ドルインデクスが80を超えたところでひとまず限界に達した模様で、ドル安のリスクオンの動きになっている。テクニカル的反発ということで理屈通りの動きだ。
米国の諸指標はこのところいい値が出続けており、消費も少しずつ回復しているように思う。自分の実感で恐縮だが、我が家では、服飾品は大半、米国の百貨店(neiman marcus)やカジュアル衣服ショップ(J. Crew、Lands End等)やその他服飾店(いろいろ)で通販で購入しており、11月のblack fridayのセールなど十分に活用させてもらっている(今年はポンド安で、英国のショップもよく使っているが。)毎年同じセール時期の売れ行きを見ているのだが、今年は昨年よりもむしろよく売れているように感じる。米国のニュースを見ても、消費の回復を伝えるものが多く、徐々にお金が動くようになったという感触だ。まだまだ失業率は高いが、株価の動きに見るように、長期的回復の端緒はつかんだのではないか。
2012年は、欧州はまだまだ緩和策を採らざるを得ないが、米国はQE3の必要性は薄れてきている。ドル高ユーロ安の大きな流れは止められないだろうと思う。
時々、リスクオフの強いドル高を挟みながら、ドル安・ドル高を繰り返し、ゆっくりとドルが上がる過程に入ったと考えている。したがって、ドルの反対である金(ゴールド)はゆっくりと下がっていく過程だろう。
当面の自分のトレードとしては、ドル円・豪ドル円の押し目買いということで、とりあえず短期の豪ドル円は利確した。もう少し上まで行きそうだが、ここは確実に行きたい。ドル円と豪ドル円は押したら買うで徹底するつもりである。
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