さすがに130円が近づいてきたので財務大臣あたりからもうすこし強めの警告が出て、ドル円も停滞かと思っていたが、まったく音無しの構えである。あっという間に128円に突入してきた。130円に接近するまでは「やめられない、とまらない」相場である。出社途中でポチッとしておけば、帰りにはいいワインが買えるわけで、なんともうれしいものだ。自分はコロナがいやなので、今は夜の会食はほとんどしないため、ちょっぴりだけ出金して家でプチ贅沢である。アフリカ豚熱でしばらくイタリアの生ハムが入手困難になりそうなので、こちらも買い込み中。
ところで、マスコミでは日本衰退とか、円安で破滅とか書かれているが、見当はずれの見解だ。ドル円は長期的波動で動くものであり、今は久しぶりの円安のフェーズになっただけだ。また、少なくともトヨタなどにとっては、この円安は悪い話ではない。今ならアメリカに文句を言われず堂々と円安にできるのであるから、実は内心喜んでいる人も多いはずだ。いろいろと事情が変わってまた円高へ反転することは間違いない。問題はその日柄と値である。ゆっくりと見定めていきたい。
当面のトレードは、ドル円のロングのみ。節目でポジションを増やし、日々の波動で買い売りで問題ないだろう。