FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



昨日は147円を超えたと思ったが、なんということのないマイナー指標で景気が弱いということが出て、ダウン。あっという間に145円台まで落ち込んだ。147円手前のレジスタンスが強力であるひとつの現れだと思う。金曜日の雇用統計までははっきりしない動きになると思うが、週のうちの147円の回復はむずかしいだろう。当面はこのあたりで揉むと思われる。中期チャートとしてはまだドル円上昇を示唆していると思うが、この雇用統計を抜けても147円を回復できないようだとちょっときびしくなってきそうだ。日本のインフレも待ったなしの状況で、植田のお尻にも火がついてきた。日銀にとっては、前門の虎(利上げによる企業への悪影響)、後門の狼(インフレ)という形となるが、そろそろ具体的な発言が出てくるかもしれない。そのあたりは週末に分析していきたい。

昨日はロングで利が乗ったと思ったところで元の黙阿弥となるとんでもないトレードだった。今日はドル円は戻り売りでやっているが、今日はスワップが多い日でもあるので、ショートは早めに手仕舞い。今週は、これから一日ごとに状況を見てトレードしていきたい。


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ドル円はもう2日間も146.5をうろうろとしている。このあたりにオプションがあるという話もあるが、もうひとつ、1998年に到達した当時のドル円の最高値が147円なのだ。一種のレジスタンスである。この値は、それ以後、先日の150円までドル円の最高記録を保持していたのである。1998年以前では、1990年の160円というのがある。その1つ前となるともう1980年代前半でプラザ合意前の話で260円という時代となる。このようにドル円のチャートの波動の頂点の歴史をたどると意外にあっさりと昔にたどり着くのである。それくらい、今のドル円の円安は歴史的なものなのだ。もうそろそろ円安はいいでしょう、と思う人がいるのも無理はない。と同時に、歴史の転換点かという発想もあるだろう。そのどちらになるかはここから150円あたりまでの攻防で見えてくると思う。
 
ということで、この145.5あたりのレジスタンスはかなりしっかりとしているが、自分の考えでは、たぶん、近いうちに上抜けするものと思う。かるくドル円ロングで様子見をしたい(軽くするのは、株価の動向によっては、一時的な円高になる可能性があるため。米国の長期債利回りがまた上昇気味で、株価に悪い影響が出てくる可能性がある)。


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ジャクソンホールでは、相場は「穴」に落ちず、無難に通過した模様だ。ただ、株価の不調が完全に解消されたわけではない。ドル円も微妙に上昇してはいるが、146.5あたりを抜けられなかったのは物足りない。ということで、テクニカル的には微妙なチャートとしか言いようがない。ファンダメンタルからは、米国利上げ含み、日本は、ジャクソンホール植田氏発言ではまだコアインフレ指標は物足りないとのことで利上げなどは先の先。この点では円売り有利である。
 
ということで、ドル円はまだ中期的には買いという方針自体は動かさないでおきたい。ただ、いろいろ自分で今話題の中心であるNVDAを試しに売り買いしてみながら、米国の株価の動向を考えてみたが(現在は株関係はノーポジ)、こちらは当面やや怪しい局面が続いていると思う。日本のインフルエンサーたちがこぞってインデクス系投信や、さらにはそれにレバがかかったものを推している構図は、2007年のサブプライム危機直前の、FXスワップ派全盛の時を思い起こさせるものがある。あの時も、低レバのスワップ派は絶対に安心という触れ込みだったが、そうではなかった。株価がきっかけで為替にも大きな影響があることは十分にあるので、注意したい。株価の大下落が起きた時、ドル円はかつてのように下がるのか、あるいは、今度は上がるのかという点も非常に大きなポイントである。

というころで、来週も軽くドル円ロングで進めたいが、相場全体には警戒しつつということになる。


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ジャクソンホール(JACKSON HOLE)はワイオミング州にある有名な渓谷の保養地。

*GPT-4に聞いたら、HOLEは、アメリカ英語で「盆地」の意味で、「地名の"Jackson"の部分は、この地域を最初に訪れた毛皮の罠猟師であるデイビッド・ジャクソン氏に由来しています。彼の名前が付けられ、その地形的特徴から「Jackson Hole」と呼ばれるようになったのです。」との説明でした(念のためWikipediaでも確認しました)。豆知識ですね。

しかし、トレーダーにとっては、毎夏悩まされる場所となっている。今年のパウエル演説は特に特記すべき内容もなかったようだが、利上げの可能性が残るというあたりにフォーカスがあたって、その後はドル高で反応している。株価はどうなるか微妙だが、利上げ含みということはそんなに盛り上がることはないだろう。10年債の利回りなども上昇しており、むしろ株には下げ要因かと思う。

FXトレードは、そういうことで無理なくドル円ロング継続である。テクニカル的にまあ大丈夫感じなのと、パウエル演説でそれを阻害する大きな要因も出なかったということで、ドル円ロング(他のドルストもドル買いとなっている)で良さそうではないか。また節目の147円あたりに注目していきたい。


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ドル円は昨晩はやはり144円台に深く食い込んだが、なんとかそれ以上の下落を止め、今日は146円近くに戻って来た。波動のリズムとしては良い感じで、上昇に戻ったようにも思うが、まだ確信は持てない。ただ、今日はロングで行ってみている。NYの株価も昨晩はまあまあだったが、これも形としてはさほど良くはない。エヌヴィディア期待でNasdaqが上げていることなど、個別の要因が大きい(因みに、エヌヴィディアの決算はひじょうに良く、株価は時間外で上昇した。)。ということで、まだまだ安心はできない相場だが、軽くロングで様子を見ることにする。ドル円については、完全に、米国長期債の利回りと連動しているので、こちらの観察を怠ることはできない。そういう意味でも、今日からの恒例のジャクソンホール会議、そして、明日のパウエル演説が出てから、ここしばらくの相場の動きが決まりそうだ。


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方向性がはっきりしないドル円だが、短期では下に見えてきた。かなりしっかりとした下降の足がすでに以前問題にした1時間足のMA200に到達しており、勢いやオシレータ指標などからもまだ下げがあるように見える。こうなると2時間足などの節目になっている144円ちょうどが次のメドになるのではないか。株価も相変わらず安定はしていない。今日の米国では、市場終了後、注目のエヌヴィディアの決算もあるようだ。ハイローチャンレジではないが、ギャンブルに少し買ってみても面白いかも知れない。ただ、全体的にNasdaq、DOWとも安定感には欠ける。このあたりも、ドル円の強い上昇にはまだ疑問符がつくゆえんである。
 
とりあえず、ドル円は軽くショートしている。適当なところで、早めに利食いする予定。


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ドル円も一度146円に戻して、円安復活かと思わせたが、また、下げて不安定な動き。まだ決めにくいので、様子見である。まあ、ここは無理をするところではない。147円越えになっていけば、いくらでもチャンスはある。ドルスイスフランなどもふらふらした動きなのが気になる。ドルスイは、昔はドル円と並んだ動きをするものだったが、今はドルの強さの指標として使うのが便利である。ユーロドルとはちょっと違った動き方をする(なめらかなユーロドルという感じ。もちろん、対ドルでの順序が違うことは当然だが。)自分のブログに常時載せている為替チャートは、ドル円、ユーロドル、ポンドル、豪ドル、ドルスイだが、為替についてはまあこれだけ見ておけば大きく間違えることはないものである。

ということで、トレードはしばらくお休み中。土曜から、箱根で避暑してきて帰ってきたばかり。箱根も仙石原までいくとけっこう涼しいので、一息つける雰囲気である。ポーラ美術館の企画展(12月まで)が素晴らしいので、これから箱根に行く機会のある方にはぜひお勧めしたい。箱根に美術館は数あれど、もっともキュレータのしっかりしたところはポーラ美術館である。


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昨晩のNYは、株も横ばいとなり、とりあえず小康状態といったところ。ドル円も想定どおり、144円に軽く突っ込んだところで反発している。ただ、反発の勢いが想定より弱いので、これでそのまま上がるかどうかは微妙なところ。波動の数からは、ここで十分とも思えるので、様子見をして、月曜からロングにするかどうか判定したい。昨晩はまだ手を出さなかった。とにかく、全部が安い状態なので、今は、どのアセットにも手が出しにくい。現金化しておくのが安全だが、日本円は、この先、インフレにさらされることは間違いないので、その点が懸念される。ドルも万一の円高懸念もある。結局、何を持っていても心配ではあるので、分散投資というのは理にかなっているのだ。手軽な分散投資のオルカンとかが人気になるのは、わけがあると思う。
 
ということで、週末のファンダメンタルズを分析して、月曜からに備えたい。テクニカル的にはそろそろ良さそうというのが原案となる。




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アメリカの金利上げ懸念による株価下落から始まったものだが、中国の恒大の破産申請、ビットコインの下落などが連続して、円高にも波及、プチ危機の様相を呈してきた。中国問題はすぐには拡大しないものと思われるが、香港株価は大幅下落しており、まだ尾を引くことは間違いない。もうしばらくは状況を観察するため積極的なトレードは控えたいと思う。今回の相場は、事前にかなりしっかりチャートに見えていたので、為替は早く退避。株価についてもあえてここでも触れたが、ここまで広がってくるとは思わなかった。
 
為替のテクニカル的には、伸び切ったドル円の波動の修正波と考えているが、1時間足のMA50を大幅に割り込んで、昨日書いたようにMA200に及ぼうとする勢いである。MA200は144円ハイから145円ちょうどあたりであり、このあともうひと押しがあるとすると145円割れからの反発がきれいである。
 
こういう状況になるといろいろと不安になるものだが、まだ米国株価バブルの大崩壊というカタストロフが来る気配はない。あくまでもプチ危機として、為替についての影響は限定的という判断である。むしろ、この押しで、ドル円、ビットコイン、(人によっては)投信などを仕込んでおくのがよいというのを第一シナリオとしたい。(もちろん、このブログは、「随想」(エッセイ)ですので、念の為。)



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今日は午前中に147円に迫ったが、そこで力尽きて反落している。日足あたりで5波とみられる波動が伸びていたがさすがに伸びきった模様。週足ではまだ余裕で150円まで行きそうなので、調整幅としては、1時間足のMA200、つまり145円レベルまでの下落の可能性はあるだろう。だいたいそんな感じで見ているが、もちろん、手前でリバウンド、あるいはもうすこし深くまで押すなどもあり得る。いずれにせよ、上昇への土台を作っている動きであると認識している。

現時点では147円手前で全部開放して、ノーポジ。上記のように適宜見定めてから、大きくロングしていきたい。

株価はやはり日米とも軟調のようだ。AIのNVDAだけは上昇しているのはやや誤算だったが仕方ない。さらにNasdaq全体も下げる可能性が高いと思う。どの程度の崩れになるか見定めていきたい。ドル高もこの流れと関係あるので、その点からも注目される。



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