ロング＆ショートの実験

数日前のエントリーで書いた金とS&P500のL&Sポジションは理論的におもしろいと思うので、本当にポジションを作ってみた。いずれも当日のレート1060ドルあたりで金100オンスのロング、株100単位分のショート。それぞれ日本円で900万円相当だから為替ではだいたい10枚くらいということになる。予想ではこの秋くらいまでには、S&Pゴールドレシオで0.8くらいには落ちるのではないか。例えば、S&P500が920ドルで金1150ドルというところだ。あまり大きく儲かるトレードではないが、自分の理論の実験としてしばらく置いてみることにしたい。

株も金も上昇すれば、L&Sポジションで損益プラマイゼロ。株も金も下落しても同じくプラマイゼロ。株が上昇・金が下落すれば単純な損となるが、それだけはないという見込み（例のカーブによる）。

自律反発

さすがにユーロが売られすぎていたので自律反発した。忙しいこともあって上昇は買わず。金も上昇しているが、一目の日足の雲がこの先1110あたりにあり、このあたりより上への上昇は難しそうだ。ユーロドルも1.39あたりを多くの人が見ているようだが、上昇には限界があるだろう。自分としては、やはりドル円に一番今は興味がある。これもあちこちで88円底説が流布しており、次の下げを多くの人が期待しているはず。そうなるとさらに下に下げるか、ここからすぐに上がっていくのが常道だが、今回はどうか。