FOMCが無風、日銀が音無しの構えで、一切のプラス材料がなくなり、結局Brexit だけが大きな懸念材料となっている。この状態では、リスクオフにならざるを得ない。今日は、ドル円では、円買い、欧州通貨ではドル買いで、クロス円は大暴落となった。
ドル円は長期チャートでは2014年の上昇時、100円から105円は急上昇だった。つまり、今の時点では、100円前後まで強いサポートは存在しない。Brexit の投票当日までに100円近くになる可能性がでてきたと言える。23日まであと一週間であるが、この間の相場は相当に緊迫した状態が継続するはずだ。ゴールドの上昇も、円買いと並行する現象であるので、まだしばらく円買いの力が強いのではないか。
自分としては、上下が甚だしいクロス円は避けて、相変わらずドル円でトレードする予定である。現在は完全に下向きトレンドなので、中期売りと短期売りの組み合わせで投票日までは進めるつもりだ。投票日には、もしかなり下がっていれば、一部のみ売り玉を残してあとは回収できれば幸いだ。一部は108円くらいからの売りなので、のりしろが大きいのでそのままとしたい。
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