる可能性が出てきた。前のエントリーに書いたように、過去はドル高、円高(ドル円下降)になりがちな時期もあったが、この10年は、ドル高だと素直にドル円が上昇するようになっている。ドルインデクスが更に上昇するならばドル円も上がる理屈である。ドルインデクスの4月の月足に注目したい。

現在のファンダメンタルズは、基本的には、米国には有利だ。派兵せずに代理戦争でロシアは疲弊し、ドイツなども経済で苦しんでいる。中国はコロナで大変だ。ただ、米国もインフレに悩んでいる。その対策の利上げは、米国株価を直撃している。日本の株価は米国に追随しがちだ。ということで、株も債券もだめで、投資するよい対象がないのが現状であるが、こういう時のFXである。FXは原理的には「投資」ではなく、市場の矛盾点を為替がどうやって解消するかを見抜いて、そのさやを取る技術である。しばらくはFXが唯一の稼ぎ場所になるだろうと予測する。その後、暗号通貨が見直され、伸びてくるだろう。


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ドルインデクスはさらに上昇して101をキープするようになってきた。このドル高で、豪ドルやポンドが下がり、クロス円から円高になってきた。ずっと続いていた円売りの勢いがやや衰えているためだが、現状では一時的なものと判断している。中国のコロナでの元安なども影響しているのではないか。また、ここしばらく、円キャリートレード的な形でリスク資産が円売りに投じられてきたので、その調整になっていることもあるだろう。130円を超えるための準備期間であると考えたい。
 
2012年あたりからの長期チャートを見ると、ドルインデクスと、ドル円は、動きがほぼ同期している。急上昇してから、2015年16年あたりを頂点として、なだらかに下がりながらレンジ相場となり、2021年になってから急上昇を開始している。この傾向が消え去ったという判断もしにくいので、ドルインデクス、ドル円ともさらに上昇していくものと考えている。ドルインデクスは103あたりにレジスタンスがあるので、そこは注意したい。



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しかし、輸入品が高くなり、単純にその分は日本もインフレっぽくなってきた。ただ、コストプッシュインフレなので賃金は上がらず、想定されていたような形での経済の回復とは異なる。政府・日銀は、これから対応に困ることになるだろう。もし、黒田総裁のうちに金融緩和方針が緩まるようなサプライズがあれば、一時的には円安は止まると思われるが、政府の財政面への懸念が出てきて、再度日本売りにならないとも限らない。それこそ、「悪い円安」となるだろう。為替が大きく円安に振れて、ある種の均衡状態を作り出すまでは、この流れは止まらないのではないかと思う。

岸田内閣は、自民党の一部議員を中心としたWeb3戦略に乗り気という報道があった。前にも書いたようにビットコインはダメだが、NFTは推進というのはまったく矛盾していることでおかしいのだが、とにかく暗号資産への理解や税制の改革が進むことは暗号通貨ホルダーには望ましいことだ。よくわかっていないで実行しているが、結果はオーライということはままにしてある。私が暗号通貨にポジティブなのはこういう流れがあるからであって、この流れが継続する限りは、暗号通貨の基本であるビットコインやイーサリアムの安定成長が見られると考えている。


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さすがに130円越えには時間がかかりそうだ。介入懸念(あり得ないと個人的には思う)とか、ドル高への牽制とかいろいろな要因で上げしぶっているが、米国の利上げは決定的であり、今後の動きを考えるとドル高以外には方向性はないだろう。また、国内の一般FX投資家も、まだドル円ロングになだれ込むような状況ではなく、むしろすきあらばショートという地合だ。これはまだ伸びる余地十分である。ドル円が反転するのは、相場総員がドル円ロングになった時だと思う(2007年あたりの経験から)。ごく大雑把に見積もって、150円を超えて、それこそ、オーバーシュートが見られるあたりではないか?その後、猛烈な反転を起こして円高に振れてゆくと考えている。そのころには日銀総裁も替わっているだろう。

ウクライナは東部戦線が膠着気味だが、ロシアがあきらめない限り、戦争は続くだろう。一時的な停戦はあっても、やはり、ベトナム戦争のように長く続くのではないだろうか。ロシアにも一度行きたかったが、当面無理なようである。



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ドルインデクスが101まで達さずにやや頭うちである。米国10年債の利回りとほぼ連動した動きで、やはりこのあたりにテクニカル的なレジスタンスがあると思う。ドル円も、ドルインデクスが101あたりを通り過ぎないと130円越えにはならない。円安だけではパワー不足だ。もうすこし、このドルインデクスを観察していきたい。なにしろ、近年では100を越えることはほとんどなかったものなのだから。その昔、1985年のプラザ合意直前は160などというときもあったのだが、2000年以降は2002年の120が最高だ(この時にドル円も128円をつけており、今回それを更新した。今回はドルインデクス100でドル円129円なので、いかに円安かがわかる)。



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さすがに130円が近づいてきたので財務大臣あたりからもうすこし強めの警告が出て、ドル円も停滞かと思っていたが、まったく音無しの構えである。あっという間に128円に突入してきた。130円に接近するまでは「やめられない、とまらない」相場である。出社途中でポチッとしておけば、帰りにはいいワインが買えるわけで、なんともうれしいものだ。自分はコロナがいやなので、今は夜の会食はほとんどしないため、ちょっぴりだけ出金して家でプチ贅沢である。アフリカ豚熱でしばらくイタリアの生ハムが入手困難になりそうなので、こちらも買い込み中。
 
ところで、マスコミでは日本衰退とか、円安で破滅とか書かれているが、見当はずれの見解だ。ドル円は長期的波動で動くものであり、今は久しぶりの円安のフェーズになっただけだ。また、少なくともトヨタなどにとっては、この円安は悪い話ではない。今ならアメリカに文句を言われず堂々と円安にできるのであるから、実は内心喜んでいる人も多いはずだ。いろいろと事情が変わってまた円高へ反転することは間違いない。問題はその日柄と値である。ゆっくりと見定めていきたい。
 
当面のトレードは、ドル円のロングのみ。節目でポジションを増やし、日々の波動で買い売りで問題ないだろう。




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イースター休暇も明けて、5月相場が近くなってきた。例年、5月は売りという格言通り、連休中は株安になるのが通例だ。今年はさらにFRBの利上げ基調で、売られる可能性が高いだろう。株の下落時は、昔は円高だったが、今はドル高のみになりがちだ。ドル円も上昇の方向だろう。ただ、諸情勢から、125円から130円は一直線では上昇しないと考える。

今後の予測だが、125円から126円の節を通過したとすると、次は2002年の、135円、さらには1998年の147円がターゲットとなる。130円ではそれなりの口先介入などもありそうで、また一時の下げが予想されるが、今の勢いからは、そこも破りそうである。ただ、135円を過ぎるとさすがに円安効果で輸出企業などは膨大な利益が出そうである。経常収支の改善に繋がるので、135円から147円までのどこかで折り返してくる可能性があるだろう。2012年からのアベノミクス円安では、ドル円で8ヶ月にわたる月足の陽線が出ている。今回はまだその規模には達していない。2012年から2015年までを第1波、2021年までを第2波とすると、今の第3波が第1波と匹敵する伸びとなるかもしれない。となると、147円の方が目標としてはふさわしいだろう。


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さすがに黒田ラインとドルインデクスの挟み撃ちでドル円もやや上昇に苦心している様子だが、126.5まで来て、またドルインデクスも100.4程度まで来ているところから、抜けたのではないかと推測される。もうちょっとドルインデクスが上昇したところで確実なところを押さえたい。

ウクライナ情勢は、巡洋艦の撃沈でウクライナには戦果があがったが、戦争のエスカレーションの方向には違いない。フィンランドやスウェーデンのNATO加盟が噂されているが、実際にそれらが起きるまでのこれから半年は極めて不安定な時期となる。あとから、あの第3次世界大戦の直前の危険な時期だったと評される可能性が十分である。ドルのさらなる上昇が考えられる。

日経新聞の記事によると著名エコノミスト・アナリスト49人へのアンケートで、今後3ヶ月でドル円が130円を越えるとみているひとが過半数である。妥当な割合だと思う。




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