来年からCFDもレバ規制が始まるということでどの業者も12月中に移行処置を講ずるようだ。私の主に使っているCMCも、本拠は英国だが、日本支社があるので、規制にしたがって、証拠金が数倍に上がる。株式指数はレバ10倍、コモディティはレバ20倍の上限となるので、今のFXの50倍はもちろん、来年からのFXのレバ25倍よりもきびしい規制だ。あきらかに、相対取引の業者を淘汰して、取引所取引にまとめたいという金融庁の策略だ。
ということで、国内では資金効率が悪すぎるので、徐々にFXもCFDも一部を海外業者に移していきたいと思っている。まずは一番一般的なFXCMUKを調べているが、特に大きな問題はないようだ。スプレッドが若干大きいので、スキャルには向かないだろうが、私は中期取引なので問題なし。ネット取引もiPad,iPhoneアプリからトレードできるのでこちらも問題なし。標準的な機能は備えているし、動きもスムースだ。入金も銀行送金、クレジットカードとそろっており、出金もスムーズなようだ。
自分でやってみてひっかかった点としては、CFDはドル建て口座のみ、円建て口座では不可能(CFDのリストがまったく出てこない)ということだ。これは特に注意したい。ドル建てのスタンダード口座ならFXもCFDもすべてオールインワンでいける。CFDは、主要国株価指数、金/銀、オイルなどあまりたくさんはないが、とりあえずのものはトレードできる。証拠金はひじょうに安い。たとえば、金は1オンスで4ドル(250倍)、ダウは1単位で90ドル(130倍)と格安だ。
あと、ドル建て口座では、出金用にドルを受け付ける銀行口座を持っている必要がある。海外にドル口座があれば問題ないし、国内でも、ドル普通預金で、海外からの銀行送金入金(被仕向け送金)ができる口座があればよい。シティバンク・新生銀行・ソニー銀行・みずほ銀行・三菱UFJ銀行などで扱っている。(ドル普通預金でも海外から入金できない銀行もあるので注意のこと。)
なお、ドル建て口座では、税金の計算はやっかいだ。このあたりは今後研究しておきたい。
口座開設は自分は英語でやったが、国内の代理業者経由でも問題ないだろう。ネットでは、代理業者経由で口座を開くと、スプレッドが大きい特別なサーバーにつながって、ずっと差益を抜かれるという説を唱えるひともいるようだが、さすがにそんなことはないと思う。開設時にFXCMが代理店にアフィリエイトを渡すだけではないか。まあ、どうしても気になる人は英語で全部やればいいだろう。
また、FXCMジャパンは、FXCMUKとはまったく無関係なので、相談などはしても意味がない。これも一応注意しておきたい。
今後いろいろわかることがあったら随時書き足していきたい。また、先輩の皆様からのご教示も大歓迎である。
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