*ブログのPC画面右のkitcoのチャートが壊れています。為替と貴金属の部分が動いていません。これはkitcoのサイトにサイバーアタックがあったため、内部サーバーが停止しているためです。復旧を待ちたいと思います。その間は、左のリンクのstockchartsのものをご利用ください。
パウエルは変身したが、植田総裁は相変わらずののらりくらりで、今後の政策への言質を与えなかった。これは大方の予想(マイナス金利は触らないが、なにか、将来への含みを見せる)と喰い違ったため、円安に振れた。日銀はまったく保守的である。安倍の呪縛がなくなって政治的な問題は考えなくてもよくなったはずだが、景気の動向と、金利を上げることの副作用の程度にまだ自信が持てないのだろう。米国がガンガン利下げをするまでのらりくらりで待つつもりかもしれない。
今後の見通しだが、ドル円は2時間足などでは平均線MA60を上回っており、やや円安が強いが、メインに見ている4時間足では、MA60に戻った程度で、メドとなる4時間足の雲には届いていない。全体の流れからしても、前から見ているドル円・ドルインデクスレシオは従来の平均的位置(1.4)に位置しており、これ以上円安になる動機は少ない。今日の144.7を戻りの頂点として、ゆっくりと円高に動いていくという見通しを維持しておきたい。個人的には、また円安で150円に戻る可能性は捨ててはいないが、今回の波動はまだそれには該当しないのではないか。ドル円が本格的上昇をするには、ドルインデクスの強い上昇が必要になるわけだが、今回は、円の動きに留まっているし、むしろドル安である。
自分のトレードは、短期のドル円ショートは全部損切り。上からのショートはかなり食い込まれているけど保持。まあ年末なので、ほどほどで。なお、今年のトレードは来週半ばまで。その後は、年末年始はちょっと旅行に行くのでブログはお休みします。