FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



ずっとドル円売りの方針で来たが、目標としていた100円に、とんでもない形でだが到達した。
 
1990年以降のドル円長期チャートを見ていてもわかるように、今日の101.5円あたりは1991年、2004年と強いサポートとして働いている。2014年に下から上がって来た時もここで長くレンジとなった。しばらくこのあたりで停滞する可能性もあるし、また、ここからしばらく(長さはわからないが)中期上昇に転じる可能性もかなりあるのではないか。
 
ただ、95円から97円あたりもひとつの区切りになりやすいので、そこまでは落ちるというシナリオもあり得るだろう。とりあえずここで様子を見て、ちょっと買いつつ、次のトレードを考えていきたい。100円を再度切っていくようならまだ下があるとするし、105円より上がっていくようなら上を目指す可能性も出てきたとしたい。

年内のFRBの利上げはなくなったことはほぼ間違いないので、逆にダウはもうしばらく大丈夫かもしれない。その点からも、当面のリスクオンを考えてみたい。ただ、先々にはまた円高も控えていると思われるので、上手に流れに乗っていきたいと思っている。




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まさに歴史に残る日を経済の目から見せてもらった。FXをやっていてよかったと思える一日である。
 
自分のトレードは早々にロスカット。1.10から再度買ったがもう売ってしまった。全体としては損益はマイナスだが、特に痛いというほどでもなし。
儲けられなかった残念さよりも、大きくやられなかったことを喜びたい。
 
今後の相場の動きは正直まったくわからないが、とにかく、この日の相場を見られたことは、後世までの語りぐさである。


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いよいよ近づいてきた。私はユーロドルロングのみでやってみる。自分の見通しは離脱はないと思う。となれば、ユーロドルの上昇は間違いない。もし、離脱なら大きく下げるだろうが、その場合はロスカットで終了だ。
 
ドル円は、離脱無しの場合はたぶん上昇だと思うが、ドル売りが生じるので、さほどの上昇はないと考える。また、万一の下落もないではないと思う。ということで、ドル円は触らない。同様の理由でクロス円もやらない。
 
ポンドは普段からやらないのでますますやらない。笑
 
こんな感じです。

(追記)なお、トレードは軽くです。万一の離脱時には、急激な下落で、ストップが効かないという事態もありえなくはないです。ショートの場合も同様です。くれぐれもご注意ください。そこそこ利益が出たら、早々に逃げるのがいいと思われます。



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Brexit で揺れた一週間だったが、来週も上下が甚だしくなりそうだ。週末の投票を控え、これまでの流れの手じまいの動きも出てくると思われる。月曜日からはユーロドルの上昇、ドル円の上昇が見られるのではないか。また、投票日が近づけば、事前予想、また投票日当日には出口調査と、いろいろな要素がからんで動きが更に激しくなるだろう。

テクニカル的には、ドル円は、金の上げもあり、まだ下に行くように見えるが、長期的には105円以下100円くらいまでは、中期反転の可能性もあるレベルにさしかかっており、ドル円でのドル売りはやや躊躇される部分もある。ただ、100円を割ってさらに大きな円高が進む可能性も充分にある。ひじょうに難しい局面なのだが、自分としては、100円までは売りを基本としておきたい。ユーロドルはそろそろ買いに回ってもいいレベルだと思うので、また買い始めた。ただ、投票が終わるまでは安全路線第一ということで。

いずれも、短期で張って、大きく動いたら確実に利食いということで、タイミングを計っていきたいと思う。


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FOMCが無風、日銀が音無しの構えで、一切のプラス材料がなくなり、結局Brexit だけが大きな懸念材料となっている。この状態では、リスクオフにならざるを得ない。今日は、ドル円では、円買い、欧州通貨ではドル買いで、クロス円は大暴落となった。
 
ドル円は長期チャートでは2014年の上昇時、100円から105円は急上昇だった。つまり、今の時点では、100円前後まで強いサポートは存在しない。Brexit の投票当日までに100円近くになる可能性がでてきたと言える。23日まであと一週間であるが、この間の相場は相当に緊迫した状態が継続するはずだ。ゴールドの上昇も、円買いと並行する現象であるので、まだしばらく円買いの力が強いのではないか。
 
自分としては、上下が甚だしいクロス円は避けて、相変わらずドル円でトレードする予定である。現在は完全に下向きトレンドなので、中期売りと短期売りの組み合わせで投票日までは進めるつもりだ。投票日には、もしかなり下がっていれば、一部のみ売り玉を残してあとは回収できれば幸いだ。一部は108円くらいからの売りなので、のりしろが大きいのでそのままとしたい。



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英国のEU脱退の投票が近づいてきた。いまのところ、むしろ脱退派が上回っている模様であり、もし、ほんとうにexitということになれば、大きなイベントになるだろう。その影響ははかりにくいが、EUにとってはマイナスには違いないだろうし、世界経済にも、当面はマイナスに働くと考えていいのではないか。もちろん、EU脱退という政治的な動きが、即、経済上の一体化政策(人や物のサービスの自由)からの脱退を意味するかどうかは微妙であり、それがはっきりするまでは実際の影響は少ないかもしれない。
 
通貨の動きとしては、ポンドとユーロの売りが継続しそうだ。ユーロは下に行ったらまた買いたいと思うが、現状は様子見だ。ポンドは対ユーロで売ってみたいが、苦手なのでやめておく。
 
欧州通貨への態度はともかく、広い意味でリスク警戒ムードになるのは間違いないので、ドル円などはやはりジリ下げではないか。6月の追加緩和については、英国情勢が定まらない中で日本が動くことは難しいと考えている。ドル円はレンジ的に106円あたりを動くと考え、当面は、ドル円売りの短期トレードで進めてみたい。









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雇用統計はあきれる悪数値となり、一気にドル売りとなった。ドル円も下降。ロング勢は総投げという、絵に描いたような元の木阿弥相場だ。これで6月FOMCの内容は見えたようなものであり、当面ドル安相場になるだろう。
 
今回は、ドル円については、まずは111円から109円に、円高での下落、そして109円から106円にドル安での下落と二段進行したのが特徴だ。円売りとドル買いの投機がそれぞれ投げになったわけだが、前者の下げで111円の壁を確認できたので、後者の下げでは自分のトレードではわずかながらも売ることができた。あと、ユーロドルは積み上げたロングはほとんど崩れたが、1.1で少し買えたのは助かった。これが一段で全部来ていたら、見てるだけに終わったと思う。上からとれなかったのは仕方ないが、これでよしとしたい。頭から尻尾までが理想だろうが、尻尾でもないよりはまし。^^; ドル円上昇の最初は短期トレードも売っていたのだが、上の方では短期はロング。全体としては、損切りが多い期間となってしまったが、トレンド逆行時はやむを得ないと割り切っている次第である。
 
さて、今後の動きだが、面白いニュースがあった。日本の公的債務が異常な勢いで減少しているというものだ。その秘密は、もちろん、記事にあるように日銀の買入だ。これについての評価は、大きく分かれるが、良いと見る立場からは、インフレなしで日銀が買い入れているのだから問題なしとするし、悪いという立場は、貨幣価値の将来的な毀損を懸念する。為替的には、前者は円高、後者は円安予測となる。私は、テクニカル的見方をするので、前者に重きをおいて考えている。なぜなら、ここ数十年、債務問題は、インフレ論者が負け続けているからである。どこかで円安に切り替わる時は来るはずだが、中期的には、このニュースは円高に解釈したい。

ドル円の長期チャート、ドルインデクス(広域版)の長期チャート、いずれも今のあたりで戻りがあることを示唆していたが、たぶん、ここまでの動きで消化したと思う。じわじわとドル安が進むと予想しておきたい。

あと、追加だが、これで6月の利上げが困難になったわけだが、7月以降もおそらく難しい。なぜなら7月末には大統領選挙の両党大会があり、それ以後は本選に突入するからである。この段階ではリスク要因である利上げを行って経済が混乱することは選挙に対してニュートラルではない行為となってしまう。この6月を逃したということで、本年内利上げの目はほぼ消えたのではないだろうか。







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しばらく開店休業状態だったドル円トレードだが、ECBが近づき、ようやくきちんとしたトレードができそうになってきた。このままでは動きが転換しそうな111円台だったが、ギリギリで下向きに変化した。これだけではなんとも言えないが、ECBとFOMCを過ぎてもこの形が続くとしたら、次の下降に入った可能性が高くなるだろう。もしそうでなくても、111円の壁の厚さを確認できただけでも収穫があったと言える。上から売っていないのは残念だが、まだここからでも下は長いと見ているので、ゆっくりと構えていきたい。すぐには売り始めないが、次の上げでは積極的に売っていけるのではないかと思っている。




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