FX(外国為替証拠金取引)についての随想です。リンクはどうぞご自由に。
やまはFX



年末年始はちょっと外出のため、ブログ更新を停止いたします。次は1月5日から更新する予定です。

私自身の今年のトレードは、為替はダメダメで、ほとんどプラマイ0と終わりました。ユーロの動き(前半の下げ)が読めなかったのが一番の敗因でした。あそこまで欧州懸念が大きくなるとはまったく予測できなかったです。CFDの株金レシオトレードの方は若干の浮き、その他金の短期トレードが一番益を得ました。

さて、為替の方はドル安のジャブ攻撃の様相です。ドル円は82円を切ってしまったので、ひじょうに難しい感じです。オーバーシュートであって、ここで切り返すか、もうすこし下のサポートを試すか、微妙ですが、このまま80円を割っていく相場ではないと思いますので(サイクルから)、ここは待ちたいと思います。

各種チャートでは、GSR(ゴールドシルバーレシオ)が下方ブレークしているのが一番の注目点でしょうか。CRB指数も上方ブレークしており、合わせて、商品相場の順調な上昇が期待できそうです。これが年末年始一番固いところでしょう。原油・金・銀などいずれも上昇と見ています。

次に期待できるのは、株、資源通貨(豪ドル・NZドル等)で、ユーロは先は上昇とは思いますが、欧州懸念からしばらくはレンジかもしれません。

新年に、また新たに一年の展望をしてみたいと思います。

本年もいろいろとご教示ありがとうございました。新年、うさぎ年が皆様のトレードにとってさらなる飛躍の年でありますことをお祈りします。


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米国のいくつかの指標が発表されたが今日の注目点はなんといってもケースシラー住宅価格指数だ。これは米国の戸建て住宅の価格をもとにしたもっとも信頼できる米国の住宅販売の現状を示すものだが、このS&P社のプレスリリース(PDF)にあるチャートのように、最近になって明確にまた落ち込み始めた。これは税金の優遇処置が4月で切れたことによるのであるが、要するにカンフル剤なしでは住宅市場の自律回復ができないことを示している。このプレスリリースに述べられているように、ダブルディップ(二番底)の状態になることは必定だ。

先日述べたCP市場の縮小もそうだが、株価と商品価格の上昇の陰に隠れて、徐々に暗雲が遠くの空からただよってきているようだ。


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そろそろ年末で来年の予想が出始めた。まずは数日前だが24日のロイターの記事では「ドル年末にかけ90─95円に上昇へ=2011年為替見通し」と来た。
 
年前半ではまだ不安定で再度80円程度まで下げる時期もあるが、6月でQE2も終わり、その後ゆっくりとした米国経済の回復にともなってドル円も上昇し、年末には95円に、というシナリオが有力のようだ。

私の予測とはまったく異なるシナリオなので、ひじょうに興味深いが、ひとつの見方なので頭には入れておきたい。


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休暇明けとなってようやく市場も動き出した。まずはドル安から始まったが、ドル円が82円台ミッドまで入ってきた。このあたりは50日平均線のあるところで、テクニカル的にはそろそろ底と見ていいのではないか。ドル円については、今回は82円を切ることはないと考えている。

その他の動きとしては、CRB指数が着実に上昇しているのが目にとまる。ここで見ている原油や金以外にも、綿花など高騰しているものが多いようであり、年末にかけてさらに強い動きになると思う。

ところで、いろいろな面で上昇ムードが出ている中、ひとつ異常な動きとなっているのが、前から定点観測している、米国コマーシャルペーパー発行高だ。全体の数値も、またABCP(資産担保型)の数値も、数年来の底値を更新しており、2008年当時の半分程度の規模となっている。この非常に顕著なCP市場の縮小にはいろいろな解釈があろうが、やはり、不況による資金需要の低迷を反映していると見るのがいいのではないか。株が上昇し、商品が買われ、景気のいい話ばかりが聞こえるが、実質はかなりお寒い状況なのではないかと推測できる。この値についてはさらに継続的に観察していきたい。私見では、このCP市場の縮小が底打ちしない限りは、景気の本格的回復などおぼつかないと考えている。



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年末で仕事が多くブログ更新が滞っていて申し訳ありません。相場の方は、休暇中ということもあり大きな動きもなく、比較的おとなしい年の瀬の相場になりそうです。

さて、休み中に、前から持っていたネット系銀行の口座やカードの整理をしていました。海外FXをにらんでそれぞれの特性を調べてみたわけです。私は、金融関係者ではないので、不十分なところもありますし、常識と思われるところもあるかと思いますが、ちょっとメモを貼っておきます。

1 ソニー銀行
外貨預金の交換レートがいいので前から愛用しています。今回の調べでは、ドル普通預金口座に海外から直接入金可能ということと、円普通預金とドル普通預金が共通の口座番号で入金OKということがわかりました。これは何かのメリットということになるかもしれません。

2 住信SBIネット銀行
イートレード証券時代から使っているSBI証券の口座と互換性がいいのがメリットです。ハイブリッド預金にすれば、預金残高がSBI証券の取引の証拠金になるという点は大いに便利。送金手数料も無料部分が大きく、これもメリットあり。ネット銀行ひとつということなら、今は、ここか。

3 楽天銀行
イーバンク時代よりもメリットが減ったが、ネット銀行の老舗でもあり、それなりに便利なので相変わらず利用中です。とはいえ、現時点ではそれほどの個性はないか。

4 ジャパンネット銀行
ネットで送金するときに、送金名義を自由に書き換えられる。たとえば、FXCMUKは国内の香港上海銀行送金で入金できるが、FXの口座番号とローマ字名義を送る必要があり、そういう時に便利です。この銀行は、ヤフオクなどで利用している人も多く、無料送金の便宜はいいです。

5 新生銀行
ここも前からサブに利用しています。ネット銀行じゃないけど、ネットで便利な銀行で、セブンイレブンのATMでいつも無料で出し入れできるのは便利です。海外からのドル預金への入金もOK。預金残高などで決まるグレードによって銀行送金も10回まで無料。これはかなりありがたいです。

ということで、お金はたいしてありませんが、口座はたくさん持っていろいろと利用してます。何かまた先輩方のアドバイスなどあればうれしく思います。なお、セブン銀行、イオン銀行はまだ口座を持っていません。




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早いもので今年もクリスマスの季節となった。一年の総括は年末にするとしても、今年もまずは相場退場せずにここまで来られたのは祝うべきことだろう。街のイルミネーションも心なしか明るく見える。

年末も、なんとなく、すべてが上昇する相場になりそうな感じで、これもめでたいことだ。こちらの買っているドル円や金の上昇は大歓迎である。(売っている米株はゆっくりと上げて欲しいものだ。)

来年もこの調子ですべてが上がっていくのではないかという見通しも増えてきたようだ。春山さんのところの週末記事で、来年の米株についての米国における見通しが出ていたが、S&P500でGSが1450予測であるのを始め、各社とも大きな上昇を予測しているのがおもしろい。が、「反面、Citiのテクニカル(予想の)チームは、2011年は、NYダウ二桁下落、ドル8%下落、金利4%まで上昇=アメリカのトリプル安を予想している。さて、どちらに軍配があがるだろうか?」とのことである(「二桁」下落というのがちょっと意味がとりにくいが、大幅下落の意味とする。ちなみに、Citiも商品だけは楽観派とのこと。)

私は前から書いているように、2011年のどこかから2012年にかけて、米国トリプル安という見通しなので、このCiti派=悲観派に属する。詳しいことはまた年明けにでも書きたいが、楽観派が増えてきたことには特に注目したい。それは相場の反転の必要条件だからだ(十分条件ではない。)





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このところドル円の動きに月の満ち欠けとの同期が戻ってきているような気もする。前回の新月(月初め)は軽い天井だった。このサイクルだと次の満月21日が軽い底で、そこから再上昇という勘定だが、どうか。
 
金も同じように満月が転機となることがあるので、21日あたりから再上昇を始めるのではないかとも思える。
 
クリスマス前でもあり、トレーダーも休みがちの時期。特に新たな材料もないので、まずは月任せということで様子を見て、クリスマス休暇明けの相場に期待してみたい。


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米長期国債が売られている(利回りは上昇)。良い利回り上昇(景気回復期待)なのか、悪い利回り上昇(国債消化難懸念)なのか、いろいろと説はあるようだが、とにかく利回りは上昇。チャートは10年債の月足であるが、ダブルボトムで上げてきているように見える。4.5パーセントぐらいまでは中期的に上げていきそうだ。原因がはっきりしないのが何だが、若林氏も述べているように2009年が大底だとすると、今回は二番底をつけたということで、十年スパンでは5パーセントあたりに向けてあげていくサイクルとみるのが妥当かもしれない。
 
超長期のことはともかく、中期的には上下しつつも、上げていくであろうから、ドル円もこれにつられるように上昇すると見るのがいいだろう。多くの方が指摘するように、最近のドル円と米長期債との連動性は強い。ただ、ごく当面は、国債の動きのリバウンドもあるだろうから、すぐにとはいえないが、そんなに遠くないうちに85円を超えることは十分に期待できそうだ。ドル円はホールド、豪ドル円もホールドで行きたい。このところ多忙なこともありFXの方は、ただ持って見ているだけになっているが、大きく動くことを期待したい。



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来年からCFDもレバ規制が始まるということでどの業者も12月中に移行処置を講ずるようだ。私の主に使っているCMCも、本拠は英国だが、日本支社があるので、規制にしたがって、証拠金が数倍に上がる。株式指数はレバ10倍、コモディティはレバ20倍の上限となるので、今のFXの50倍はもちろん、来年からのFXのレバ25倍よりもきびしい規制だ。あきらかに、相対取引の業者を淘汰して、取引所取引にまとめたいという金融庁の策略だ。
 
ということで、国内では資金効率が悪すぎるので、徐々にFXもCFDも一部を海外業者に移していきたいと思っている。まずは一番一般的なFXCMUKを調べているが、特に大きな問題はないようだ。スプレッドが若干大きいので、スキャルには向かないだろうが、私は中期取引なので問題なし。ネット取引もiPad,iPhoneアプリからトレードできるのでこちらも問題なし。標準的な機能は備えているし、動きもスムースだ。入金も銀行送金、クレジットカードとそろっており、出金もスムーズなようだ。

自分でやってみてひっかかった点としては、CFDはドル建て口座のみ、円建て口座では不可能(CFDのリストがまったく出てこない)ということだ。これは特に注意したい。ドル建てのスタンダード口座ならFXもCFDもすべてオールインワンでいける。CFDは、主要国株価指数、金/銀、オイルなどあまりたくさんはないが、とりあえずのものはトレードできる。証拠金はひじょうに安い。たとえば、金は1オンスで4ドル(250倍)、ダウは1単位で90ドル(130倍)と格安だ。
 
あと、ドル建て口座では、出金用にドルを受け付ける銀行口座を持っている必要がある。海外にドル口座があれば問題ないし、国内でも、ドル普通預金で、海外からの銀行送金入金(被仕向け送金)ができる口座があればよい。シティバンク・新生銀行・ソニー銀行・みずほ銀行・三菱UFJ銀行などで扱っている。(ドル普通預金でも海外から入金できない銀行もあるので注意のこと。)

なお、ドル建て口座では、税金の計算はやっかいだ。このあたりは今後研究しておきたい。

口座開設は自分は英語でやったが、国内の代理業者経由でも問題ないだろう。ネットでは、代理業者経由で口座を開くと、スプレッドが大きい特別なサーバーにつながって、ずっと差益を抜かれるという説を唱えるひともいるようだが、さすがにそんなことはないと思う。開設時にFXCMが代理店にアフィリエイトを渡すだけではないか。まあ、どうしても気になる人は英語で全部やればいいだろう。

また、FXCMジャパンは、FXCMUKとはまったく無関係なので、相談などはしても意味がない。これも一応注意しておきたい。

今後いろいろわかることがあったら随時書き足していきたい。また、先輩の皆様からのご教示も大歓迎である。








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週のはじめに、株・商品などすべてが上がる相場を予測したが、概略はそれでよかったようだ。ただ、為替の方は、大幅なドル安というわけでなく、いったりきたりではっきりしない動きとなった。

G20前の相場と比較すると、

1 株・商品の上昇傾向は同じ
2 ドル安は弱い
3 ドル円が上昇気味
4 米国債が売られている
5 貴金属は低調

などの特徴があるが、このうち3と4は連関している。広く知られているように、米国債利回りとドル円相場には明確な相関関係があり、利回り上昇(債券が売られる)と、ドル円も上がっていく。

したがって、問題は、この債券の動きであるが、いろいろな解釈はあるだろう。米国経済の成長期待からの売り、財政懸念からFRBの国債買い入れペースがダウンするだろうという予測による売り、州債の不調による連鎖懸念の売り、などなど。いろいろな要素があるうち、どれかひとつを取り上げるとするなら、やはり国債の消化難の予測が第一ということになるのではないか。前回の上昇相場では、文字通りすべてが上昇し、株・商品・貴金属・債券とすべてが買われた。そのためにドルが売られ、ドル円も下降した。

今回は、その中で、株の上昇が特に目立ち、その他の動きはさほどでもない。債券は逆に売られる傾向にある。やはり市場の一部の将来への懸念がそこに表現されているのではないか。債券はやや売られ過ぎの面もあるので、来週は一時若干戻すかもしれないが(ドル円も下降か)、長期的には、売られていく方向を考えておくべきだろう。

となると、今後の年末の上昇相場を牽引するのは、まずは株そして一部の商品ということでいいのではないか。ドル安についてもゆるやかに続くと見たい。ドル円は往復しながらも、もう少し上がると見たい。

ドル円ロングのポジションは持っているだけで上げ下げを見ているだけになっているが、もうちょっと我慢してみたいと思う。ダウゴールドレシオを見ると、なんとなく上昇しそうなチャートである。とするなら、金はしばらくは低調となるのではないか。株が上げて、金が下がるという、株金レシオショート派には具合の悪い相場つきになりそうだ。


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