掲げたのはStockchartのユーロインデクスのP&Fであるが、値はだいたいユーロドルと近似しているので、近似的にユーロドルの動きと考えていただいても大差はない(以下、ユーロドルの値の読み方で記述する。)
ご覧のように昨年5月あたりに三角保ち合いの1.32あたりから上昇を開始し、6,8,9,10(A)月と上昇して1.50近くまで来た。そこで反転して2月現在の1.36に至っている。この1.36という値は、ちょうど三角の頂点だった1.32まであとちょっとに迫っており、また、ピンクのラインで引いたトレンドラインである1.34にも近い。この後ユーロの下落のメドは、1.32から1.34あたりがまずは考えられるだろう。さらにその下は、青いトレンドラインでひいた1.16というあたりになる。(それでも0.9を割っていた2000年頃よりはずいぶんと高い。)
このあとの動きとしては1.34あたりで反転してとりあえず上を目指すか、そこからさらに下降して1.1台をめざすのか、まったく予測がつかないが、とりあえず、今どこにいるかといえば、こんなところだろう。P&Fは時間軸を圧縮してあるので、このような概括をするのには便利である。(よく、「P&Fには時間軸がない」と言われるが、それは誤りだ。ご覧のように、左が過去、右が未来で、左から右への時間軸は存在する。正確には、価格の時間的「前後関係」だけが存在する。)
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