さて、注目していた金価格がまずは抜け出した模様だ。それにひっぱられるようにユーロドルも上がってきたので、リスク選好相場の気配がただよってきた。あとは、この戻りがどこまでゆくかが見物である。前に書いたユーロドルのP&Fでは1.42あたりが今後の三角保ち合いの頂点になりそうだったので、最大では1.46あたりまでの戻りがあってもおかしくない。当然、株価や金価格も連動して上昇するだろう。そこからまたユーロドル(1.2を目指す)や株価は下落してゆき、金もいったん下がるが早々に下げ止まるというあたりが今後のもっともあり得るシナリオだと思う。次のドル高がどういうきっかけでいつ始まるか、ドル円の動きがどこで大きくなるか、などが焦点か。
為替的には、しばしドル安・円安相場と考えるので、ドル円ロングは継続する。これは89円台でさらに仕込んだので92円くらいまで行けばすこし利食いたい。ユーロドルは前回やられたので今回はロングはせず。しばらくは様子を見て、三角保ち合いを形成してからショートに振っていきたい。かなり先になるかもしれない。
金は株ショートと合わせて1060から徐々にロングにしていることはすでに書いているとおりだが、現在のあたりの値が安定したらさらにロングを増やしてネットロングの体制としていきたい。これは短期トレードの意図である。
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