株価は相変わらず上を目指している。ついに、S&Pやダウが最高値を更新してきた。テクニカル的に行くと、このまま上げれば三尊を否定することになり、相当の高値が今後予想されることになる。株のトレーダーにとっては悩ましい事態だ。
為替トレードにとっても、この後の大きなリスクオフに賭けるには危険な領域となってきた。G20でドル円のトレードは一度手じまったが、円安か円高か、もうしばらく様子を見たい。それに対して、ユーロの継続的な下落はまだ止まっていない。ユーロドル、ユーロ円とも週足、月足での下落が続いている。これは米国の緩和に引き続き、ユーロ圏でも緩和政策が続くと見られることによる。今後、リスクオン(米国の相対的好調)にせよ、リスクオフ(米ドルへの性向)にせよ、ユーロの相対的下落はあり得るところだ。
ドル円はゆるやかな上昇あるいは横ばいというところではないか。米国長期債の利回り低落の中で、ドル円がぐんぐん上昇するということもないと思う。
以上から、やはり、ユーロ円のショート継続がよいと判断したい。仕事が忙しいこともあってデイトレードがなかなか難しいので、もうしばらくユーロ円ショートを継続していきたい。戻り売りとショートホールド両面で進めていく。