FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



日本側の政治状況はさておき、米国側では、利下げ以来、なぜか10年債の利回りが上昇、それなのにドルインデクスは下げるという不思議な現象になっている。これでドル円が微妙な動きになっているわけだ。今日もドルインデクスが100.2辺りまでさがっており、ドル円も再度141円台をつけている。ブルームバーグのキャリーインデクスもまた下げ気味であり、シカゴ筋の円買いポジションも増加しているので、ドル円はさらに下げていくと見ている。
 
全体として見ると、ビットコインがまた下げているのが若干気になる。前にリツイしたように、ビットコインと株価の連動性は極めて高い。今日のNYのダウ、ナスダックに注目したい。

ということでトレードはドル円ショート。戻り売りで140円を割るまで進めたい。


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高市を破って石破となったので、石破が中道左派であるかのような言い方が高市派から聞こえるが、それはおかしいだろう。石破の過去の発言をたどれば、改憲論者であり、軍備増強論者であり、核兵器利用の立場であり、安保条約改定を目指す対米自立派でもある。つまり、伝統的右翼である。高市が引き継いだ安倍的右翼は、明治に定まった伝統を極度に重視する(天皇の男系・結婚後の同姓等)立場であるが、対米融和派である点で、過去の右翼とは決定的に違っている。何を重視するかという点で、いわば、右翼のベクトルが違うのである。

だから、石破が本気になって、自らの政策を推し進めることになると、アメリカとのトラブルは避けられない。その中で、中露ともバランスをとっていくという話になるわけで、左派なわけではない。日経先物がNY市場で激下げになったのには、そういう海外からの懸念があるのではないかと若干考えている。戦後、ずっと対米融和で来て、小泉・安部でそのひとつの頂点に達した日本だが、石破はひと味違うのではないか?今後に注目したい。

月曜の日経平均は、まだ買う意欲がある人が多いようなので、そんなには下がらないだろう。その後の海外の動きに注目したい。ドル円は、下を向くと考えてトレードしたい。







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石破を受けてのNY市場だったが、ややおかしな感じ。ドル円が落ち込んだままジリ下げだったのもやや不自然だ。そういうことで方向性は下と思うが、もうすこし上下に動いてもいいような気がする。あと、日経先物が夕方にはやや戻しつつあったのに、NYでは更に売られて2500円下げになっているのもどうも気になるところだ。その他、ゴールドがやや下げている、ダウが最高値でやや頭うち、ドルインデクスが大幅下げ、など、相場の変調の兆候らしきものも見える。月曜日からの一週間は相当に荒れる可能性もあるだろう。注意したい。日本発のなんとやらにならないといいのだが。

自分のトレードは、ドル円ショート。石破ショックで下げて143円あたりをうろうろしているところでかなりショートした。この後どうなるかはまだわからないが、再度140円割れトライになるのではないだろうか。一応そこを期待して割れるまでは持ちたい。



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自民党総裁選は、ハラハラさせられた。自分としては、前日まで、石破で無難に終わると思っていたのだが、意外に高市が健闘。決選投票もどうなるかと思わせたが、最後は、党内の岸田派等の穏健派が巻き返した模様だ。小泉票も全部石破に行ったと思われる。麻生の完敗ということだ。高市では、トラス内閣の再現の可能性が高かったと思われるので、自分としては、石破のほうがましかなと思う。ただ、彼の手腕はまったく未知数なので、どんな経済政策が出てくるか、あまり期待せず待ちたいと思う。
 
自分はドル円はショートにしていたが、高市優勢というので、直前では、浅いストップでドル円ロングもかなり増やして、ヘッジの両建てにしていた。結局、143円台まで3円くらいの円高になって、それなりのストップロスを食らってしまった。なかなか難しい。
  
これでドル円の戻りは146円台がピークだったということになりそうで、また、下に向かうシナリオが強くなった。基本はドル円ショートで短くトレードしたい。為替はそこそこの動きだったが、日経先物のダウンがすごい。米国株価などに響かないか、今日のダウの動きに注目したい。2007年タイプだと、10月以後の下落が本番となる。




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今日はドル円が145円を一時超えた。なかなか越えられなかったところなので、これがレジスタンスを破ったことになるのか、一時的な上ヒゲ的なものなのか、まだ判断が付きにくい。ただ、ドルインデクスは100.5あたりをうろうろとしており、ドル安は続いている。この段階で150に向かうのは難しいのではないか。以前から見ている左右対称も右肩は145円止まりというのもありうるシナリオではある。
 
トレードは145円超えて下げて来てから軽くドル円ショートとしている。再度上がったらもちろん切る予定。



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ドル円が膠着していてまだ方向性が出ないので、今日は別の話。対ドルでは、ユーロもポンドも上げている方向だが、このところ、ドイツやフランスの経済の先行き不安から、ユーロは今1つの動きだ。その反面、2022年のトラス内閣の瓦解で、最低値に落ち込んだポンドはその後じりじりと調子を上げている。したがって、ユーロポンドは今年に入ってからは、一本調子で下落しており、このところ下落の勢いは強い。トレードとしては、ユーロポンドの売りも良さそうではあるが、今の0.83あたりはかなり長期のサポートでもあり、悩ましい(もっとも、サブプライム前には0.65というとんでもないポンド高だった)。

そもそもユーロポンドは、日本人にとって、主要通貨としては、最も難しいペアである。ユーロとポンドというどちらも日本からは情報が入りにくいものの掛け算になる上に、動きが非常に激しいことでは、ユーロドルにも負けない。過去にも、ネットで多くの有名トレーダーがユロポンのレジサポねらいで失敗して消えている。ということで、ユロポンのトレードはしないが、欧州通貨の動向にも気を配ることは必要だ。この先、ドルの大幅減価が本当に起こるなら、ハードカレンシーの中で強くなるのは、ユーロか、ポンドか、円か、そこは非常に気になるところであり、注目していきたい。自分としては、不死鳥のように蘇る円となることを期待したいところだ。


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ドル円は、ドル売りと円売りにはさまれて、板挟みというか、動きが非常にむずかしくなっている。もちろん、過去にあったような円安・ドル安というリスクオンもあるのだが、この場合は、ドル売りより円売りが強く、ドル円・クロス円は継続的に上昇した。

ここからの長期の動きは非常に読みにくく、両説あるようだ。ひとつは、米国利下げ、日本利上げがあっても、絶対的な日米金利差はあり、様様な条件から円売りが買ってドル円は再度150円を超えていくという見方、もうひとつは、この程度の金利差なら円売りにさほどの力はなく、ドルストレート全般でのドル売りに押されて、ドル円もかなり下がる(たとえば、120円くらい)という見方だ。

自分は前から言うとおり後者のシナリオを第1としている。現状では、ドル円の週足の平均線など、様様なテクニカルデータはドル円の下向きを示している。あと、もうひとつファンダメンタルズから重要視しているのは、米ドルの弱化である。これはゴールドの強さの裏返しであるが、米国はウクライナとガザとで失敗し続けていると思う。BRICS諸国からの信頼低下はいまだかつてないレベルだ。中東の原油代金もドルでなくてもよい部分が増加しており、このことによるドルの弱化が、現在のドルストレートの状況に表れていると思う。昔から言われていた世界史レベルでの米国の凋落がついに始まったのではないだろうか。
 
もしこの仮説が正しければ、過去のように、ユーロドルが1.5に達するようなドル安も考えられる。ドル円も再度、100円を割るような事態もあるかもしれない。そういう意味で、長期的に見た為替のファンダメンタルズは、円売りではなく、ドル売りであるというシナリオを第1にしているわけである。
 
来週も微妙な動きが予想される。かるくドル円ロングで様子を見たい。すこしでも利がのれば、直ちに回収というレベル。


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ドル円の方向がさっぱりつかめないので困っているが、今日は日銀の方が割と利上げに消極的な姿勢ということで、円安となっている。ドルストでのドル安は継続中(ドルインデクスの下げ)。したがって、クロス円は両方の効果で急上昇。全体としては、円安・ドル安のリスクオン。当然、日経もいい調子だ。このところ、ドル安だとドル円が下げる相場になれていたが、2007年までの昔の相場では、ドル安・円安が当たり前だった。ちょっとその時を思い起こさせる。
 
日米の金利がとりあえず決まり、落ち着いた状況で、11月の米国大統領選までの1ヶ月、こんな調子が続くのかも知れない。前からたびたび書いているドル円の対称性からすると、140円から上昇して150円近くまでの上げもあり得る。実際、これだけのドル安では150円はさすがに難しいと思うが、意外な伸びもあるのではないか。既に今日も144円を伺う動きになっている。ただ、次の下落は130円、あるいは120円に向けて、非常に大きくなると考えているので、あんまり気楽にロングもできない。そのあたり、難しい。

トレードは今日は軽くドル円ロング。もうすこし延ばしたいが、あまり持っているのも危険。こわごわ。



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FOMCは0.5。ドル安、株ほどほどは良かったのだが、ドル円がおかしかった。初動は下げたのだが、その後急上昇、なんと144円をうかがうところまで上昇した。この直接の理由は米国10年債の利回りの上昇だ。ドル円との連動性は高い。しかし、普通は利下げなら、長期債でも少々は下がるはずなのになぜか上昇。これは謎の上昇である。可能性は二つ。ひとつは良い上昇で、利下げにより米国経済の安定がもたらされるのでリスクオンという形。債券は売られる。もうひとつは、悪い上昇。利下げで国債発行が進み需給バランスが崩れること、また、長期的なインフレなど国債の安全性への懸念からの売り、などがあり得る。注意して見るべきことで、単なるドル円の問題ではなく、ここからも10年債の利回りへの関心は最大にする必要がある。

当面のトレードだが、ドルストでのドル安は今日は戻って来ていることから、ドル円の上昇にも限界があると思われる。当面は142円前後で揉むのではないか?軽くショートで様子を見たい。しかし、今回のドル円の上昇にはやられた。難しいとしか言いようがない。



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今日は142円台から141円台に下落。皆さん指摘のように、結局、FOMCをどう見るかになるだろう。0.25ならばおそらくドル円は上昇。0.5ならおそらく下落。どちらかはさっぱりわからない。今夜(明朝)のFOMCの利率発表をアラームをかけて待ちたい。


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